本日１１月１７日、夕方６時半からサンテレビで『チンチン電車紀行 阪堺電車』という番組があったので見た。
公式サイト http://tabi-ch.net/railway/tintin/index.html
わしは元来路面電車が好きなのじゃが、この日は特に身近な阪堺線が紹介されるということで、見ないわけにはいかん。
阿倍野や恵美須町から浜寺公園まで丁寧に紹介されとった。浜寺公園では、公園にある子ども用電車にまで乗っていた。なかなか本格的な電車のようじゃ。
堺市では刃物関係の博物館や町工場を紹介。帝塚山ではチーズケーキ屋を紹介。案内人の町田忍さんイチオシのこのチーズケーキ屋、有名なんじゃろか。お客さんは近所の主婦が中心だそうだが、このあたりはセレブが多いから、セレブ主婦だそうじゃ。
住吉大社でも途中下車。住吉大社前の薬局を見て町田氏
「すごい。薬局で占いまでやってるんですか」
中をちょっと見て
「……まるで秘宝館。」
実際に行ったことある人はこの感じ、分かるんではないじゃろうか。
身近な阪堺線沿線をタップリ見られて良かった３０分。
しかし一番印象に残ったのは阪堺線でも堺や大阪の町でもなく、案内人の町田忍さんであったわい。
この方、色々なものをコレクションしているコレクターじゃ。
番組冒頭で薬の箱やお菓子の箱などのコレクションがちょっと紹介されていたが、番組中でも
「全国の交番写真コレクション」
「全国の消火栓写真コレクション」
に加えるんだといって写真を撮っていた。さらに
「全国の迷い犬告知貼り紙写真コレクション」
までしているとは驚きじゃ。
この趣味は実益を兼ねていて、こういったコレクションを本にまとめて多くの本を出している。
など。
町田さんは大学では鉄道研究会に入って全国で写真を撮りまくっていたらしい。ローマは一日にしてならず、コレクターも一日にしてならず。コレクターになるには若い頃からコツコツとそれ相応の努力が必要である。学生時代までにどれだけ将来の仕事の蓄えができるか考えることが大事である。
今のわしにとって町田さんはあこがれの人であり、町田さんの職業は憧れの職業である。
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