にっぽんのうた 世界の歌
チャンネル :FM
放送日 :2011年 1月24日(月)
放送時間 :午後5:20〜午後6:00(40分)
ジャンル :音楽>童謡・キッズ
音楽>民族音楽・ワールドミュージック
富沢美智恵
「翼をください」 (東京少年少女合唱隊)
(5分57秒)
<東芝EMI TOCZ−9305>
童謡・唱歌など中心の月曜でフォークソングが流れるとは珍しいと思ったが、前奏が非常に長くて華麗な合唱バージョンじゃった。
合唱曲としてもポピュラーな存在らしい。そういえばわしも中学生の頃音楽の授業で習ったのう。
確か音楽の先生は、腫瘍のために両腕を切断したが結局転移のために亡くなった女の子がいて、その出来事を元に製作されたドラマの主題歌だった、という話をしてくれた。
しかし今検索したがそんな話は出てこない。わしの思い違いか?
wikipedia:翼をください
赤い鳥 - 翼をください
http://www.youtube.com/watch?v=7in5rpYU584
今回は、1960年代から1970年代前半にNHKみんなのうたで放送された曲特集じゃった。
かつて小学校の音楽の授業で習った曲も多くて懐かしかった。
「ゆかいに歩けば」 (東京放送児童合唱団)
(2分18秒)
「ドミニク」 (東京放送児童合唱団)
(2分20秒)
<キングレコード KICG−8250>
宣教師を歌った歌らしい。
「わんぱくマ−チ」 (東京放送児童合唱団)
(2分40秒)
今回最大の感激。みんなの歌の曲じゃったのか。
わしがまだ人間の子どもで小学校に通っていた頃、卒業シーズンの前に卒業生を送る会(予餞会)というのがあった。
その会で上級生がこの曲を歌っていたので、いずれわしも音楽の授業で習うんじゃろうと思ったもんじゃ。
ところが2年生から3年生に変わる時、大規模な教科書の改訂が行われて、教科書がまるっきり一新されてしまった。
当時から変化が嫌いで古いバージョンが好きなレトロ趣味があったので、
「前のデザインや編集方針の方が良かったのに」
と批判的コメンテーターごっこをしていたもんじゃ。全く昔も今も変わっておらんのう。
そして当然この曲も音楽の教科書に載っておらず、この曲を知ることもなかったんじゃ。
しかし予餞会で歌う歌が教科書に載っていたとは限ってないので、果たして改定前の音楽教科書に載っていたかどうかは分からんのう。
その後、ワールドプロレスリングが金曜夜8時から放送されていた時、車のワックスのCMか何かでBGMで流れていたのを何度か聞いたきり、この曲に再会することは全くなかった。
冒頭のみ覚えているだけで曲名も知らなかったが、何かの折にこの冒頭部分を思い出すことがあったりした。
そして今回ようやく全曲を知り、タイトルも知ることができたのじゃった。ありがたいことじゃのう。
わんぱくマーチ/ NHK東京放送児童合唱団
http://www.youtube.com/watch?v=sUFNsSEjNBQ
調べてみると、フランス映画「わんぱく戦争」のテーマ曲がオリジナルで、その後日本の時代劇ドラマ『わんぱく砦』にも使われたらしい。
ただ、作詞・作編曲が違うようで、違ったバージョンかもしれない。
懐かしのみんなのうた4 60年代 懐かしの宝箱
http://homepage2.nifty.com/mtomisan/page175.html
作詞 阪田寛夫 作曲 ベルグマン 編曲 小森昭宏
“タラ”と“ララ”に愛をこめて chapter185:わんぱく戦争
http://taralara.at.webry.info/200506/article_11.html
wikipedia:わんぱく砦
作詞:しょうめぐみ、作編曲:吉田栄治、歌:中森孝子・あいりす児童合唱団
人類の泉 わんぱくマーチ
http://blogs.yahoo.co.jp/precious22724/43449989.html
長年不明じゃった曲をようやく知ることができて良かった。
しかしこの曲、結構忘れられたような状況で、あまりかかることはないのかのう。映画やドラマのテーマ曲であってみんなの歌なのに意外じゃのう。
わしも毎週月曜の「にっぽんのうた 世界の歌」を録音したりみんなの歌の一日三昧特集も部分的に録音したりしてきたんじゃが、今まで聴くことはできなかった。
一方、同じみんなの歌でも、「北風小僧の寒太郎」は、夏でも冷たいものの摂取に用心を要するくらい冷え性のわしにとっては、苦手な寒い時期が来ることを告げる、できれば勘弁してほしい曲なんじゃが、「にっぽんのうた 世界の歌」や一日三昧をはじめ、月曜のつのださんの番組や土曜のゴンチチさんの番組でもかかるなど、何度も聴かされておる。
今後「わんぱくマーチ」が再評価されてもっとメジャーな曲になってほしいもんじゃ。
それにしても、長年
「いざ行けや仲間たち 目を覚ませやと言い〜」
と覚えていたわい。
「小さなカレンダー」 (東京放送児童合唱団)
(2分19秒)
「元気に笑え」 (東京放送児童合唱団)
(3分10秒)
<キングレコード KICG−8251>
「大きな古時計」 (音羽ゆりかご会)
(2分41秒)
「今日の日はさようなら」 (音羽ゆりかご会)
(2分35秒)
<ソニー SRCL−4363>
これは小学校の卒業式で毎年歌っていたのう。
今日の日はさようなら
http://www.youtube.com/watch?v=a5SaHfNiOO0
wikipedia:今日の日はさようなら
小学校の卒業式といえば、わしの小学校では5年生と6年生の間で呼びかけをやって、その間に3曲歌うのが毎年のパターンじゃった。
6年間本番に練習に同じのを聞いてると嫌でも記憶に刷り込まれてしまうのう。
あの呼びかけ、今でもやってるんじゃろうか。
飛び立とう(うたごえサークル「おけら」)
作詞, 安達賢一郎. 作曲, 依田 勉
http://bunbun.boo.jp/okera/tato/tobitatou.htm
出発の歌(いでたちの歌)
http://blogs.yahoo.co.jp/hiroshi2949walk/343055.html
出発の歌
http://yaplog.jp/inonesheart78/archive/62
出発の歌 上條恒彦+六文銭
http://www.youtube.com/watch?v=YsmI8JKp5BE
↑同名異曲なんやね
検索すると、今は卒業式で「飛び立とう」というと、
「旅立ちの日に」
今 別れの時 飛び立とう 未来信じて
なんじゃな。知らなかったわい。
旧・「飛び立とう」もなかなかいい曲じゃから再評価してほしいもんじゃ。
卒業式で歌った記憶のある「今、別れの時〜飛び立とう〜未来信じて〜♪」って曲の曲...
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1230792647
wikipedia:旅立ちの日に
「手のひらを太陽に」 (タンポポ児童合唱団)
(2分38秒)
「グリーングリーン」 (杉並児童合唱団)
(3分32秒)
<キングレコード KICG−176>
放送では思いっきり明るくアップテンポで歌われていたが、歌詞は結構人生を考える哲学的なもの。
歌われている緑が広がる明るい光景やアップテンポの歌の調子と、歌詞の内容の落差は、人生や将来について父親と話し合っていても、本当のところでは深刻なことを自分のこととして実感できないという子ども時代の希望に満ちた明るさを表現しているのではないじゃろうか。
やがて
月日が過ぎゆき ぼくは知るだろう
パパの言ってた
ラララ 言葉の意味を
いつか
ぼくも 子供と 語り合うだろう
この世に生きる喜び
そして 悲しみのことを
歌詞にもあるように、将来この子がこの日のことについて思い出すこともあるじゃろう。
その後の時代でパパと語ったこの日のことを思い出すとどのように感じるじゃろうか。
続編というかカバーというか、その後の回想バージョンを考えてみるのも面白い試みではないかのう。
グリーングリーン
http://www.youtube.com/watch?v=U_AY5PZ6RXk
green green new christy minstrels
http://www.youtube.com/watch?v=BWToT-vdU5k
ドナドナ研究室 > グリーングリーンの謎
http://www.worldfolksong.com/closeup/green/page1.htm
「グリーングリーン」を授業する
http://hp.aaanet.jp/~udo/jissen/kokugoonngaku/greengreen.html
wikipedia:グリーングリーン
「赤とんぼ」 (東京放送児童合唱団)
(2分38秒)
<BMG BVCC−7385>
【れとろ爺】
懐メロを聴いているとどこからともなく現れ、その曲に関連するようなしないような微妙な話題を一方的にトークする。明るく元気な曲でも強引に暗くて悲しい話題に持って行って聞く人を嫌な気にさせることも多々ある。好戦的思想を嫌う平和主義者という一面もある。最近はNHK-FM「にっぽんのうた 世界の歌」界隈に出没することが多い。ブログランキングをクリックされると喜ぶ。
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