朝日新聞緑のbe6月4日付の連載コラム『目の冒険 広がる知覚世界』は、
宇宙の音ってどんな音?
というタイトルだった。
その中で、ケプラーの『世界のハーモニー』の記述があった。
惑星の周期を音に置き換えて作曲したという曲である。
その後、エール大学のウィリー・ラフとジョン・ロジャーズが1979年にレコード化したという。
そのCD版はいまでも人気があり、彼らのサイト( http://keplerlabel.com/ )*1には、解説と音も用意されている。
とあるが、日本語で分かりやすく解説したサイトはないものか。
また、CDも日本で入手しやすい形になっていないのだろうか。
(↑宇宙と音楽と言えばこの曲。何とC.マシューズ作曲『冥王星 再生をもたらす者』が収録された版もあるという。これは初耳だ。)
宇宙と音楽に関するこの記事を読んで思い出したのは、遺伝子を音楽に変換する遺伝子音楽のこと。長年ずっと疑問に思い続けていた。
私が始めて遺伝子音楽を知ったのは、大学に入るか入らないかの時代、藤井康夫さんの『文科的理科の時代』を読んだ時。こんな面白いことができるんだ、と心を動かされました。
その後、岡田節人さんがNHK人間大学で講座を担当した時、この遺伝子音楽について少し触れ、音楽も少し流れました。
このCDはどこから出ているのか、入手可能なのかと疑問に思ったが、その時はそのまま忘れてしまった。
- 作者:藤井 康男
- メディア: 文庫
最近、新聞で遺伝子音楽に関する記事があり、ブログで書こうと思って切り抜いたつもりだったのだが、どうやら見当たらないようだ。
そして今回、この記事を読んで長年の疑問を解決すべく「遺伝子 音楽」で検索してみたところ、ウィキペディアに分かりやすい説明を発見しました。
●遺伝子音楽 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%BA%E4%BC%9D%E5%AD%90%E9%9F%B3%E6%A5%BD
どうやら、日本の大野乾さんの発想のようです。
そういえば、今は無き講談社の科学雑誌「Quark」の対談で、ゲストに大野さんが登場された時、この話題も出ていたような気がする。
人間の遺伝子音楽を聴いてみたいのだが、その手段はあるのだろうか。
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*1:記事に記載のアドレスはエラーになるので調査の上、こちらのアドレスにしました。ラフ氏のサイトの一部のようです。コンテンツをクリックするととメッセージが出てきて、YESと答えるとIEが終了してしまいます。