昼食時に職場の食堂TVがNHKの番組案内を放送していて、「上方演芸」の寄席芸特集の案内をしていた。
http://www.nhk.or.jp/osaka/guide/kamigataengei-hall.html
これは見なあかん、と7月19日24時(18日0時)の放送を心待ちにしていて録画したのをようやく見た。
寄席芸とは、寄席で落語や漫才と共に披露された芸。なお寄席とは、色々なものを“寄せ集めた”ということから来た名称だという。
登場したのは、
姉様キングス お座敷唄・阿呆陀羅経(あほだらきょう)
林家染丸一門 三人羽折(富士の裾野)・松づくし
横山ホットブラザーズ
河内家菊水丸
こんな芸は華やかでいい。
姉様キングスは音曲漫才の正統派か?色々なタイプの唄をサンプルとして見せてくれた。
“松づくし”は、本当に日本的な文化を感じさせる。
横山ホットブラザーズは時間も長く、たっぷり見せてもらった。
『世界に一つだけの花』をのこぎりで演奏したのは素晴らしかった。今後も定番としてやってほしい。
他、会場の人のリクエストに応えて「北国の春」などを演奏したが、もし知らない曲を言われたらどうするのだろうと気になったが、こんなことを気にする私はやはり気が小さいのだろうか。
楽器を演奏しながら行う漫才は“音曲漫才”というのだとか。
私は以前から横山ホットブラザーズが好きで、そのことは前に書いたことがある。
■横山ホットブラザーズの「♪ドドドソドソド♪」
http://yorodzu.seesaa.net/article/10537107.html
“音曲漫才”という言葉やジャンルのことは全然知らなかったので意識しなかったが、私の求めていたのはこれだと思いました。
漫才や落語、或いは音楽などにはあまり興味が湧きませんが、喋りに音楽が入ってくると興味が出てきます。
こういったジャンルはもっと注目されてほしい。
出でよ、音曲漫才の新人。
大学なんかに“音曲漫才部”ができても面白い。自分の好きな楽器を使って演奏&漫才をするのだ。
私ならやはり、アコーディオンを使うか。
テルミンもやってみたい。黒い礼服を着てブラックなお笑いをするのである。
(追記)
コメント欄でミドリ様から、「おしどり」という音曲漫才若手コンビについて教えて頂きました。
現在、ウィキペディアには項目はありませんが、はてなではキーワード化されています。
ハリガネアートという、見て楽しむ要素もあるようです。そういえば、飴細工だとか切り絵なんかも残しておきたい職人芸だ。音曲漫才に職人芸の要素が加わったとは面白そうだ。
こういった芸を育て、継承していく文化的環境は必要だ。
おしどり http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%AA%A4%B7%A4%C9%A4%EA
ケンパル http://d.hatena.ne.jp/keyword/%a5%b1%a5%f3%a5%d1%a5%eb
衣笠雅子 http://d.hatena.ne.jp/keyword/%b0%e1%b3%de%b2%ed%bb%d2
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