OLDIES 三丁目のブログ

森羅万象・魑魅魍魎を楽しみ・考える不定期連載ウェブログです。本日ものんびり開店休業中。

第5回 五条の大橋(2/6)〜義経ストーカー候補・大日坊春慶登場!

 治安の悪い都の夜道を、女装して笛を吹きながら歩くとは、襲ってくれといっているようなものではないか。
 徳子(中越典子)の入内について話し合う平家の奥方達。大勢で話しているうちに妙案が浮かぶ過程が面白い。

 うつぼ、とは、女の名としてはまた奇妙な名前である。結構グロテスクで凶暴な魚ではないのか。
 確か忍者ものの名作『仮面の忍者赤影』で、卍党の別名をうつぼ忍群と言っていたのではないか。

 車の中で「遮那王」の名を聞いて眉をひそめる時子(松坂慶子) 。
 確か「遮那王」とは、鞍馬の寺に入ってから覚日律師(塩見三省)に付けてもらった名前ではないだろうか。
 何で時子が知っているのだろうか。寺から報告が行っていたのだろうか。

 義経と常盤の出会いは、何だか不自然。何であんな所で常盤が舞いを舞っていたのだろうか。
 また鬼一法眼(美輪明宏)のような、幻の存在かと思った。
 そもそもあの場所は鞍馬寺の下の石段なのか、それとも都の近くの良く似た場所なのか。
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