堺市の堺東地区限定の話題。
堺東のジョルノビル3階に「Magazine・Change」という店ができている。
簡単に言うと、雑誌を売り、購入することを仲介するサービスである。
「雑誌専門・超高価買取・超安価販売
マガチェンで新しいマガジンライフを楽しもう!」
早い話がブックオフの雑誌版か。
ただ、雑誌限定なことと、発売直後の最新号を対象としているのが違う。
次の号が出ると、買い取り価格が低下するそうだ。
なかなか面白い試みである。
しかし雑誌の収集が買い取り任せなのは辛いところである。
早速調査に行ってきたが、品薄状態である。
通行人が多い駅構内ならばニーズがあるのだろうが、人通りの少ない場所なので損をしている。
「アダルト系の雑誌は取り扱いを遠慮させていただきます。」
ううむ。これは厳しい制限を自ら課した。
自分が利用するというわけではないが、新しい市場にアダルト系コンテンツは効果があるということを聞いた事があるので。
ビデオの規格でベータとVHSが対立していたとき、VHSが景品としてアダルトビデオをつけたところ、VHS使用者が増えた、ということを聞いた事がある。
「さいとう・たかをコレクション1,000冊無料貸出!(メンバー特典)」
私なら手塚治虫や藤子不二雄さんの方がいい。
あと、マンガショップ http://www.mangashop.co.jp/
が出しているようなマンガならほとんど読みたいのだが。
さいとう・たかをといえば、「週刊現代」「週刊ポスト」の読者層に当たるのだろうか。
(はてなキーワードで知ったのだが、さいとうさんは堺市出身だったのか!)
■[日々の哲学]郵送宅配レンタルコミックというのがあったのか
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20041207
でも書いたが、そもそも新品の価格がそんなに高くないマンガや雑誌などでレンタルやリサイクルで利益を上げるのはなかなか大変ではないかと思う。
私などは雑誌を定期購読する習慣はなく、雑誌を購入する時は保存したい記事がある場合で、そのような時は雑誌丸ごと単行本扱いで保存するか、必要な記事を切り取るかする。
次の号が出る前に読んで売ってしまうという生活は考えにくい。
また、一律50円買い取り・一律150円販売という一律価格もどうかと。
ワンコイン(500円)以下の週刊誌と、1000円以上する雑誌は扱いに差をつけて当然ではないかと。
しかし定期的発行物を保存するのではなく、継続的に楽しんでいく分にはこういうシステムはいいかもしれない。
後は、一般的な雑誌から対象を広げていけば、利便性が高まる。
雑誌感覚で出ているムック本だとか、コンビニなどでよく見るワンコインコミックなども雑誌の範疇に広げていってほしい。
また、デアゴスティーニから出ているCD付きの雑誌などは雑誌本体とCDが付いていれば利用可能という風になればいいのではないか。
しかし本当にニーズがあるのは、DVDではなかろうか。
雑誌は確かに高いが、それより圧倒的に高いのはDVDである。
DVDもレンタルすれば安く見られるが、私などは1週間のうちに見られるかどうか分からず、延滞料金のリスクがあるので、結局購入する方が精神的に楽でもあるし、安くついてしまう。
それに私が見たいようなDVDは、一般的なレンタル店に置いてあるようなメジャーな作品ではない。
確かにウルトラマンシリーズや仮面ライダーシリーズ(ストロンガーまで)は良くあるが、本当に見たいのは、『マジンガーZ』『グレートマジンガー』『ゲッターロボ』『ゲッターロボG』やタイムボカンシリーズなど子ども時代に見たアニメ。
『快傑ライオン丸』『風雲ライオン丸』『電人ザボーガー』『変身忍者嵐』『レインボーマン』『キカイダー』などの子ども時代に見た特撮ヒーロー番組。
こういったDVDは普通のレンタル店にはまず置いていないので、アマゾンなどでBOXで購入する必要がある。
ヤフーオークションで時々調べたりしているが、2万円前後するのはざらで、4万円を越えるのも結構ある。
なかなかDVDBOXを手軽に見ることはできませんな。
費用的にも大変だが、時間的にも大変ということもある。
ともかく、折角始まったアイディア商法なのだから、今後発展することを応援していきたい。
■[日々の哲学]『黄金の日日』と堺の郷土意識
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20040609
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