OLDIES 三丁目のブログ

森羅万象・魑魅魍魎を楽しみ・考える不定期連載ウェブログです。本日ものんびり開店休業中。

《メルマガ》各メールマガジン配信スタンド比較

 先日、幾つかのメルマガ配信スタンドのキーワードを作成させて頂きました。

(参照)メルマガ配信スタンドのキーワード作成しました
    http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20050408

 各メルマガスタンドの比較は、発行者としても読者としても興味有るところで、自分なりに色々と比較しています。
 現在、メディアの重要度としては、メルマガよりブログの方に移ってきており、また、メルマガにしても、まぐまぐさんの一人勝ち状態の感がなきにしもあらずです。
 実際、まぐまぐさんからしか配信していない有名なメルマガも多い。
 私は部数が少ない弱小メルマガをまぐまぐさんを含む複数のスタンドから配信しています。
 やはり、まぐまぐさん経由の部数が圧倒的です。
 とはいえ、全体的に部数が小さいので、他のスタンドからも出して一人でも多くの人に読んで頂きたいという心理状態です。
 
 システム利用者としては、無料でシステムを利用させて頂くどのスタンドさんも、
 発行者としては、どのスタンド様から読まれている読者の皆様も、
 大切なことには変わりありません。
 
 スタンドを利用させて頂いていることを公言している以上、どのスタンドを重視するとか、どのスタンドの読者の方を重視するとか偉そうなことは言える立場ではなく、発行させて頂いているどのスタンドからも漏れなく配信し、どのスタンドから購読して頂いている読者の方に漏れなくお届けすることが発行者としての最低限のモラル だと思っております。
 
 しかし、最低限のモラルにも欠ける発行者も多く、複数のスタンドから発行している、と公言しているにもかかわらず、ある発行スタンド(大概はまぐまぐ様)からのみ発行を続けて、他のスタンドからは発行をやめている、ということも非常に多いのです。それでもサイトには他のスタンドから発行していると書き、登録フォームを登録しているのだから悪質です。
 まぐまぐ様の読者数が他のスタンドに比べて圧倒的に多く、読者の少ない他のスタンドから配信するのが面倒くさくなる、というのは、同じ発行者として分かります。
 しかし、発行を中断するのなら、その発行スタンドの読者の方に
「このスタンドからの発行をやめるので、読み続けたい方は他のスタンド(例:まぐまぐ様)に切り替えて下さい」
と通知するのが発行者としての最低限のマナー でしょう。
 
 私が経験した例で最も悪質と思った例ですが、かなり有名なメルマガ(著書も多く、情報起業の話題に詳しい方なら誰でも知っている)が、まぐまぐ様とM社の2つからメルマガを配信していました。本誌と広告特集号が交互に来るスタイルです。
 最初まぐまぐから読んでいたのですが、気分を変えてM社に切り替えたところ、広告特集号だけ来るようになりました。本誌はまぐまぐからしか配信せず、M社は広告しか配信していないのです。
 HPのメルマガ紹介ページには何の注意書きもなく、同じようにまぐまぐとM社の登録フォームがあるばかりです。
 これがまだ
「M社からは広告特集号のみ配信しています。広告特集号のみ読みたい方はM社から購読して下さい。
 本誌を読みたい方はまぐまぐから登録して下さい」
とでも注意書きがあれば許せますが、M社やM社から購読した読者にとって失礼この上ないことです。
 これにはさすがにあきれて苦情のメールを出しましたが、何の返信もありませんでした。
 その後M社から本誌も出すようになったかは分かりません。
 有意義なメルマガであることは確かなので、確実に読みたいので、私はまぐまぐ様から購読することにしました。

 上の例のように、確実に読みたいメルマガはまぐまぐ様から購読している方が確実です。部数が少ない他の発行スタンドから購読していれば、いつ発行者が面倒くさくなって発行を中断してしまうとも限らないからです。
 発行しているスタンドから漏れなく配信するというのはメルマガ発行者のモラルであります。しかし、そのモラルに欠ける発行者が多いことも一部にはあります。
 そんなモラルに欠ける発行者はどうせつまらない少数部数のメルマガだろう、というと、そうでもありません。
 確かに、大部数のモラルを持った発行者は信頼できるし、そもそも複数のスタンドに頼らずにまぐまぐ1社や自社配信のみで十分まかなえる、ともいえます。
 しかし、私が上で例として挙げたように、誰でも知っている大サイトのメルマガでも広告特集号の配信にのみ利用している、という悪質な例もあるわけです。
 そして、こんなところで発行者のモラルだ、マナーだ、とわめいている私自身のメルマガがつまらなくて読者の方の支持を頂けず、部数がほとんどない、というのもまた事実です。(世の中えてしてそんなものです。)
 
 このようにまぐまぐさんの一人勝ち状態の中、各メルマガスタンドを比較しても、あまり需要があるとは思えません。
 ブログ比較なら、ずめさんのブログ比較(http://ebn.livedoor.biz/)を筆頭として需要があります。
 メルマガコンサルタントの平野友朗さんも、まぐまぐのみで十分で、どうしてもというのならmelma!をおさえておけば十分だ、と書かれていました。
メルマガ起業1年目の成功術 メルマガ起業1年目の成功術 読者1万人をお客に変える メルマガ成功の鉄則 (図解まるわかりシリーズ) 読者1万人をお客に変える メルマガ成功の鉄則 (図解まるわかりシリーズ)
  
 とはいっても、元来判官びいきの性格なので、シェアが少ない方を応援したくなる性格があります。
 何にしても、トップが独占しては面白くありません。
 二番手以下もトップと均衡していて選択の余地があるのが理想です。
 だから自動車もあえてマツダ車に乗っているのです。
はてなキーワードの「オートザム」にAUTOZAMREVUE(オートザムレビュー)が載っていないのが悲しい。徹底的に少数派の極地だ)
 
 ということで、私の趣味的研究ともいえる、各メルマガ配信スタンドの解説をはじめます。
 便利をはかる意味で、2ページに全てまとめるつもりです。
 本日は、まぐまぐmelma!以外のスタンドについて。
 明日は、メルマガ二大メジャーと言われているまぐまぐmelma!について見ていきます。
 今後、この2ページを随時改定していくことにします。
 
E-Magazine http://www.emaga.com/

 バックナンバーは件名も一覧で表示されるので、目的の号を検索するのに便利。
 
 当日及び昨日発行されメルマガを発行順に見ることができる。
 ただこの並び順は、最新号が上に来る並び方の方がいいと思うのですが。

 「発行周期 月間」 http://www.emaga.com/info/meisaku.html
の記述が気になります。以前メールで問い合わせたのに、直っていません。

 トップページのメルマガディレクトリ型検索が分からない。
 例えば、私のメルマガ『少年少女世界の名作文学ブログ・速読み版』http://www.emaga.com/info/meisaku.html
を例にすると、
 ホーム > アート/文芸/読み物 > コラム なので、ディレクトリを探すと、

■アート/文芸/読み物(592)
 その他(105)
 詩(51)
 小説(106)
 随筆(103)
 コラム(75)
 日記(138)
 短歌・俳句(6)

 コラム(75)は、このディレクトリに75のメルマガがあるのだろうとは分かりますが、ここをクリックしても、ほとんど出てこない。次のページに行く方法もありません。
 また、他のディレクトリを見ても、1ページ目しか出てこず、次のページにはいけません。
 新規メルマガが反映されていないのではないか、と思うのですが。

メルマガ天国 http://melten.com/
        http://melten.com/osusume/?m=16583&u=16063 
「自動クリックアンケートシステム」「自動相互紹介システム」「メルマガ天国ドリーム」
メルマガ天国パーティー」という独自のシステムがあります。
 
 自動相互紹介システムは、発行者にしてみれば、希望を抱かせるシステムです。
 しかし、読者にしてみれば、クリックするだけでいきなり購読扱いになるというのは、やりすぎだと思います。
 紹介ページにリンクするようにして、登録は検討してから、という形にして頂きたいのですが。
 
 また、メル天ドリームを他のスタンドから配信のメルマガに入れている発行者をたまに見ます。
 これは、いくら何でもモラルに反すると思います。
 無料で利用させてもらっている以上、最低限のマナーは守らなければ。
 私も、メル天ドリームを挿入するのは、メル天からのメルマガだけにしています。
 活動を停止したパブジーンでは、メル天ドリームを掲載すると廃刊処分になったとか。
 
 HPトップページがシンプル。
 そのトップページの大部分を占める「本日発行!おすすめマガジン」というコーナーもいいと思います。
 ただ、あまりにも掲載数が少なすぎるので、もっと増やしてもいいのではないか。
 紹介数ではE-Magazine、並び方ではメル天です。
 
 また、バックナンバーが非常に見にくいシステムです。
 順番に見ていかないといけないのは不便です。
 
めろんぱん http://www.melonpan.net
       http://www.melonpan.net/melonpa/mag-detail.php?mag_id=006359
 「本気な発行者だけの気迫のメルマガスタンド」ということで、メルマガ発行に厳格な審査があるのが特長。
 すなわち、審査を受けて仮登録が受理された後、3回の仮発行を行って審査に合格した後に本登録となる。
「オススメメルマガ」が毎週数誌選出され、公式誌やサイトのトップページで紹介される。
 
「オススメメルマガ」に選出されると、部数が一気に増えるようです。
 個人的にここのデザインは好きです。
 しかし、メルマガを配信するたびにここのスタンドからの部数が減っていくのが辛いところです。
(こちらも参照して下さい↓)
 ■ [学問][日々の哲学]《メルマガ》めろんぱんさんから誕生日メールが来ました
  http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20050203
 
マガジンライフ http://magazine-life.com/
         http://mg7.com/cgi-bin/hp.cgi?id=15177
 メルマガ紹介ページには、発行者に連絡するためのメールフォームが標準添付されている。
 マガジン説明文は80文字以内という制限はあるが、「発行者の自己紹介」「発行者からの連絡」欄もあり、PRには十分なスペースが用意されています。
 また、メルマガ紹介ページの下半分は、関連Webがそのまま表示されるという斬新なものですが、却って見にくいという気も……。
 メルマガの冒頭に購読者のメールアドレスが入っているというのは、何気に嬉しい。
 
 たまにこのスタンドのアフィリエイトを見かけます。発行者を紹介すれば紹介料をもらえるのでしょうか。はてなではA8のアフィリエイトはご法度?

(改善点希望)
◎メルマガのカテゴリ別配列は、新着順になっています。
 古くから配信しているメルマガほど、ページが後の方になっていきます。
 しかしこれは、最新号発行順に並べるべきです。
 アフィリエイトか何だか知らないが、メルマガ発行申請だけ行って配信しないメルマガが多すぎます。
 そんなメルマガが上の方に来て、ちゃんと配信しているメルマガが下の方に並ぶのは不公平であります。
(確か以前、一時的に最新号配信順に並べ変えていた時期があったような記憶があるのですが。)
 
 リアルタイムだとか毎日だとかはいいません。
 1週間に1度でもいいから、最新号配信順にソートし直すべきです。
 
 一例として、「暮らしと健康」のカテゴリです。
(うまくリンクできないので、 http://magazine-life.com/ から入って下さい)
 
 1ページ目の10のメルマガのうち、9つまでが
「まだ 発行されていません」!
 1つだけ、短いですが最新号掲載があります。
 
 2ページ目の10のメルマガのうち、8つまでが
「まだ 発行されていません」!
 
 2ページ目の1番下に、相互紹介して頂いている
『睡眠開発計画』 http://mg7.com/cgi-bin/hp.cgi?id=14482
さんがようやく出てきます。
 ヤル気のない上位メルマガを尻目に、ヤル気の見える最新号を公開しておられます。
 本来なら、こんなメルマガが1ページ目に掲載されるべきではないでしょうか。
 しかし、ヤル気のない、発行申請だけ行って配信していないクズメルマガのため、下の方に追いやられています。
 
 マガジンライフでメルマガを探そうとする読者が検索してみて、上の方に出ているメルマガがことごとく
「まだ 発行されていません」!
では、このスタンドは一体何なんだ、大丈夫か?ということになるでしょう。
 
 発行者としても、ヤル気のないメルマガに埋もれてしまい、読者と巡り合える機会を失うことになります。
 部数増加の機会が失われるということで、これは非常に不都合です。
 ヤル気のないメルマガは廃刊させて発行メルマガの質を維持してもらわないと、真面目に発行しているメルマガにとっても良くない影響があります。
 
 その点、業界トップのまぐまぐさんは、さすが業界のリーダーだけあっていい仕組みを持っています。
 まぐまぐでは、発行が滞っているメルマガに発行を促すメールを送ります。
 それが続いても発行されない場合、廃刊ということになります。
 発行しないメルマガを整理していくことで、まぐまぐから発行しているメルマガの質の低下を防ぐことになります。
 以前メルマガコンサルタントの平野友朗さんも、この仕組みはいい、とメルマガで書かれていました。
 
 この素晴らしい仕組みは、他のメルマガ配信スタンドも見習うべきだと思います。
 他のスタンドは、発行する気のないメルマガを残していたり、或いは、ある期間発行がないと、いきなり廃刊にしてしまいます。
 何度か発行を促した上での廃刊という方が、知らないうちに廃刊されていた、というのより、愛を感じます。
 業界トップが一番いい仕組みをやっているのだから、二番手以下はそれ以上のことをやらないと苦しいでしょう。
 
 マガジンライフとしても、配信順に並べる方がメリットは大きい。
 発行申請だけして配信しないメルマガや、一定期間発行がないメルマガは、廃刊処分にするべきなのです。(もちろん、先に発行者に発行を促す方が愛を感じますが)
 それができないならせめて、カテゴリ一覧での並び方を、最新発行順に並べ替えるべきではないでしょうか。
 早急な改善を望みます。
(この要望、マガジンライフにメールしましたが、何の返答もありませんでした。
 しょうもないクレームは無視するというのも見識です。
 しかしこの提案、有意義な提案だったと思うのですが。)

 
まぐびー http://magbee.ad-j.com/mlm/index.php
 
 バックナンバーは件名も表記され、新しいウインドウで見ることができるので、閲覧に利便性がある。
 英文表記は MAG Bee 。
 
 メルマガ発行者プロフィールページがあるのが特長。
 まるまる1ページ、かなりの分量のアピールができます。
 このプロフィールページの作成は自由ですが、発行者サイトへの誘導はデフォルトのメルマガ紹介ページにはないので、作成する方がお得です。

 個人的に、一番デザインが気に入っているスタンドなのですが、何度メルマガ発行を申請しても通りません。メルマガ発行基準が厳しい?
 メルマガ編集後記では、まぐびー申請落選情報が長期連載化するかもしれません。

【ついにメルマガ申請が受理されました 5月24日追加)】
 1月下旬から何度メルマガ発行を申請しても通らず、非常に不安な思いをしました。
 自動返答メールは来るのですが、その後来るはずの合否通知が届かない。
 何度も問い合わせメールを出したのですが、これすらも返答が無い。
 何か怒りを買って個人的に嫌われたのかと思っていました。
 メルマガ申請も問い合わせにも疲れてあきらめた頃、5月19日に突然、メルマガ発行許可の申請が下りていました。

当方の手違いで、 さまからの開設ご依頼のメール、その後のお問合せのメールも含め、まぐびー担当である私の手元に届いておりませんでした。

 一体何でそんなことが起こるのでしょうか。
 5月22日付で、「メルマガ開設お申込み受信トラブルのお知らせ」が発表されています。

当サイトの「メルマガ新規発行申請ページ」からお申込みいただけますメルマガ開設お申込みの中のうち、一部のメールについては受信できていなかったことが判明いたしました。

通常はメルマガ開設の可否についてまぐびーから何もご連絡をしないことはございませんので、まんいちメルマガの開設をお申込みいただいているにもかかわらず、まぐびーから何のご連絡も届いていらっしゃらない方がおいででしたら、大変お手数をおかけいたしますが、あらためてメルマガ開設のお申込みをいただけますようお願い申し上げます。

開設をお申込みいただきながら、ご返事を差し上げられなかった皆様には誠に申し訳ございませんでした。

 確かに自動返答メールは来ましたが、メルマガ開設の合否通知が来なかった。
 1月下旬から5月まで気付かなかったとは。
 ただ、この期間中でも申請が通ったメルマガは存在しています。
 相互紹介して頂いている『睡眠開発計画』さんなどは、私がメルマガ申請が受理されなくて悩んでいる最中に、一発で開設合格しています。
   http://magbee.ad-j.com/mlm/subscriber/mg_about.php?search=MGCODE&keyword=00000525
 寝る前に申請していたら、朝起きたら受理されていたとのこと。
 新着メルマガコーナーを見ていると、他にも新着メルマガは出ていました。  
 だからシステム上の障害ではなく、個人的に嫌われて嫌がらせされているのだと思っていました。
 届くメールと届かないメールがあるとは、どういうことだろうか。
 
 ともかく、障害があればチャンスを失うことになるので、常に安定したシステムが必要ということです。

 何で私のブログやメルマガが人気ないのか。それは、私が徹底的な少数派思考だから、ということが分かる文章でした。
 今後、ページは随時更新していくことにします。 
 次回はメルマガ二大メジャーと言われているまぐまぐmelma!について見ていきます。 

【情報発信】カテゴリでは、メルマガやブログなど、一般の市井の人が情報を発信することについてをつらつら書き綴っています。
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