- 作者: 午堂登紀雄
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2008/11/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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問題分析の方法など、理論的なことは難しくて分からず、取り立てて今の自分には必要ないんですが、事例とかエピソード的な記述が面白かった。
以下、覚え書き。
【コントロール可能なことに意識を集中する】
→アクセスが少ないとか、コメント/ブックマーク/スターがつかないとかリツイートされないとか、気にしても仕方ない。
【質問力】
×なぜこのブログは人気ないのでしょうか
〇このブログの評価を高めるにはどうしたらいいでしょうか
【答えはひとつではなく、必ず複数ある。】
→これがベストだと思ってしまうと、思考停止状態に陥り、新しい考えが出てこなくなってしまう。
【観察力もアップする「予測」トレーニング】
→マンウォッチング、ドラマや連載マンガの予想など、やってみよう。
シャーロック・ホームズのような名探偵になれるかな?
【他人には見えないヒントをつかむ「セレンディピティ」トレーニング
セレンディピティは、単なる幸運ではなく、問題意識を持って行動することで他人には見えないヒントやチャンスに気づくことなのです。】
→どう書いたらアルファブロガーになれるか、いやせめて1日のアクセスが今の2倍の200くらいになってブックマークやスターをもらってリツイートされるようになるか、問題意識を持って行動していればセレンディピティを得られるかな。
【できる人は「公式」をさらに進化させる】
→現実の問題解決は単純ではない。フレームワークに習熟した後は、安易に頼らない。
【問題解決は「右脳」と「左脳」のコラボレーション】
→「正月のかき入れ時に肉を仕入れることができない焼き肉屋さんがどうピンチを乗り切ったか」という問題解決の事例が面白かった。
問題解決はコンサルタントの間では、「アート&サイエンス」と言われるくらい、右脳と左脳のコラボレーション作業なのです。
つまり、「肉の代わりに何を売るか?」を思いつくのは「アート」の部分。つまり右脳系の発想やアイデアが必要です。そして、それが顧客に受け入れてもらえるかどうかを分析し、商売としてペイするか収支をはじくには、「サイエンス」、つまり左脳系の論理的思考や分析力がひつようです。このように、問題解決には両方の能力が必要なのです。
創造的解決のためには「ロジカルシンキングプラス直感」が必要
直感とは、思考の錬磨の中で生まれてくるもの。必死にもがいた経験の記憶がパズルのように組み合わさり、突如降ってくるのです。
直感とは単なる“思いつき”ではなく、多くの経験や知識が自分のものになった時、経験の記憶がパズルのように組み合わさり、突如として降ってくる
【「フェルミ推定」で仮説思考力を磨く】
発想編ケーススタディ 予算100万円で町おこし
以前この方の著書を読んだ時も思ったのだ。 今度こそ読んでみよう。
あるイタリアンレストランの例。
その店の従業員の接客レベルは高く定評があったが、さらに上のレベルを目指したオーナーシェフが行ったこと。
費用はオーナー持ちで2泊3日で高級リゾートにスタッフ全員を連れて行った。
世界に名だたる有名リゾートだけあって、接客や雰囲気づくりは感動の連続。
旅行から戻ってからの接客もワンランクアップした。
……こういった研修ならもっと広まってほしいですね。
【問題解決力をつけるには、自分が鍛えられる“環境”を求めること。】
→その一つは、「他流試合」をして今の自分の位置を知ること。
もう一つは、自分の目に映る人たちを幸せにしようとすること。
私がアルファブロガーになるなんてとても無理なように、どうやっても解決できない問題というのはあるものですが、せめて今より少しでも多くの問題が解決できるようになればと。
■[自己啓発]越中詩郎芸人に学ぶお金を稼ぐ習慣術
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20110327/p1
■[日々の冒険]お金を稼ぐ読書術 自己啓発書を卒業し、10倍実践する
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20110419/p1
■[自己啓発]紙1枚に書いてアイディアを出す方法
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20111127/p1
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