OLDIES 三丁目のブログ

森羅万象・魑魅魍魎を楽しみ・考える不定期連載ウェブログです。本日ものんびり開店休業中。

大河『義経』がもっと面白くなる『平家物語』

◆◇◆◇◆◇◆ 「少年少女 世界の名作文学」読書ノート ◇◆◇◆◇

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   第15回配本  大河『義経』がもっと面白くなる『平家物語
                        2005.01.23
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 なぜ学です。
 今年もよろしくお願いします。
 少々の事情で、第4日曜に配信しております。
 今後も第2日曜配信を目標に、少なくとも月一度の配信を目標としていきます。

 さて、本年度のNHK大河ドラマは『義経』となりました。
 私は昨年の大河ドラマ新選組!』を応援しており、ブログにて視聴レポートを
連載しておりました
 (『新選組!』をもっと楽しく観よう会
    http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20041115 )
が、その流れで今年も視聴レポートを連載することにしました。

 『義経』については、年末年始の慌ただしい中、まだ第1回しか見ていないので、
まだ本格的に各種ブログでの評価を見たりしていないのですが、まあ期待できるので
はないかというところです。
 ただ、チラッと目に入ってきた範囲では、『義経』に好意的な意見には、ついで
に『新選組!』の悪口を言っている意見が多いのです。
 これには『新選組!』を推してきた私もカチンときます。
 何で『義経』を誉める引き合いに『新選組!』がクササレなければならないのか!
 少々割り切れないところがありますが、批判の応酬は建設的ではない。
 ここはグッとこらえて、『義経』を見ていきます。
 “古典的大河至上主義”による『義経』擁護論にはカチンときてますので、少々
シニカルになることもあるかとは思いますが、そこら辺、私の個性ということでお
許し下さい。

 ということで、このようなレポートを連載していきます。

NHK大河ドラマ義経』を脇役中心に観ていくレポート
   http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20050114

 さて、今回取り上げる名作は、『平家物語』であります。
 実は掲示板で次郎さんにお薦めされたものです。
   http://www.startingweb.com/bbs.cgi?job=viewthread&bbsid=5683&mid=68
 大河ドラマは見ているくせに、それと連動するというアイディアは思いつきませ
んでした。
 次郎さん、ありがとうございます。

 ところで、源平合戦を題材にした古典として、大きく以下のものがあります。


平家物語
 軍記物。作者は信濃前司行長はじめ諸説あるが未詳。
 平清盛を中心とする平氏一門の興亡に即して歴史の激動をとらえている。
 琵琶法師たちの語り(平曲)によって多くの人に享受され、和漢混交文の詞章も洗
練されていった。
 諸本により書名・巻数・文体・内容も多様。
源平盛衰記」(四八巻)はもっとも膨張した異本といえる。
 謡曲浄瑠璃をはじめ後世の文芸に大きな影響を与えた。治承物語。平語。

源平盛衰記
 軍記物。四八巻。作者未詳。鎌倉後期以降に成立。「平家物語」の異本の一種。
 一般に流布した「平家物語」に比べて歴史を精密に再現しようとする傾向が強く、
そのため文体も、やや流麗さを欠く。
 謡曲浄瑠璃など後世の文芸への影響は大きい。げんぺいせいすいき。盛衰記。

義経記
 軍記物語。八巻。作者未詳。室町前期に成立。源義経の悲劇的生涯を描いた一代記。
 義経伝説を多く含み、後世の文学・演劇に豊富な素材を与えた。
 判官物語(ほうがんものがたり)。牛若物語。義経(よしつね)物語。よしつねき。
                    (以上、「infoseekマルチ辞書」より)

 また、源平合戦に先立つ保元・平治の乱を描いた『保元物語』『平治物語』もあ
ります。

 今回、どうせなら『源平盛衰記』『義経記』も読み比べてみよう、と企画してい
たのですが、昨夜読み始めた『平家物語』を読み終えるだけで精一杯でした。
 次回、『源平盛衰記』『義経記』を取り上げたいと思います。

 ◆◇◆  ◇◆◇ 書誌的事項 ◇◆◇  ◆◇◆

 少年少女世界の名作文学(名作文学50巻版)45 日本編1
   『平家物語
         (図書館になかったため、詳細不明です)

 少年少女世界の名作(名作55巻版)45 日本編1(1976年)
   『平家物語』 筒井敏夫・文 武部本一郎・絵
         (次郎さん提供のデータです)

 少年少女世界の名作(偕成社)4(1979年重版)
   『平家物語』日本古典 北村謙二郎・文 羽石光志・絵 
 
 ◆◇◆  ◇◆◇  ◆◇◆  ◇◆◇  ◆◇◆  ◇◆◇

 さて、次郎さんの思い出深い口絵や一の谷の挿絵が入っている名作文学50巻版の
第45巻ですが、残念ながら図書館にはなく、読めませんでした。
 私が頼りにしている図書館には名作文学50巻版は、第41巻と第45巻が抜けていて、
48冊なのです。
 一方、名作55巻版は、34冊しかなく、目当ての第45巻はありませんでした。
 そのため、どの本を読もうかと思案に暮れていたところ、
 偕成社の少年少女世界の名作 http://nazede.gozaru.jp/kaiseisha.html
の第4巻が存在していることを発見。
(この全集は23冊所蔵されているようです。)
 このシリーズも100巻に及ぶ膨大な全集で、研究したい対象です。
 その後何度か縮小再編成され、50巻、40巻、30巻となった版を確認しております。
 今回はこの偕成社のシリーズの正統的な100巻版のうちの第4巻『平家物語』を読
んでみます。

 また、名作文学50巻版の第47巻 日本編3には『義経記』が含まれており、
これは次回取り上げてみます。


 さて、今回読む『平家物語』に沿って見ていきます。
 実は私は『平家物語』は、高校の古典の教科書で一部読んだ程度のもので、読む
のは初めてなのです。
 次郎さんによると、小学館の名作文学50巻版や名作55巻版は、原作の香りをよく
伝えているそうですが、今回の版は原作をどうまとめているかについては、分かり
ません。そこら辺、今後の研究が望まれます。
 ただ、冒頭の有名な書き出しをはじめ、随所に原文の読み下し文が挿入されてい
るのは好感が持てます。

 今回は、NHK大河ドラマ義経』を見ていくうえで、こういった人物やエピソ
ードについて知っておけばより面白く見られるのでは、というポイント中心に見て
いきます。

【前半の主役 平清盛

 前半の主役とも言えるのが、平家の頭領・平清盛です。
 独断即決で冷徹な決定を下す少々恐ろしい人物として描かれています。
 大河では渡哲也演じるこの人が出てくると、ピーンと画面が引き締まります。
 確かに『秀吉』で演じた織田信長ばりの恐ろしさも感じるのですが、一方で義母
池禅尼南風洋子)に頭が上がらなかったり、正室・時子(松坂慶子)にもかな
わなかったり、お徳(白石加代子)という謎の老婆を一目置いたり、敵の一族であ
常盤御前稲森いずみ)に母の面影を見て世継ぎ共々許したりと、今回の清盛は
人間的に甘い部分・弱い部分を持っているように描かれそうです。
 この複雑な心境、まさに前半の主役であります。
平家物語』では謎の熱病にかかって壮絶な最後を遂げますが、そこら辺どんな風
に描かれるでしょうか。

【意外と扱いが小さい源義経

 源義経については、源平合戦の終盤で源氏の現場司令官として登場しています。
 牛若丸と弁慶の五条の橋の上での決闘など、幼少期のエピソードは描かれていま
せんでした。
平家物語』は清盛の死後、色々な人物やエピソードを描いた群像劇の様相を呈し
てきます。
 諸行無常、盛者必衰の理ということで、滅びる者を中心に描いていると言えます。
 とはいえ、源義経も生き生きと鮮やかに描かれており、その後義経の人気が高ま
っていったというのも納得できます。
 また、『平家物語』では全くといっていいほど影の薄い武蔵坊弁慶ですが、松平
健には主役を乗っ取るくらいの演技を期待したいものです。

諸行無常の理 妓王・妓女・仏御前】

 平家物語の冒頭を飾る、華麗で典雅ながら悲しいエピソードの登場人物です。
 飛ぶ鳥を落とす勢いを持つ平清盛が抜擢して近くに置いた妓王。妹の妓女や母親
もその恩恵を受けて優雅に暮らします。
 そこに現れたのが仏御前。最初清盛は仏御前を追い返そうとしますが、情けをか
けたのが却って仇になり、妓王は清盛に追い返されてしまいます。
 妓王・妓女は母親と共に出家します。仏御前も、次は我が身かと世をはかなみ、
共に出家します。
 美しさも舞いの技術も一級ながら権勢家・清盛のために人生を狂わされた人々。
 諸行無常、ひとえに風の前の塵に同じという『平家物語』のテーマをよく表して
いるエピソードです。
 大河では描かれなかったようなのが残念。

【最初の反乱者 鹿ケ谷一味】

 暴虐の限りを尽くす平家一門に最初に打倒の声を挙げた人々。
 俊寛僧都・大納言成親・成経・平判官康頼・荒法師西光、そして彼らを裏切る多
田蔵人行綱など。
 西光法師や俊寛らは激しくもいいキャラクターです。
 鬼界カ島に流された俊寛・成経・康頼のその後や残された家族のことなども描か
れています。
 さて、大河ではどのような役者がどのように演じ、どのように描かれるのでしょ
うか。

【黒幕 後白河法皇

 清盛が川の水やサイコロと並んで意のままにならない、と愚痴った方です。
 平家物語では頼朝とこの方が最後の勝者だとも言われています。
 鹿ケ谷事件から反平家の黒幕でありながら、最後まで生き残ります。
 平幹二朗がどんな風に演じるのか、興味あるところです。

【諫言者 平重盛

 前半のもう一人の主人公とも言える人。
 父・清盛の苛烈な政策にことごとく異を唱え、諫言します。
 平家の中で唯一道理のわかる人格者、という風に描かれています。
 自分の死と引き換えに父が正気を取り戻すようにと願い、神仏に祈って死んでい
きます。
 彼が清盛より長らえ、清盛の死後世を治めていれば平家政権も長く続いたのでは
……?
 大河では勝村政信が演じております。清盛と重盛の父子関係に注目!

【次なる反乱 以仁王令旨】

 以仁王が平家追討の令旨を出し、全国の源氏が立ち上がります。
 以仁王も、最初に呼応した源頼政も失敗するわけですが、ここからいよいよ平家
の凋落は明らかとなっていきます。
 源頼政丹波哲郎)のヌエ退治のエピソードはやるのだろうか。

【豪僧 文覚】

 伊豆の源頼朝に決起を促した荒僧。荒行に耐えるシーンは壮絶。
 いいキャラですが、大河では登場するのだろうか。

【朝日将軍 木曽義仲

 平家を福原京から追い払い、都に入った。源氏の一族だが、頼朝とは系統が違う。
 公家社会のしきたりやマナーに疎く、乱暴者でもあったため、公家や都の住人か
ら嫌われ、頼朝も討伐の軍勢を向ける。
 義経の軍勢と源氏同士の争いを始め、敗北する義仲。
 義経や頼朝のライバルとして十分な存在です。物語中盤の山場とも言えます。
新選組!』では山南敬助堺雅人)の死が大きな山場となりましたが、それに負
けないインパクトを与えてほしいものです。
 小澤征悦には木曽義仲の演技が後の世に記憶されるくらいの演技を期待したいも
のです。
 腹心・今井四郎兼平にも期待したい。

平維盛と滝口入道のエピソード】

 維盛は平重盛の嫡男。源氏との戦いでは、亡き父に代わり、度々総大将を務める
が、成果を上げることができない。
 頼朝との内通を疑われ、かつて父に仕えていて出家した滝口入道に弟子入りして
出家し、修業の後入水します。
 偉大な父を超えることのできない重圧がもたらす悲劇。
 演じる賀集利樹は「仮面ライダーアギト」だとか。
 なら『新選組!』で斎藤一を演じた“仮面ライダークウガオダギリジョーに劣
らない演技と人気が望まれます。
 
【二代目 平宗盛

 清盛の後を継いだ二代目だが……。義経とは兄弟同然に育てられたという設定。
 しかし、目的意識の差が大きな違いをもたらした……。
 ちなみに、演じる鶴見辰吾は私が一番好きな大河ドラマ毛利元就』で、桂広澄
草刈正雄)の子を演じていた。
 渡辺勝(榎木孝明)の子・渡辺通を演じたのは平重盛を演じる勝村政信です。

【勇猛果敢 平知盛

 兄宗盛とは違い、豪勇な武将として描かれています。
 実は清盛・重盛亡き後、一門の中で最も大将としてふさわしい人物ではなかった
かと……。
 阿部寛がどのような知盛の演技を見せてくれるか、期待しましょう。

【大物 梶原景時

 石橋山の戦いで敵方の頼朝を助け、後に頼朝の臣下となる。
 頼朝の信任あつく、頼朝の名代として義経を監視する。
 戦の方針ではしばしば義経と対立。
 ううむ。これが後に頼朝と義経の対立を招くのか。
 演じるのは中尾彬。やはり、タダでは終わりそうにない雰囲気である。
 
【ほとんど出てこない源頼朝

 今回読んだ本では、源頼朝はほとんど出てきません。カットされたのだろうか。
 最後に義経と戦うことになる頼朝こそ、今回の大河のポイントでしょう。
 この頼朝が義経以上の支持を集め、人気を得ることが、『義経』の作品としての
幅の広がり、作品としての成功と言えるでしょう。
 中井貴一義経を上回る演技を期待したいところです。

 他にも那須与一の扇討ちのエピソードや熊谷次郎直実と敦盛のエピソード、義経
の八艘飛びなどのエピソードなど、見どころが満載です。

 さあ、NHK大河ドラマ義経』がますます楽しみになってきました。


【コメント、トラックバック歓迎します!】

NHK大河ドラマ義経』を脇役中心に観ていくレポート
   http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20050114
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   ◇◇◇なぜ学 読書調査◇◇◇
  日本人の読書体験を徹底調査!!……とは大袈裟な。

  日本人に広く膾炙する今回の作品。
  この作品の読書体験を問う!
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問)『平家物語』を読んだことありますか。

古文の原文で完読した                (5票) 11%
完訳版で読んだことある               (4票) 9%
縮訳版やマンガ版や絵本で読んだことある       (7票) 15%
古文のテキストや古文の試験問題として読んだことある (19票) 40%
ない・その他(コメントお願いします)        (12票) 26%

 開始:2005年01月23日/締切:2005年01月31日18時
 投票数:47票/コメント数:1件

【コメント】
2005年01月23日21時39分08秒 お名前:なぜ学
コメント:
 メルマガ最新号では、NHK大河ドラマ義経』にちなんで、『平家物語』を読んでみました。
 古典の授業やテスト問題としてメジャーな教材なので、あえて「読んだことない」を「その他」とまとめました。
 私は授業やテスト問題を除いて、読んだのは今回読んだ子ども向けの縮訳版が初めてです。
 縮訳版でもいいから、『平家物語』を読んでおくと、より一層『義経』を面白く見ることができるでしょう。
 ●縮訳版やマンガ版や絵本で読んだことある
【考察】
 大河ドラマで話題の『平家物語』がテーマの割には、意外と投票数が伸びなかったですね。
 最近、投票数が少なくて寂しい。
 今回は日本の古文がテキストなので、「古文で完読」という選択肢を入れましたが、
やはり投票される方がおられました。次回からは外国文学も「原書で完読」を入れるべきか?
 一番多かったのが古文のテキストや試験問題として。『平家物語』は、入試に頻出のようです。
 それに並ぶのは、『源氏物語』『徒然草』『枕草子』あたりか?
 私、『源氏物語』も、古典の授業で読んだだけです。
源氏物語』の少年少女向け翻訳はあるのでしょうか?いつかはメルマガで特別編としてでも取り上げたいですね。

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未来少年コナン 第8話 逃亡
   http://blog.livedoor.jp/sfclub/archives/12276250.html

======編集後記================================================================
 またもや時間配分の失敗から、準備不足により、読み出したのは昨夜深夜から。
 日曜の朝から必死に読み、書いてようやく発行にこぎつけました。
 書いても書いても終わらないような気分でしたが、ようやく一息つけます。
 メルマガのコンパクト化は、そんな忙しい私が思いついたアイディアです。
 このアイディア、どうでしょうか。
 ご意見ご感想お待ちしております。
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