新選組が、過激尊攘派の計画を掴み、会津藩に報告。
しかし、会津藩の中にも、事なかれ主義の重役がおり、出動しないことを主張。
これでは幕府の先も思いやられる。
新選組は、近藤局長が選抜した10人の小隊と土方の本隊に別れて尊攘派の密会を調査。
近藤小隊が池田屋で発見し、乱闘となる。
沖田が多くの武器を発見、ここにいるのは確実だというのに、2階に上がったのは近藤と、近藤局長が連れてきた谷昌武(浅利陽介)のみ。近藤局長が浪士達とチャンバラを始めた時は、他のメンバーは下で武器をくくったりしていたというのが少々間が抜けていた。
近藤は昌武に「土方らに伝えよ」と走らす。昌武に危ないことさせず、始めから伝令に使うつもりだったのだな。
しかし、浪士達は一体何人いたのだろうか。さすがに新選組は強く、どんどん斬っていくように見えるが、次から次へと現れて来る。戦いは池田屋の2階、1階、さらに裏側や正面といった外にも及ぶ。その広い範囲で延々と戦いが続いていく。
新選組隊士を斬って裏口から逃げた浪士もいたようだが、それでも延々と戦いは続く。
あらかたけりがついたと思われる頃、ようやく土方の本隊も到着。それでも敵の浪士は結構残っており、井上源三郎(小林隆)や斎藤や原田などの見せ場を作った。
さらに、武田観柳斎(八嶋智人)に「遅い!」と叱られながら 松原忠司(甲本雅裕)や河合耆三郎(大倉孝二)の隊も到着。
3つに別れていたのか。河合はこの後戦闘に参加したのだろうか。
観柳斎の報告によると、
「殺傷7名、捕縛4名。大勝利です」
とのことだが、もっと斬られていたような気がする。
また、新選組の被害は
「死亡1名、重症2名」
とのこと。