彼らの血液型は……?
(はてな血液型同盟)
当ブログでは、今までに過去5回、血液型の記事を書いてきました。
《血液型》血液型か、群集心理効果か 10/29
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20041029
《血液型》血液型と後片付けアンケート中間報告 11/2
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20041102
《血液型》血液型と後片付けアンケート結果報告 11/16
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20041116
《血液型》[血液型]血液型と家計簿、ビンゴゲームの景品 11/28
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20041128
《血液型》血液型と宝くじ
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20041216
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このブログでは、血液型によって傾向があるのか、ということを、アンケートや思考を通じて検証していきます。
先日苦情が出たそうですが、年末にも血液型のバラエティ番組が相次いで二つ、放送されました。
そのうちの最初の方について考えます。
(↓↓↓)
芸能人を血液型に4つのグループに分けてゲームをするという、なかなか興味深い試み。
別冊宝島「血液型『行動学』研究室」 (別冊宝島 (1086))
の著者、能見俊賢さん監修のようで、能見俊賢さんの説を証明するような形で進んでいく。
しかし、
《血液型》血液型か、群集心理効果か 10/29
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20041029
でも書いたが、本当に調べようと思ったら、一人の時、他人に影響されないようにして調べないといけない。
グループで実験すると、他のファクターが入ってしまう。
さらに、カメラが入って全国に放映される。
サービス精神旺盛な人は、喜ばすためにわざと面白い行動を取ると考えられる。
だから今回の結果は、一つの傾向であって、全てを表しているわけではない。
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一番興味深かったのは、テーブルクロス引きでプレッシャーに強い血液型を調べた実験。
各血液型5人のチームで争う。
5人全員成功すれば、100万円(だったか?賞金額は覚えていない)もらえる。
しかし、最下位になれば、ノーギャラとなる。
これはプレッシャーである。
0型の私としても、こんな競争には参加したくない。
自分のせいで賞金を取り損ねては仲間に悪い……と考えてしまう。
各血液型、何時間かの練習時間を与えられる。
各血液型、和気あいあいと、或いは真剣に練習を始めるが、B型だけはコツを紹介した練習用のビデオを見ることもなく弁当を食べ始める。
さすがに本番が近くなると真剣に練習を始めた。
そして試合本番。
順番はくじで決めた。A、AB、O、B型の順。
しかしこれ、本当にくじで決めたのだろうか。最初からB型を勝たすのが見え見えのような気がするのだが。
最初にやる方がプレッシャーがかかる、すなわち不利であるのは明白だと思うが。
こんな難しい実験、はじめからうまくいくわけがない。
多分最初にやったチームはプレッシャーで失敗するだろう。
そうすると、後からやるチームほど楽になる……と考えてしまうのは、A型気質の強いO型人間の独断か?
案の定、最初にやったA型は、5人中4人が失敗。練習中には成功率が一番高く、優勝候補だったらしいが。
AB型は2人成功、O型は1人成功。そしてB型は5人中4人が成功。
一番プレッシャーに強い血液型はB型で、プレッシャーをプラス思考で楽しむ傾向があるそうだ。
「B型はスポーツでスーパースターが出やすい」
とは能見先生。
しかし、この順番、やはり一番後にやるのが心理的に一番プレッシャーが軽くて、B型を勝たすための順番だったような気がする。
『血液型人間分析』 http://chi.secret.jp/
このメルマガ、まぐまぐでランクに載ったそうです。
これを書いておられる方は、医療系の職業に就いているようですが、患者さんは、日本人の血液型組成を上回ってA型が多いと書いてありました。A型はストレスに弱いのではないか、ということでした。
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そしてもう一つ。色による演出もあった。
各血液型によってチームカラーがあり、A型はブルー、AB型はオレンジ、O型はグリーン、B型はレッド。
そして、各チームカラーの色のスポットライトの中で競技を行う。
本当に公平に調べるためには、同じ条件すなわち、同じスポットライトの光、同じコスチュームで行わなければならない。
ブルーの光の中でやるのは一番プレッシャーがかかる。
そして、こういった運動競技では、赤い光の中では一番有利なのである。
色による影響はものすごく大きいのである。
『3分でわかる色彩心理学』 http://www.toujours.jp
色彩の影響は非常に大きいことが、このメルマガで分かります。
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まあ、確かにB型はプレッシャーに強いんだろうよ。
しかし、この明らかにB型有利の試合条件、納得いかない。
こうなったら本格的に血液型対抗戦をやってほしい。
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各血液型別の行動を見て、私がどうしても理解できないのがB型の行動だった。
他の血液型の行動はそれなりに納得できるが、B型の行動は私の理解を超える。全く正反対である。こういったタイプ、苦手だな。
しかし、B型の人はエンターティナーが多くて、見ている人に楽しませるためにわざと面白い行動を取っているとも考えられる。
サービス精神旺盛なのかもしれない。
始めは真面目に練習しなくても直前の練習で一番を取ることのできる能力は驚異である。
こつこつやるタイプの私が驚異に感じるのは、このようなタイプである。
最近、右脳について注目されている。
私は、ゴマブックスの品川嘉也さんの本が出た頃から右脳について研究してきた。
それにしては未だに極端な左脳的人間だが。残念。
品川さんが書いていた右脳タイプの行動は、今回の番組で見られたB型の行動に近い。
コツコツタイプでプレッシャーに弱い私には、B型的な面が必要である。
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血液型推測Web版 http://www.alles.or.jp/~ri16/sub4.htm
の結果
A型度120%
B型度51%
O型度71%
AB型度107%
性格から見たあなたの血液型はA型です
……やはりB型的要素が足りない。AとABが高いとはどういうことだろうか。
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しかし、色々な性格の者がいるから、人間が生き延びて来られたのだ。
従順な性格一色だと、軍隊としては強いが、人間文化としては駄目だろう。
組織から少し離れているようで、いざという時に頼りになる存在も必要である。
そう言えば、子どもの頃、ガッチャマンのコンドルのジョーだとかゲッターロボの隼人だとかいうキャラクターが好きだった。
No.2キャラクター伝説―二番手英雄伝 (双葉社MOOK―好奇心ブック)
こういったキャラクターは血液型分類で言うと……と決め付ければ怒られそうだ。
前置きが長くなりましたが、アンケートの結果です。
投票・コメントありがとうございました。
質問)宝くじを買うほうですか。血液型も合わせてご回答下さい。
よく買う・たまに買う:A型 (12票) 13%
あまり買わない・買わない:A型 (15票) 17%
よく買う・たまに買う:B型 (6票) 7%
あまり買わない・買わない:B型 (14票) 16%
よく買う・たまに買う:O型 (10票) 11%
あまり買わない・買わない:O型 (20票) 22%
よく買う・たまに買う:AB型 (6票) 7%
あまり買わない・買わない:AB型 (5票) 6%
その他 (1票) 1%開始:2004年12月16日/締切:2004年12月24日18時
投票数:88票/コメント数:5件【コメント】
2004年12月16日22時12分09秒 お名前:なぜ学
コメント:
今までのアンケート結果など、ブログを御覧下さい。
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20041216
●あまり買わない・買わない:O型2004年12月17日06時48分24秒 お名前:そう
コメント:
宝くじほど、ハイリスク、ローリターンのギャンブルはないよ。
よく、「宝くじはギャンブルじゃないから」って言う人がいるけど、大勢から金集めて、
当った人に分配するのはどう考えてもギャンブルじゃん?
●あまり買わない・買わない:A型2004年12月17日09時24分48秒 お名前:チロシンスクエア(野々村武)
コメント:
売っている店も良く知らない。
●あまり買わない・買わない:O型2004年12月17日22時10分13秒 お名前:Mylene
コメント:
買った事がない。
●あまり買わない・買わない:A型2004年12月18日23時10分44秒 お名前:ひろき(H.O.)
コメント:
去年は10枚買って1万円当たりましたが、今年は1枚か10枚か0枚か、まだわかりません。
●その他
意外と、買わない人が多数派でした。
宝くじ売場に行列が並んでいたり、ニュースで宝くじ売場が盛況なシーンを放送されたりしているのを見ると、宝くじを買う人が多数派なのかと思ってしまいますが。
しかし一つ失敗だったのは、質問文に「宝くじを買うほうですか」と、「ほう」を入れてしまったことです。
「ほう」が入ると、否定的なニュアンスが出るように思えて、「よく買う・たまに買う」に投票しにくいと思うのですが、どうでしょうか。
当初A型も、「よく買う・たまに買う」が優性でしたが、時間の経過と共に逆転しました。
AB型は、サンプル数が少ないので何とも言いにくい。
ということで、今回の結論としても、「血液型は関係ない」となります。