OLDIES 三丁目のブログ

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『快傑ゾロ』がアニメ化されていた!

快傑ゾロ [DVD] 快傑ゾロ (角川文庫)

快傑ゾロ』がつい最近連続アニメ化されていたんですね。
 昨日、目覚まし代わりにサンテレビをタイマーセットしていたら、いきなり始まったのでびっくりしました。
 それが運よく第一回目であり、幸い初回から見ることができました。
 
“ゾロ”といっても、日曜朝からやっている「かいけつゾロリ」じゃありませんよ。
 ジョンストン・マッカレー原作の冒険活劇小説で、何度も映画化やTVドラマ化されたそうです。
 その『快傑ゾロ』が、日本で連続アニメとなっていたとは。
 
 私、『快傑ゾロ』『ゼンダ城の虜』『紅はこべ』といったタイプの冒険活劇小説が大好きです。
  ゼンダ城の虜 (創元推理文庫 F ホ 4-1 Sogen Classics) 紅はこべ 痛快世界の冒険文学 (14)  創元推理文庫版『紅はこべ』
 創元推理文庫の「怪奇と冒険」シリーズに収録されていましたな。
 こういったタイプ、いわば大衆娯楽冒険物語の王道を行くような物語は、基礎知識としてぜひとも読んでおきたいものです。
(A・デュマの『黒いチューリップ (創元推理文庫)』は、『ラ・セーヌの星』の影響で、同じ系統の物語かと思ってましたが、アマゾンカスタマーレビューで書かれている如く、別物でした。
 ただし、アラン・ドロンの映画版『黒いチューリップ [DVD]』は、冒険活劇でした。)
 
 それで問題の『快傑ゾロ』です。
  http://www.at-x.com/program_detail/index.html?pid=1317
 どうやら衛星放送で放送されていたようだ。私が知るはずなかった。
 私は今でも衛星放送やケーブルTVは契約しておらず、地上波TVだけしか見られない身分である。
 
 しかしこんな面白いアニメ、衛星放送でだけしか放送されなかったとはもったいない。
 娯楽冒険活劇の基礎的要素をこれでもかとばかり詰め込んだ、王道を行く番組である。
 子どもや若者に受けるのは間違いない。
 また、過去何度も映画化・TV化された作品だから、オールドファンも呼べる。
 しかも原作は古典的名作だから、名作劇場ファンも呼ぶことができる。
 これほど素晴らしいアニメがまだほとんど知られずに埋もれていたとは!
 今後、地上波で再放送を繰り返して知名度とファンを増やしていくことが望まれます。
 
 なお、「たのみこむ」では、DVD化のリクエストが寄せられています。
  http://www.tanomi.com/metoo/naiyou.html?kid=8707
 
 さて、原作の方ですが、創元推理文庫と角川文庫から出ていたのですが、どちらも絶版となっております。
 数年前、『マスク・オブ・ゾロ』が映画化されたのですが、もう絶版とは早い。
  マスク・オブ・ゾロ [DVD] マスク・オブ・ゾロ (ハヤカワ文庫NV) 
 しかし、今回検索したところ、どうやら『マスク・オブ・ゾロ』の続編が公開予定の様子。
(『レジェンド・オブ・ゾロ』)
 そこで創元推理文庫から新版が12月中旬に発売される模様。
   http://www.tsogen.co.jp/np/detail.do?goods_id=3452
 今回サンテレビでの再放送も、この流れに沿ったものなのか?
 ともかくこれでまたしばらく、『快傑ゾロ』ブームが見られそうです。
 これを機会にアニメの方も知名度を上げ、『快傑ゾロ』ファンが増えれば面白い。
 
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  http://nazede.gozaru.jp/mmm.html
でも、『快傑ゾロ』を取り上げねばなるまい。
 
快傑ゾロ ZORRO』平日AM07:00〜 サンテレビで放映中!
  君は「おっ!サンテレビ」を知っているか
   http://yorodzu.seesaa.net/article/10798980.html
快傑ゾロ【新版】、ついに登場!
 快傑ゾロ 【新版】 (創元推理文庫) 快傑ゾロ 【新版】 (創元推理文庫) 


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