◆◇【少年少女世界の名作文学ブログ・完全版】◇◆
第11回配本 くるみ割り人形 本当に恐ろしいクリスマス童話
(メルマガ 少年少女世界の名作文学ブログ・速読み版 の完全版です。)
http://nazede.gozaru.jp/mmm.html
- 作者: E.T.A.ホフマン,ズザンネコッペ,リスベートツヴェルガー,E.T.A. Hoffmann,Lisbeth Zwerger,Susanne Koppe,池田香代子
- 出版社/メーカー: BL出版
- 発売日: 2005/12/01
- メディア: 大型本
- 購入: 2人 クリック: 30回
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毎月1回を目標にしているこのコーナー、12月号はクリスマスにちなんで『くるみ割り人形』です。
実は私は『くるみ割り人形』は読んだことなくて、クリスマスに関するお話、という印象はありませんでしたが、何かを検索していると偶然以下のページに辿り着き、これもクリスマスにちなむお話だ、と認識したわけであります。
昭和30年代生まれに贈るオンラインマガジン EMIT
めもあある図書館 くるみ割り人形
http://www.emitefil.com/column/books/kurumiwari.html
懐かしい時代をテーマにしたサイト。私にも共通の記憶が沢山あります。プロの編集者が作成しているようで、サイトの作りもうまい。要チェックのサイトです。
そういえば昔、私が幼なかった子どもの頃、クリスマスが近い時期にスペシャルアニメとして『くるみ割り人形』が放送されたことがあります。それをもとにしたアニメ絵本も出て、妹が買っていました。
このアニメもアニメ絵本についても内容については全然記憶には残っていないのですが、アニメ絵本の表紙だけは鮮明に覚えていて、アマゾンなどで色々と検索したのですが、見つけることができません。アマゾンで表紙が出ている本の中にはありませんでした。表紙は鮮明に覚えているのだから、アマゾンや図書館などで『くるみ割り人形』の絵本を片っ端から調べていけば分かるのでしょうが……。
また、スペシャルアニメについても調べてみたのですが、分かりませんでした。時期的にはサンリオの映画が合っているのですが、これとは違います。
- 作者: 辻信太郎
- 出版社/メーカー: サンリオ
- 発売日: 2001/06/01
- メディア: 単行本
- クリック: 18回
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さて、小説の『くるみ割り人形』についてですが、作者は幻想的・怪奇趣味の作家E.T.A.ホフマンです。
ホフマンについては私は子ども向けの『黄金の壷』を読んだことがあり、詳細なストーリーは忘れましたが、あの不気味で不思議な感覚は強烈に記憶に残っています。
このホフマンの作品『ファルーン鉱山』が、前回読んだ『愛の一家』と同じ巻に収録されていたので返却する前についでに読んでみました。これもやはり不気味で不思議な作品で、これについてはブログに書いてみました。
■[名作文学]ホフマン『ファルーン鉱山』のトルベルソン
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20061207
『黄金の壷』『ファルーン鉱山』のホフマンが描く美しいクリスマスファンタジー……と予想していたのですが、やはりあのホフマンです。一筋縄ではいかない作品です。
クリスマス・イブの夜、大変立派な衛生顧問官シュタールバウム家の子・マリーは、判事をしているドロッセルマイエルおじさんから、機械仕掛けのお城をプレゼントされます。兄のフリッツや姉のルイーゼ達と一緒にプレゼントのおもちゃで遊んでいるうちに、不恰好なくるみ割り人形を見つけ、気に入りますが、兄のフリッツが乱暴に扱ったために壊れてしまいます。マリーはくるみ割り人形に包帯を巻いてベッドに寝かせ、大事に看病します。
その夜、マリーが遅くまで人形遊びをしていると、七つの首を持つねずみの王様率いるねずみの軍隊に襲われ、左腕でガラスの戸棚にもたれたはずみでガラスを突き破り、左腕を傷付けます。
そこにくるみ割り人形が人形達を率いて救援に駆けつけ、ねずみの軍隊と激しい戦いを繰り返します。
くるみ割り人形が危機に陥った時、マリーはくつを投げつけ、そのまま気を失います。
実は、マリーが見た夢のお話でした。めでたし、めでたし……。
……と、ここで終わればめでたしめでたしなのですが、実はまだ続きがあるのだから複雑です。
翌朝、マリーは医者のシュテルン先生の診察を受け、二三日の間、ベッドに寝たまま薬を飲んで養生することになります。
そこにドロッセルマイエルおじさんが見舞いに来て、くるみ割り人形にちなむ昔話を三日に渡ってしてくれます。
このお話も長くて複雑で不条理なお話なのです。
あるお城に生まれた王女ピルリパート姫が、ねずみのマウゼリンクス夫人の呪いのために不恰好なくるみ割り人形にされてしまいます。王様はその責任をお城の時計造り職人のクリスチャン・エリーアス・ドロッセルマイエルに押し付け、ドロッセルマイエルは15年に渡って治療法を捜し求めます。
15年目に故郷が懐かしくなってニュルンベルクに帰ったドロッセルマイエルは、人形作りをしている弟のクリストフ・ツァハリーアス・ドロッセルマイエルとその息子(若いドロッセルマイエル)がそのカギを持っていることを発見し、若いドロッセルマイエルと共にお城に帰り、若いドロッセルマイエルはお姫様を元通りにしますが、今度は若いドロッセルマイエルが呪いにかかって不細工なくるみ割り人形に変えられてしまいます。
ねずみのマウゼリンクス夫人は若いドロッセルマイエルに殺されますが、死ぬ間際に、7つの冠をかぶった息子がかたきを取るだろう、と予言します。
醜くなった若いドロッセルマイエルはお城から追放されますが、その後、王子様になってニュルンベルクのお父さんの店に立っていたという話です。
めでたし、めでたし……。
……と、ここで終わればめでたしめでたしなのですが、実はまだ続きがあるのだから複雑です。
マリーの腕の傷の治癒は長引き、病気療養は続きます。
その後、毎晩ねずみの王様が現れ、マリーに生け贄を要求していきます。
マリーの両親やドロッセルマイエルおじさんはねずみ退治を始め、ドロッセルマイエルおじさんはネズミ捕りの罠を仕掛けますが、効果はありません。
しばらくマリーは生け贄を捧げますがやがて要求はエスカレートしていき、マリーはくるみ割り人形に相談します。くるみ割り人形はマリーに武器を求め、マリーは兄のフリッツに相談し、フリッツは兵隊の人形の剣をくれます。
その夜、マリーはくるみ割り人形に起こされます。くるみ割り人形はねずみの王様を倒したと言い、その証拠に王様がかぶっていた王冠を渡します。
そしてくるみ割り人形はマリーをお菓子の国・マルチパン王国のマルチパン城に招待してくれます。楽しい時間を過ごすマリー。次第に高く高く上へ上へと登っていき……。ドシンと転落します。
実は、マリーが見た夢のお話でした。めでたし、めでたし……。
……と、ここで終わればめでたしめでたしなのですが、実はまだ続きがあるのだから複雑です。
夢から覚めたマリーは両親に夢の話をしますが、信じてもらえません。証拠にねずみの王様がかぶっていた七つの冠を出すと、どこから取ってきたと激しく追及されますが、ドロッセルマイエルおじさんは、これは古い時計の鎖についていた冠で、マリーの2つの誕生日の日にあげたものだ、ととりなします。
マリーは、おじさんのおいの若いドロッセルマイエルがくるみ割り人形ではないかと問いますが、両親にそんなことを言うのは失礼だ、と叱られます。
マリーは夢に見たお菓子の国のことが忘れられず、心の中はそのことで一杯になり、やがてマリーは、静かに考え込んで座っているのが好きになり、“小さな空想屋ちゃん”と呼ばれるようになりました。
しばらくたったある日、ニュルンベルクからドロッセルマイエルおじさんの甥が訪ねて来て、マリーは一目で彼が好きになります。
その夜、少年はマリーをガラス戸棚の前に呼び出し、片方のひざをかがめてお辞儀をして言います。
「お嬢さま、わたくしは、あなたから命を助けていただきましたくるみ割りの若いドロッセルマイエルでございます。」
彼は今、マルチパン城の王であり、マリーを城に誘います。
うわさによると、それから一年たったある日、若いドロッセルマイエルは、銀の馬がひっぱる金の車にマリーを乗せてマルチパン城へつれていったということです。
そしていまもマリーは、きらきら光る美しいクリスマスの森のマルチパン城のおきさきで、王さまと仲よく暮らしているということです。
これで、くるみ割り人形のお話は、ぜんぶおしまいです。
不思議なお話です。
単純にめでたし、めでたしでは終わりそうにない複雑な構成です。
いっそのこと夢オチで終わってくれた方がすっきりします。
先にリンクした、この物語を知るきっかけとなったサイトでは
「夢と現実がメビウスの帯のように繋がり、どちらの世界が現実なのかわからなくなる。」
と書かれています。まさしくそんな感じであります。エッシャーの描く不思議な絵画を思わせる世界です。
一番変なのは、判事をしているというドロッセルマイエルおじさんの存在でしょう。
やせて背が低く、顔はしわだらけで右の目に黒い膏薬をぺったりと貼っています。
しかし手先が器用で、時計やカラクリ仕掛けのお城などの設計・修理が得意であり、また子ども好きで心が優しくて色々なおみやげを持ってきてくれるため、子ども達からは人気がある、と書かれています。
奇妙なことにこのドロッセルマイエルおじさん、マリーが見つけたお気に入りのくるみ割り人形にそっくりなのです。いや、くるみ割り人形がドロッセルマイエルおじさんにそっくりだ、というべきか。
そして物語の中では、ドロッセルマイエルおじさんとくるみ割り人形に関係があるような記述が続きます。
そこら辺の不思議な雰囲気、ホフマン話法の真骨頂でしょう。
そしてドロッセルマイエルおじさんは、くるみ割り人形に関するねずみの呪いの話をしてくれます。
このお話、何だかドロッセルマイエルおじさん自身に関係がありそうです。
ドロッセルマイエルおじさん自身が、お城で時計職人をしていて責任を押し付けられて追放されたクリスチャン・エリーアス・ドロッセルマイエルであって、マリーお気に入りのくるみ割り人形が若いドロッセルマイエルのように思えてきます。
しかし、そうだとしても昔話では、若いドロッセルマイエルは人間に戻って王子様になったということだから、説明がつきません。この辺りから現実と夢の境界がぼやけてきています。
それにしてもドロッセルマイエルおじさんには謎の部分が多すぎます。
マリーが人形達とねずみ達の戦争を見た夜、その始まりを告げるかのように現れて掛け時計の上に座っています。
マリーが回復して目を覚ました後、ベッドの枕元で変な行動を取りながら変な歌を歌って、マリーのみならず兄のフリッツやお母さんをも驚かせます。
「病人の枕元で歌う時計造りの歌の文句」
だと誤魔化しますが、やはり変です。ホフマン効果です。
ドロッセルマイエルおじさんは、手先の器用さを生かして、壊れたくるみ割り人形を直してくれます。
フリッツが剣がない、と指摘すると、「剣が欲しかったら自分で探せばいい」と不機嫌になります。
後にくるみ割り人形は剣がないためにネズミ達の乱暴をしばらく見過ごすことになり、マリーに剣を要求します。
また、ねずみの王様がかぶっていた王冠が、実は以前ドロッセルマイエルおじさんがマリーにあげたというものであり、何やらねずみの王様と関係がありそうです。
ううむ、こうなるとドロッセルマイエルおじさんがねずみ達の味方に属しているのではないかという疑惑も出てきます。
物語に描かれているドロッセルマイエルおじさんは、冒頭に説明されているように優しいという感じではなく、ぶっきらぼうで何を考えているか分からない人、というイメージがあります。
とはいえ、くるみ割り人形に剣を持たせなかったのは単に忘れたからであり(そもそも最初に人形が剣を持っていたという記述はない)、人形とねずみの戦争の前に時計の上に座っていたというのは、単にマリーが一方的に見た夢だ、という解釈もできます。
となるとやはりドロッセルマイエルおじさんは、マリーやくるみ割り人形の味方に属する人物でしょうか。
しかしマリーが見た夢の話をすると、おじさんは即座に馬鹿にします。そんなことはあるか、とあくまで夢の話と思っています。自分がくるみ割り人形に関する不思議な話をしてマリーに呪いの話を信じ込ませたくせに、マリーがそれを信じると否定するのです。
マリーがねずみの王様をやっつけたくるみ割り人形に連れられてお菓子の国に行った話をした後、
「そんな、ばかなことってあるものか。」
と否定します。
その後、マリーが
「ねえ、くるみ割りさん、生きかえってちょうだい。」
と言うのを聞くと、
「やれやれ、まだあんなばかなことをいってる!」
と大声で言います。
ここがもし、
「いやあ……(ゴニョゴニョ)」
と、思わせぶりな言動を取って、くるみ割り人形との関連がありそうな仕草をしてくれた方が、まだ納得できるでしょう。このドロッセルマイエルおじさんの否定的な態度こそが、この物語の夢と現実の境界をあいまいにしている要因といえます。夢と現実をあいまいにするホフマン話法、恐るべし。
実は作者のホフマン自身が判事をしていたようです。つまりこのドロッセルマイエルおじさんは、作者のホフマンの分身というわけです。この人物が疑惑の根源というのも当然のことでしょう。
最後に登場する、ドロッセルマイエルおじさんのおいの言動も変です。
夜にマリーを呼び出して、あなたに人間に戻してもらって今では王様となっている、と言うのです。
しかしドロッセルマイエルおじさんのお話では、若いドロッセルマイエルは既に人間に戻って王子になっているはずであるし、マリーが人間に戻す文句を言ったその日のうちに訪ねて来て、その時点で既に王様になっているとは、時系列的におかしい。
それに、こんな大事なことを皆の前で言わず、夜中にマリーだけにこっそりと言うのもおかしい。
人間に戻るまでの間、父親やおじのドロッセルマイエルとの関係はどうだったのでしょうか。
それに、1年後に若いドロッセルマイエルがマリーを連れて行ったって、どう考えてもマリーは幼すぎないか。
やはりこの物語は、夢と現実が混然としています。
所詮この物語は夢と現実が混然とした物語だ、そんな風に書かれているのだ、それがホフマンの作風だ、と言われればそうかもしれません。
しかし、あえてこの作品を、一つの完璧な世界観を持った作品と見て、マニアックに裏読みして無理やり解釈してみると、恐ろしい解釈が思いつきました。
そこまで考えるのはやりすぎだ、邪推に過ぎない、と言われるかもしれませんが、私が思った少し残酷で恐ろしい解釈について書いてみます。
実は、クリスマスの夜にマリーがくるみ割り人形とねずみ達の戦争を見てから、マリーの健康状態は優れません。マリーは寝たり起きたりの生活になります。
しかも、毎夜7つの首を持った不気味なねずみの王様が現れて、生け贄を要求して脅迫します。
また、両親との意思疎通もうまくいかないようです。
ねずみの王様の王冠を見せた時の両親の追及は激しすぎるものでした。
「もう一度そんなことをいったら、くるみ割りも、それからおまえのほかの人形たちも、みんなこの窓からほうり投げてしまうよ。」
そしてマリーは空想の世界に逃避し、“小さな空想屋ちゃん”と呼ばれるようになります。
今の言葉で言うと、引きこもり状態となってしまうわけです。
クリスマスの夜からここまで、少しづつ悪くなっているようです。まるで覚めない悪夢を見ているようです。
そしてドロッセルマイエルおじさんに
「やれやれ、まだあんなばかなことをいってる!」
と大声で言われ、驚いて椅子から落ち、目を回してしまいます。
この時点で、悪夢が良い方に転機するようです。
目を覚ますと、若いドロッセルマイエルが訪ねて来ています。
しかしその後の展開も、現実的とは言えず、夢の中の世界のようです。
ちょっと残酷でかわいそうな解釈なのですが、私には、この物語全体が、マリーがクリスマスの夜から見続けている、覚めない夢の物語なのではないか、と思えてなりません。
そして椅子から落ちたのが転機となり、マリーはついに悪夢から解放されて現実の世界から旅立っていった……。
クリスマスの物語として、あまりにも残酷で悲し過ぎる解釈でしょうか。
実は私自身が負け組・下流・経済弱者・ワーキングプアという現実の厳しさに直面しており、悲観的で逃避的になっております。
こういった現実の世界の厳しさに直面している私には、いい夢を見ながらこの世を旅立って行くということは、辛いものだとは思えず、むしろいっそのことそうなってしまいたいという憧れがあるのです。
折角のクリスマスに、寂しくて逃避的な私の思考をさらけ出してしまいました。
気分が沈んでしまった方には申し訳ありません。
しかし、これは思考の過程がマイナス方向に行ってしまっている私が解釈してしまったから悪いのであって、作品自体は素晴らしい作品ですから、ぜひ一度読んでみてください。
そして、私の解釈なんか邪推で問題にならない、と笑い飛ばし、もっと前向きな解釈を与えてやって下さい。
- 作者: E.T.A.ホフマン,E.T.A. Hoffmann,上田真而子
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2000/11/17
- メディア: 単行本
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くるみ割り人形とねずみの王様 (河出文庫―種村季弘コレクション)
- 作者: E.T.A.ホフマン,E.T.A Hoffmann,種村季弘
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 1996/01
- メディア: 文庫
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では、気を取り直して
メリークリスマス!
そしてよいお年を!
チャイコフスキーのバレエ『くるみ割り人形』は、この作品をもとに作られています。
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2006/06/07
- メディア: DVD
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組曲『くるみ割り人形 全曲版』
チャイコフスキー : バレエ音楽<くるみ割り人形>作品71 全曲
- アーティスト: ゲルギエフ(ワレリー),サンクトペテルブルク・キーロフ合唱団,チャイコフスキー,ボリソフ(ワレリー),サンクトペテルブルク・キーロフ歌劇場管弦楽団
- 出版社/メーカー: マーキュリー・ミュージックエンタテインメント
- 発売日: 1998/11/30
- メディア: CD
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↓ジャケットだけで選ぶとすれば、こんなのが好きです。
チャイコフスキーのバレエは、デュマのフランス語訳版が元になっているようです。
デュマ版が復刊ドットコムで復刊リクエストされています。
くるみ割り人形(現在23票)
http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=7476
∽∽∽☆∽∽∽★ ◇◇◇アカデミア 読書調査◇◇◇ ★∽∽∽☆∽∽∽8
日本人の読書体験を徹底調査!!……とは大袈裟な。
この作品の読書体験を問う!
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☆E.T.A.ホフマンの『くるみ割り人形』を読んだことありますか。
◆全訳で読んだことある
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0000291Q0018737A17ce2
◆抄訳や絵本で読んだことある
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0000291Q0018737A20f02
◆読んだことはないが、TVで見たことはある
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0000291Q0018737A357d0
◆ない
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◆その他
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○結果を見る
┗ http://clickenquete.com/a/r.php?Q0018737Ceb18
○コメントボード
┗ http://clickenquete.com/a/cb.php?Q0018737P00C7e6e
締切:2007年01月01日18時00分
協力:クリックアンケート http://clickenquete.com/
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∽∽∽∽☆∽∽∽∽★ ◇◇◇ 書誌的事項 ◇◇◇ ★∽∽∽∽☆∽∽∽∽8
1◆少年少女世界の名作文学27(名作文学50巻版)ドイツ編1(1965年)
◇くるみ割り人形 ホフマン原作 野島良治(訳) 大平よし子(文) 若菜珪(絵)
2◆カラー名作 少年少女世界の文学(文学30巻版)
(収録はありません)
3◆少年少女世界の名作28(名作55巻版)ドイツ編1
『くるみ割り人形』の記載が目録にあるのですが、図書館にはこの巻の所蔵はなく、詳細不明です。
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