OLDIES 三丁目のブログ

森羅万象・魑魅魍魎を楽しみ・考える不定期連載ウェブログです。本日ものんびり開店休業中。

必ず目標を実現する「鳥の目」手帳術

 図で考える関連の著書で著名な久恒啓一さんの手帳活用についての本です。
 久恒さんは、どうやら「タイムシステム」という市販の手帳を愛用しているようです。
  http://www.hima.co.jp/ ←これでしょうか?明言されていないのであくまでも想像です。
 
 久恒さんは日航幹部社員から大学教授に転身し、各方面で活躍して著書を何冊も出して、有意義な人生を送られています。
 何でこのように人生を有意義に生き、結果を出すことができるのか。
 それは、人生を「鳥の目」でもって俯瞰し、計画し、適時フィードバックして修正して実行していっているからのようです。
 そのためのツールが「手帳」であり、本書において、「手帳」を活用して人生の時間の質を高めていく久恒氏流の方法が述べられています。
 氏が使っているのはA5判のシステム手帳で、それにスケジュール表や資料・名刺・地図・各種カードや診察券など、色々なものをファイルしていっているようです。かなり大きくなるようで、氏自身が「手帳というよりもバッグに近い」と書いています。
 氏の仕事はカバン一つで歩き回る仕事ではないようなので、携帯性よりも機能性を重視しているようです。
 仕事の形態によって最適な手帳の形態も違ってくるのは当然でしょう。
 
 そして、
第1章 いつも準備ができている人の手帳の使い方
 において、氏オリジナルの工夫である、「鳥の目」で人生を計画するツールについて説明されています。
 そのツールとは、氏がデザインした2枚1組のスケジュール表です。
 1枚目の表面には、4週間先までのスケジュール表やto doリストなどがあります。
 それを裏返すと、さらに2か月分のスケジュール表です。
 この2か月分のスケジュールをさらに裏・表に印刷した1枚を追加して、2枚のスケジュール表で7か月分を鳥瞰することができます。
 
 使用法として、毎週月曜に当該週が1枚目の1番上に来るように転記する作業を繰り返します。この転記作業を行うことにより、計画を立てたり修正したり予定を潜在意識に刻み込んだりします。
 また、このシートをシステム手帳に挟んでおいて随時確認・参照するようです。
 
 予定表の見本が紹介されています。さすが多忙な著名人なだけあり、毎日スケジュールで埋まっています。
 私のような無名な下流負け組人間では、空白が続くと思います。だから転記も1週間ごとにする必要もなく、2,3週間のスパンで十分かと思われます。
 
第2章 いつも仕事をしかける人の時間のつくり方
では、章題通り、タイムマネジメントについて書かれています。
 
「朝早く起きられるかでその日一日が決まる」
「朝早く起きることができるかどうかが、その日一日、さらに人生そのものに決定的な影響を与えるのです。」
「早起きの習慣は1日のスケジュール管理においても一生の夢や目標の実現においても、最も大事なことなのです。」
 氏は毎朝5時に起きて始発の電車に座って通勤し、1時間前には出勤しているようです。
 
第3章 必ず夢を実現する人の目標の立て方
第4章 必ずハッピーエンドになる人生の歩き方

 では、上に見たようなタイムマネジメントや手帳活用を行った上で、人生どう計画し、生きていくかといった、久恒氏なりのライフマネジメントの方法について書かれています。氏の実例も適時入っています。なるほど、こんな風に戦略を立てているのか。成果が出るわけだ。
 特に目標も立てず手帳も書かず無計画で行き当たりばったりで過ごしてきた私が何の成果もあげられなかったのも当然です。
 今年は昨年までの無為無策を反省し、計画を立て計画遂行をチェックし、生活習慣を見直してタイムマネジメントに留意し、そのための手帳活用も考えています。そういった問題意識を持って読んだので、書かれていたことがなるほどと実感を持って納得できました。
 
 久恒氏のサイト
  http://www.hisatune.net/index.html
  http://plaza.rakuten.co.jp/hisatune/
  https://k-hisatune.hatenablog.com/
 

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