OLDIES 三丁目のブログ

森羅万象・魑魅魍魎を楽しみ・考える不定期連載ウェブログです。本日ものんびり開店休業中。

3 日々の冒険

だってガチだもの 〜友ヶ島探索編〜 ほとんど唯一の友ヶ島の冊子

だってガチだもの ?友ヶ島探索編? (戦争遺跡・廃墟本) 友ヶ島に関しては、ネットで検索すると色々と記事や画像が出てきます。 しかし、本としてまとまった形になっている資料は意外と少ないものです。 私が調べたところ、本書がほとんど唯一の友ヶ島の冊子…

邪馬台国はどこですか?

邪馬台国はどこですか? (創元推理文庫) 歴史の仮説議論小説。 ブクログや読書ログの感想を読んでると、 「バーでする話じゃない」「私なら嫌だ」 と書いている方がいらっしゃいました。 私などは、酒の席でこんな話をしたいのです。 こんな学術・芸術的な議…

インターネット「印税」生活入門 立石洋一

インターネット「印税」生活入門―出版社なんかもういらない! (MFペーパーバックス) 2000年2月発行の本。発売直後に購入しました。 あの当時の焦燥感・絶望感・現実逃避・妄想に満ちた感情を思い出す本です。 当時の私も必死になっていて本書を購入したのです…

ミッドナイト ブラック・ジャック編 (秋田トップコミックス)

ミッドナイト ブラック・ジャック編 (秋田トップコミックス) (収録作品) ACT.1 脳波が出た! ACT.2 父親の思い出 ACT.3 カササギ運輸・カエデとの出会い ACT.4 クリスマスの奇跡 ACT.5 ニセ札事件 ACT.6 土浦マヒル登場 ACT.7 血液型Pk ACT.8 最終…

まぼろしのルパン帝国 ファーストルパン愛に溢れた一冊

ルパン三世―まぼろしのルパン帝国 (ザ・ファーストTVシリーズ) 昨年春、「ルパン三世DVDコレクション」でファーストルパンを見てブログに感想を書いていました。 途中から『まぼろしのルパン帝国』という本の該当する部分を読むようになったのですが、この本…

ぼくがきみを殺すまで その日は意外と早く来るのかもしれない

2015年の年末に朝日新聞夕刊で連載していた、あさのあつこさん『ぼくがきみを殺すまで』が終了しました。 架空の世界の物語で、カタカナの人名が登場するファンタジー的な舞台でしたが、描かれている出来事は生々しいものでした。 架空の世界の物語なのです…

悩み相談、ときどき、謎解き? 日常の人間関係ミステリー

悩み相談、ときどき、謎解き?―占い師ミス・アンジェリカのいる街角 (メディアワークス文庫) ミス・アンジェリカは、祖母譲りの霊感を持つ街占占い師。 占いを勉強中の私としては、霊感を持つ設定はうらやましい。霊感や超能力にあこがれる平凡な私です。 ネ…

坊っちゃん殺人事件 内田康夫

坊っちゃん殺人事件 (中公文庫) 【登場人物】 浅見光彦……ルポライター。四国松山に漱石、子規、山頭火の足跡をたどる取材に出かけたところ、2つの殺人事件に巻き込まれ、容疑者扱いされる。浅見家の「坊っちゃん」。 稲本敦子(マドンナ)……美熟女。有能な…

マイストーリー 私の物語

マイストーリー 私の物語 朝日新聞朝刊に連載されていた林真理子『マイストーリー 私の物語』が終了しました。 自費出版専門の出版社に勤める中年男性「太田」が主人公の物語。 最初、自費出版する人々との小さなエピソードが幾つか描かれました。 なかなか…

超特急燕号架空乗車事件

死ぬほど愛した…―トラベル・ミステリー (集英社文庫―コバルト・シリーズ) 以前、『超特急燕号誘拐事件』を読みました。 SF KidなWeblog 超特急燕号誘拐事件 http://sfkid.seesaa.net/article/413784201.html 少年少女・ネタバレ談話室(ネタばら…

坂本龍一「エスペラント」

エスペラント 随分前に購入したまましまい込んでいたCD(購入した原因は、エスペラント語に興味があったから)を整理する一環として聴いてみた。 最初は受け付けなかったけど、何度か聴いているうちにクセになるようで、整理するのがもったいなくなってい…

シンクロニシティー ~必然の連鎖~

シンクロニシティー ~必然の連鎖~ 【あらすじ】 森の中を男が歩いている。 「俺がみんなを殺した。俺のせいだ……。」 冬原嶺志は何度もこの夢を見ていた。 3年前に亡くなった兄が残した3歳の息子・利明が女の子と友達になったと言うが、誰もその姿を見るこ…

今野敏『精鋭』連載終了

朝日新聞夕刊に連載中だった今野敏『精鋭』が終了しました。 (1月4日〜9月30日) 主人公・柿田亮が警察学校を卒業して警察官になって特殊急襲部隊(SAT)に入隊して訓練に励む日々を描く。 何か事件が起こるのかと思っていたら、延々と訓練に励む日…

丑三つ時から夜明けまで 名前はついになかった

幽霊の存在が確認され、静岡県警に幽霊専門の部署 捜査五課 が試験運用された時代を舞台とした短編集。 捜査五課による捜査&五課七種警部補による推理 捜査一課米田警部補による推理 どちらも外れて捜査が行き詰った後、捜査一課の「私」が真相に辿り着くと…

ハルさん&瑠璃子さん&ふうちゃん

ハルさん (創元推理文庫) ハルさんは47歳の人形作家。 一人娘のふうちゃんが産まれてすぐに奥さんの瑠璃子さんを亡くし、男やもめでふうちゃんを育ててきた。 今日はふうちゃんの結婚式の日。 瑠璃子さんの墓参りをし、タクシーで結婚式場に向かいながら、今…

誰にも書ける一冊の本 荻原浩

誰にも書ける一冊の本 (光文社文庫) 新聞の書籍広告でタイトルを見た時、本の書き方を指南した本なのかと思いました。 紹介文には以下の文章が。 「父が遺した原稿用紙の束。気が乗らぬまま読み進めるうちに、過去にまつわるいくつかの謎が浮かび上がる。果…

市立結婚相談所・かいつぶりの会

私を悩ますもじゃもじゃ頭 おかんに捧げるバラード かいつぶりの胸の内 ……の3編から成る連作短編集。 市営の無料結婚相談所・かいつぶりの会を舞台とした物語。 第一話ではある女性の婚活が描かれ、第二話では視点を変えて男性の視点から語り直される。 第…

すこし不思議な前世に関する物語

←文庫化されてます カフェ・フロリアンのマスター・ショウは前世の記憶があるという。 そんなショウのもとに、前世の記憶に悩まされる人々が相談にやって来て……。 「調査の結果、前世の記憶だと思われていたものは勘違いであった。 やはり前世なんてものはな…

人生相談は真夜中のバーで  蒼井上鷹

ショットバーのマスター・モーさんが客の人生相談に答えると……。 最初はゆるい日常の謎系ミステリーかなと思ってたら、モーさんが毒殺されかかり、登場人物達に微妙な人間関係の変化が起こり、深刻でブラックな展開に……。 同じ出来事を見ていても、色々な解…

特撮怪獣スぺクタルドラマ 荒神 宮部みゆき

朝日新聞朝刊連載 宮部みゆき『荒神』が終了しました。 怪獣特撮映画+日本版ハリウッド映画のスぺクタル大作でした。 江戸時代中期の山の中の小さな村に怪獣が出現! 隣接し、お互いいがみ合っている小藩に住む人々の運命が交錯する。 主要人物が複数登場し…

生者と死者 ページ数や厚み以上の価値がある本

生者と死者―酩探偵ヨギガンジーの透視術 (新潮文庫) 短編小説が長編小説の中に消失するというトンデモナイ仕掛けの本作がどのように構想され、執筆されたのか。 その裏話的な舞台裏が記された「あとがき」もまた読み所です。 そのあとがきによると、 「しあ…

凸凹サバンナ 『ブラック・ジャック』の弁護士版?

凸凹サバンナ 『ブラック・ジャック』の弁護士版、ということでいいのでしょうか? 主人公が開いた弁護士事務所には本当に色々な人が集まってきます。 著者・玖村まゆみさんは弁護士事務所で働いているということで、その経験も生きているのでしょう。 やは…

イニシエーション・ラブ 分からなかった

天狗になっていた男が反省して、彼女の失言を聞き流して許した。ええ話や〜。 しかしこれのどこが大ドンデン返しなんだろうか、再読する気も起こらないし、と思って検索すると、ネタバレ解説をされている方が。それを読んでようやく意味が分かったのだった。…

贋作『坊っちゃん』殺人事件 の暗澹

↑3つの版があるようです。 坊っちゃんと山嵐が赤シャツと野だいこに天誅を加えて東京に戻ってから3年後。 人混みの喧騒の中で坊っちゃんは山嵐と再会する。 彼らが赤シャツらを殴って松山を出た次の日、赤シャツはターナー島で首吊り自殺をしていたという…

しあわせの書 読者に挑戦!の本(ネタばらし注意!)

しあわせの書―迷探偵ヨギガンジーの心霊術 (新潮文庫) (あらすじ) 迷探偵ヨギ・ガンジー一行が、人探しを頼まれる。 行方不明になった人物は、新興宗教団体・惟霊講会の熱心な信者であった。 惟霊講会の集まりに調査に向かうガンジー一行。 ヨギ・ガンジー…

私はテレビに出たかった 松尾スズキ

←文庫版 ←旧版 朝日新聞夕刊に連載の 『私はテレビに出たかった』 松尾スズキ作 吉田戦車画 が本日12月28日をもって終了しました。 終わるのが勿体ないくらい面白い物語でした。 (あらすじ) 物語は、主人公のサラリーマン(恭一)が遅刻して一目散に走って…

ビッグ錠「三バカ三年生」

「ステキな金縛り」を見てジョージ秋山「ほらふきドンビンジャン」を思い出し、芋蔓式にビッグ錠「三バカ三年生」を思い出しました。 何か情報がないかと検索。 どーでもいんな〜すぺーす ビッグ錠先生・謎の漫画を追え!! http://bako2.way-nifty.com/neog…

知られざる頭脳ゲーム“ゴーモック”

未整理の新聞切抜きを整理していたら、ゴーモックなるゲームの紹介記事が出てきました。 日付は2008年4月10日みたい。 なぜかこの周辺の切り抜きが未整理のままで大量に残っていたんじゃ。 近所にゴーモック倶楽部があれば参加してみたいと思って検索すると…

喫茶店で2時間もたない男とはつきあうな!

喫茶店で2時間もたない男とはつきあうな! (be文庫) 恋愛や会話の能力も経験もない私にとっては身につまされる指摘です。 お説ごもっとも!と平伏しながら拝読しました。 カスタマーレビューや色々な感想を検索すると、色々な意見があるもんですね。 恋愛は人…

終りに見た街 復刊!ついでにDVD化も希望!

本日、新聞の新刊広告を見たら、山田太一さんの『終りに見た街』が掲載されていて驚きました。 もしかして、二度もドラマ化されたことのある、あの作品の原作本なんでしょうか? 公式紹介 http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784094088328 wik…