メルマガの説明: http://nazede.gozaru.jp/gogaku.html
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メルマガ『教養としての外国語知識』です。
すっかりご無沙汰しています。
NHK語学講座の最初の月だけを半年かけてマスターしようという学習法で、独仏中韓語に挑戦。
その学習報告のためのメルマガです。
この方法を思い付いた時は、我ながらいいアイディアだと思ったのですが、やっぱり考えると実行するとは大違い。
現実は、うまくいっていません。
また、4月から現在まで、私の人生の上で、仕事や私生活を含めて色々と考えていて、語学まで手が回らなかったこともあります。
しかしようやく方針が立ち、語学の方も、能力開発を兼ねて、毎日とは言わないまでも1週間に4日程度は行う時間を取ることにしました。
このメルマガの発行も、他人様に外国語を教えるなどと大それたことは言わず、自分の学習記録日記というつもりで気楽に続けて行くことにします。
そのため、メルマガ紹介ページ http://nazede.gozaru.jp/gogaku.html やサイトでの紹介文なども、色々と改める必要があります。
ということで、あまり自信を持ってPRできるようなメルマガではありません。
こいつは本当に語学学習を続けていけるのか、といったような気持ちでウォッチして下さればよろしいかと。
そんなことに付き合うつもりはない、という方は、数行上や本メルマガ末尾に近い方に、メルマガ紹介ページをリンクしています。
そこから該当スタンドにリンクしていますので、そちらからリンクして下さい。
さて、今回はフランス語講座 入門編 4月号の学習レポートです。
┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃◎ フランス語の形容詞の語順 ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━┛
藤田裕二先生とSylvie GILLET-SUZUKI(シルヴィ・ジレ=鈴木)先生が担当するこの講座、なかなか良かったのではないでしょうか。
4月号ではダイアローグに発音の読み仮名が付いているので、発音しやすい。
ダイアローグの発音練習では、シャドウイングを取り入れています。
さて、フランス語では、形容詞は修飾する名詞の後に来るのが原則。
film(映画)をmagnifique(素晴らしい)で修飾すると、
un film magnifique (un は男性・単数の不定冠詞)
となります。
日本語では形容詞は一般的に修飾する名詞の前に来ます。この点、英語やドイツ語も同じです。
フランス語を話すフランスは、イギリスやドイツと地理的に近く、歴史的にも密接な関連があります。
しかし、言語の文法上、形容詞の語順にこのような大きな違いがあったとは驚きです。
【例外】日常的によく使われる短い形容詞は名詞の前に来る
un bon film いい映画
un petit restaurant 小さなレストラン
これは隣国の言語の影響か?
しかし、後ろに来たり前に来たりとややこしい。原則としてどちらか1つに決めてしまう方が簡単なのに。
┏━━━━━━━━━━┓
┃◎ 規則動詞の活用 ┃
┗━━━━━━━━━━┛
語尾が −er で終わる動詞。
je parle ジュ パルル 1人称単数
tu parles テュ パルル 2人称単数
il parle イル パルル 3人称単数
nous parlons ヌ パルロン 1人称複数
vous parlez ヴ パルレ 2人称複数
ils parlent イル パルル 3人称複数
規則動詞とはいっても、なかなか複雑な変化をする。
発音も入れると、かなり混乱する。
3人称の単数形と複数形は、発音は同じということだが、つづり字だけを見れば違うように思える。
ここら辺、フランス語の難しいところで、発音とつづり字の間に大きな乖離がある。
リエゾンだとかアンシェーヌマンといった、単語の前後を続けて発音するところなど、つづり字も完全に覚えていないと無理。
日本でも江戸時代の寺子屋や明治維新後の学校制度で読み書きが教育されるようになったが、それ以前は識字率は低かったという。
日本語は字を知らなくても話すことはできるが、フランス語は字を知らないと話せないのでは、と思ってしまう。
┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃◎ アヤオ・ミヤザキ氏とは? ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━┛
Oui,,j'adore le re'alisateur Hayao Miyazaki.
(ええ、宮崎駿監督が大好きです)
という例文があります。
フランス人イラストレーターのジュリアンが日本の学生のサクラに言うセリフ。
フランス語は“H”のつづりを発音しないということで、「アヤオ・ミヤザキ」と発音している。
字としてはあるのに発音しないとは不思議。
ここら辺、“H”も発音する英語の方が理解しやすい気がする。
ところで、“フランス”は“ウランス”にならないんだろうか?
“H”ではなく“F”だから発音するということだろうか。
確かに、ヘボン式では
HA HI FU HE HO
となる。
ローマ字表記はヘボン式か訓令式かという議論があるが、フランス語などではHとFは確実に区別されている。
ここは訓令式でないと理解できないところだろう。
┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃◎ “Z”は“ゼッド”である ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━┛
フランス語のAlphabet(アルファべ)において、最後の文字“Z”は“ゼッド”と発音する。
日本においても『マジンガーZ』だとか『Z会』があるように、この字は普通“ゼット”と読みますな。
ところが英語のアルファベットを習う時、英語では“ズィー”と読むと習いました。
してみると“ゼット”の読み方は、フランス語から来ていたのか。
この字はラテン語では「ゼータ」と読むようで、その後各国語で色々と変化していったようです。
★「音訳の部屋」 外国語 字母表(アルファベット)と読み方の原則(地名・人名)
http://hiramatu-hifuka.com/onyak/onyak2/zibo-1.html
……ということで、今回もまた4月号だけで終わってしまった。
このまま1か月坊主を繰り返して行くのだろうか。
10月からの講座は2か月分進むことを目標にしていきます。
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