◆◇◆◇◆◇◆ 「少年少女 世界の名作文学」読書ノート ◇◆◇◆◇
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第13回配本 トム&ハックの冒険
2004.11.14
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メルマガ「少年少女 世界の名作文学」読書ノート をようやく配信できました。
先月号は結局配信できなかったし、今回も、図書館で借りた本の返却期限がすでに切れているので、何が何でも本日配信する必要あったわけです。
『トム・ソーヤーの冒険』『ハックルベリ・フィンの冒険』の2本立ての、少年少女世界の文学(河出書房新社版)10(1966年)。
結構ボリュームある本で、ほぼ完訳に近いのではないでしょうか。
これもなかなか読む機会がなく、昨夜遅くにようやく『トム・ソーヤー』の方を読んでしまい、『ハックルベリ』の方は、今日一日かかって読んでしまい、それからメルマガを書くという強硬突破のスケジュールでした。
まあ、好きな読書と文章を書くことを一日できたのだから、本望である。
メルマガの出来栄えは、結構満足できるんだけど、どんなもんだろうか。
これで少しは部数が増えてくれれば嬉しいんだが。(⇒⇒)
今回、こんなアンケートを行いました。
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M・トウェインの『トム・ソーヤーの冒険』を読んだことありますか。
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(途中経過及び結果はこちらから)
http://clickenquete.com/a/r.php?Q0001803C7ad1
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M・トウェインの『ハックルベリー・フィンの冒険』を読んだことありますか。
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(途中経過及び結果はこちらから)
http://clickenquete.com/a/r.php?Q0001804Cb944
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“コナン”といえば、何を思い出しますか。
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(途中経過及び結果はこちらから)
http://clickenquete.com/a/r.php?Q0001805Ccfa2
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メルマガから、読みどころを抜粋します。
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しかし意外と知られておりませんが、『ハックルベリー・フィンの冒険』も、実
は連続アニメ化されていたのであります。
原作では続編ですが、日本でのアニメ化はハックの方が早く、1976年に全26話
で放映されています。
私は、物心つくかつかないかの時に見ておりました。私の記憶に残る、一番古い
部類のアニメであります。
「ねえ ハックの 大事なもの知ってるよ」
で始まるオープニングソング(始めの歌)をまだ覚えておりますが、内容その他
については全く覚えておりません。
はてなダイアリーのキーワードに「ハックルベリィの冒険」
「ほらハックルベリィ・フィン」がありました。
世界名作劇場は知名度も大きく、ファンも多いのですが、その枠外で放映された、
世界の名作を原作としたアニメシリーズもたくさんあります。
『宝島』『シンドバットの冒険』『燃えよアーサー』や『ハックルベリーの冒険』
など、今一つ知名度の低いこれらもう一つの名作アニメシリーズの復権が望まれま
す。
◇ ◆ ◇
ベッキー・サッチャーもトムと仲直りしようとしますが、トムは根に持って許し
ません。ベッキーは怒り、本当に仲違いしてしまいます。
その仲直りのきっかけとなったのが、ドビンズ先生であります。
このドビンズ先生、アニメ版では、トムを目の敵にしており、こっぴどい仕返し
を受けたりする、永井一郎演じるちょっとした重要人物でありますが、原作では
このエピソードのみの登場であります。
「先生のドビンズ氏は、若いときのこころざしをとげないままに、中年になった人
だった。先生ののぞみは医者になることだったが、貧しいために、町の校長先生い
じょうになれないでいるのだった。」
ということで、毎日、解剖学の本を見ることを楽しみにしております。
子ども時代には全然気にも止めなかった記述でありますが、毎日読んだり書いた
りすることをささやかな楽しみとしている今、身につまされる記述であります。
こういった視点の変化を感じるのが、子ども時代に読んだ名作を大人になってか
ら再読する楽しみであります。
ともかく、ドビンズ先生の大切な解剖学の本を破いたベッキーの罪をトムがかぶ
ってやったことで、二人は仲直りします。
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