OLDIES 三丁目のブログ

森羅万象・魑魅魍魎を楽しみ・考える不定期連載ウェブログです。本日ものんびり開店休業中。

3 日々の冒険

火の鳥 4・鳳凰編

火の鳥 4・鳳凰編 本作の主人公は我王と茜丸の二人なのですが、本当の主人公は我王なんでしょう。 それで、茜丸とは一体何だったのでしょうか。 我王のために右腕に障害を負ってその後の人生を狂わされてしまって、結局その後人間に生まれ変わることはないと…

SF怪談 ボタンどうろ 石森章太郎集 現代漫画13 筑摩書房

現代漫画〈〔第1期〕 13〉石森章太郎集 (1969年) ミュータント・サブ・二級天使・テレビ小僧・龍神沼・おかしなおかしなおかしなあの子・ジュン・佐武と市捕物控・ボタンどうろ (挟み込み 月報6) 石森との思い出 赤塚不二夫 ストーリィ・マンガ小論 筒井…

梶谷景美のビリヤード入門

大人の遊びダーツ&ビリヤード入門 (NHK趣味悠々) 梶谷景美のビリヤード入門 (NHK趣味悠々)" title="DVD>梶谷景美のビリヤード入門 (NHK趣味悠々)" class="asin"> DVD>梶谷景美のビリヤード入門 (NHK趣味悠々) 国内 送料無料 DVD NHK 趣味悠々 梶谷景美のビリ…

火の鳥3 ヤマト編・宇宙編

火の鳥 3・ヤマト編、宇宙編 【ヤマト編】 黎明編の少し後の時代の話らしい。 黎明編の最後に崖を登って行ったタケルも登場します。 黎明編では、騎馬民族であるニニギの一族が東征して統一王朝を成立させたはずですが、中央集権体制は長くは続かなかったよ…

火の鳥 2・未来編

火の鳥 未来編 火の鳥 2・未来編 遠い未来、人類が核戦争で滅亡する物語。 どうせ滅亡するのは最後だろうと思っていたら、早々に滅亡してしまって、後は人類滅亡後の描写が延々と続きます。 人類のエピローグのような物語だと思っていたら、プロローグに戻っ…

火の鳥 1・黎明編

火の鳥 1・黎明編 卑弥呼の時代を舞台とした物語。 火の鳥はクマソの国の火山付近に住んでいます。 クマソの国はヤマタイ国に滅ぼされ、ヤマタイ国やマツロ国は馬に乗った騎馬民族・ニニギの一族に滅ぼされます。 人類の歴史は戦争と征服の歴史だったのかも…

山田貴敏版少年探偵団 (3)呪いの指紋

少年探偵団 (3) (ビッグコミックス) 第5の事件 呪いの指紋 実業家の川手氏のもとに脅迫状が届いた! 警察は明智に並ぶと言われる私立探偵・宗方博士に協力を求める! 宗方博士の必死の捜索も甲斐なく、宗方博士の二人の助手や川手氏の二人の娘が次々と殺さ…

廃墟戦隊ラフレンジャー 竹内真

廃墟戦隊 ラフレンジャー 廃墟 コスプレ 演劇 シナリオ執筆 同人 自主制作 友情 努力 勝利 起業 地域経済活性化 フリーマーケット 爆弾テロ ネット工作 ドローン ……以上のようなキーワードがお好きな皆様におすすめします。 2003年夏から2007年3月の間に某大…

手塚治虫の“奇妙”なオムニバス

手塚治虫のさらに奇妙な話 (主婦の友ヒットシリーズ) (私の個人的嗜好に基づいた、あくまでも個人的な感想です。手塚治虫やその作品やそのファンの方々を貶める意図はありません) 2つに折って真ん中でホチキスで止めた週刊誌サイズの体裁。 「奇妙な話」…

テヅコミ 創刊号 Vol.1 個人的ランキング&感想

テヅコミ 創刊号 Vol.1 私はマンガについては全くの素人で知識もないし読んだ作品も少ないので作品論をぶつつもりはありません。 完全に個人的な好き嫌いでランキングをつけさせて頂きます。 1位) 『プリンセスナイト』(原作:リボンの騎士/ローマの休日) …

立体音楽物語「新しい星の生まれるとき」

クラシックの迷宮 ▽立体音楽物語「新しい星の生まれるとき」NHKアーカイブスから 片山杜秀 NHKFM 2018年8月26日(日) 午後9:00〜午後10:00(60分) http://nhk.jp/H34cbJEc 楽曲 「「新しい星の生まれるとき」」 林 光:作曲 語り…村上冬樹、修一…藤田 …

小松亘監督が長い沈黙を破って制作する新作は何とあのドラマの41年後の続編!『たんぽぽ団地の秘密』

【あらすじ】 1973年、つぐみ台三丁目団地のスターハウス棟を舞台としたSF少年ドラマ『たんぽぽ団地の秘密』がTV放送された。 その時に主役を演じていた小松ワタルは現在は俳優を引退し、売れない映画監督となっていた。 監督は思い出の団地が取り壊し間…

華麗なる探偵たち(第九号棟シリーズ) 赤川次郎

華麗なる探偵たち: 第九号棟の仲間たち1 〈新装版〉 (徳間文庫) すごい精神科病棟があったもんだ。 深く考えれば突っ込みどころ満載なのですが、まあ推理クイズ感覚で軽く楽しめばいいかと。 アラフィフにしてようやく赤川作品3冊目。 なお、私が読んだのは…

三の隣は五号室 第一藤岡荘五号室に住んだ人々の生活の断片集

三の隣は五号室 この物語の主人公は、アパートの一室です。第一藤岡荘五号室。 この部屋に住んだ住人の生活の断片が時系列バラバラで描写されています。 ほとんどの住人が一般的な庶民で、特に大きな事件が描かれるわけでもありません。皆さんそれなりに一生…

結婚小説 中島たい子

結婚小説 語り手の女性小説家がそば打ち合コンで映像監督と知り合って……。 まあ両人とも自立した個人であり表現者であり自制が効く性格なので、導き出した結論も理性的なのだった。 これが太宰治のような自制のきかない感情のままに突っ走る性格だったらこう…

運命の階段 L・J・ビーストン TOMOコミックス

犯罪の意外性を追及したL.J.ビーストンの短編よりピックアップした「運命の階段」他2編!! 「運命の階段」 記憶をなくした男・ジャックは決闘代理人として活躍していた。 しかしそんな仕事に嫌気がさし、記憶を取り戻すことに専念しようとする。 そんな時…

田辺書店の事件簿 淋しい狩人 宮部みゆき

淋しい狩人 (新潮文庫) 個人経営の小さな古本屋を営むおじいさんと孫の二人が巻き込まれる事件。 そんなに簡単に事件に巻き込まれて解決できるとは、小説とは事実より奇なりです。 戦争中の悲惨な思い出が巻き起こす 『詫びない年月』 が一番ズシっときまし…

小暮写真館 言葉と人間関係

第三話まではライトノベルしていたのに、第四話は一転して深刻な家族関係の問題となって文学系となりました。 主人公の花菱英一を始めとして、その周囲の人々は皆、他人の心をおもんばかってそっと見守るタイプの人々です。 言葉と人間関係というと、 思った…

都立三雲高校心霊写真調査同好会・小暮写真館(上)

小暮写眞館(上) (講談社文庫) ナミヤ雑貨店の近所にありそうなタイトルだったので読んでみました。 商店街の中にある古い写真館店舗兼住宅に越してきた一家の物語。 私が子どもの頃にはこんな写真屋も多かったのでイメージ湧きます。 こんな住居に引っ越すと…

ナミヤ雑貨店の奇蹟 タイトル通り“奇跡”の物語

ナミヤ雑貨店の奇蹟 (角川文庫) タイトル通り、“奇跡”の物語です。現実にはあり得ない“奇跡”のファンタジーです。 色々な人が運命の輪でつながっている物語です。 「袖振り合うも多生の縁」 です。 網の目のようにつながる人々の関係が神の眼で描かれていて…

白ゆき姫殺人事件 やはり私は古典的作品の世界に逃避したい

白ゆき姫殺人事件 (集英社文庫) ある日、電車の中で主婦と思しき人が単行本を読んでいました。不思議なレイアウトの本で、ツイッターのタイムラインのようなものや雑誌や新聞の記事のようなものが挟み込まれていて、その人は時々そういったページを参照して…

【バイオ教授の殺人ゼミナール 藤本大三郎】サイエンス・ミステリー

バイオ教授の殺人ゼミナール 帯付き画像 舞台はある小さな大学の生化学の教室。教授の名前は藤木倍男。「ますお」と読むのだが「バイオ」と呼ばれている。 それでこの教室のお茶の時間に殺人事件の話題が出て推理合戦する話。 わずか12〜13ページの短い…

プロレス地獄変 社会の縮図

劇画 プロレス地獄変 プロレス業界とは怖い世界だ。 しかしそれは社会の縮図でもある。 社会に出る前にプロレス業界について勉強して免疫力をつけておくべきだと思います。 wikipedia:プロレス地獄変 wikipedia:原田久仁信 wikipedia:プロレススーパースター…

五色の舟 近藤ようこ 太平洋戦争末期、件が誘うパラレルワールド

五色の舟 (ビームコミックス) 人間ポンプや見世物について調べていると、このマンガについて言及されている方がいたので読んでみました。 太平洋戦争末期に身体に障害を負った人々が見世物一座として生きていく様が淡々と描かれています。 “件”という異形の…

クラウドガール 金原ひとみ

クラウドガール 朝日新聞朝刊で連載中の『クラウドガール』が12月30日で完結しました。 二人の若い女性の姉妹が交互に語り手となる記述法。 同じ日常を別々の語り手が語るという面白い趣向。 母親の死の真相はどうだったかというミステリー的な要素もあり、…

ドグラ・マグラ (まんがで読破)

ドグラ・マグラ (まんがで読破) 三大奇書の中の一冊であり、本書を読むと精神に異常をきたすと言われている作品。 いきなり原書を読む自信がないので、まずはまんがで読破版で予習。 なかなか理の通った本格ミステリーで、納得&満足。 ウィキペディアによる…

少女椿 丸尾末広

少女椿 人間ポンプや見世物について調べていると、時々言及がある作品なので読んでみました。 見世物一座の描かれ方を見ると、例えば 『見世物小屋の文化誌』 http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20161105/p1 に収録された 『見世物小屋〜旅の芸人・人間ポンプ…

3分間探偵ゲーム 新保久博

3分間探偵ゲーム―キミの頭脳はどの程度? (1981年) (角川文庫) 読者に挑戦! あなたが探偵になってトリックを推理する47のショートストーリー。 物語のタイトルがミステリー小説のパロディになっていたり (例:「俳人二十面相の挑戦」「ドクター・尿」「罪…

斎藤家の核弾頭 篠田節子

斎藤家の核弾頭 (朝日文庫) 高度管理社会となった日本の近未来。 裁判のコンピュータ化により職を失った最高裁の裁判官・斎藤総一郎は、地上げ屋の嫌がらせに抵抗しているうちに、成り行き上話が大きくなっていき、ついには国家に対して独立宣言をすることに…

沢木耕太郎『春に散る』朝日朝刊連載小説 連載終了

私はスポーツに興味ないというかむしろ嫌いな方で、ボクシングもそうなのですが、この連載小説は毎回面白く読ませて頂きました。 ボクシング生活に未練のある4人の老人がシェアハウスで共同生活を始め、偶然出会った才能ある新人を育てるというアメリカンド…