日本の戦国時代における中国地方の“三国志”を描いたNHK大河ドラマ『毛利元就』。今年のNHK大河ドラマは『毛利元就』だ!
第3話以来、中村橋之助の登場はありませんでしたが、ついに今回の終盤から登場です。
森田剛の松寿丸最終回となる今回は、松寿丸の初恋についてたっぷりと描かれています。
今回は大内義興(細川俊之)の登場はありませんが、一方の雄・尼子経久(緒形拳)&萩の方(高畑淳子)のシュールなお料理コントが見所です。
魚を大内義興に見立てて包丁で豪快にぶった切り、豪快に塩をまぶして火あぶりにする経久。
奥方も「塩のかけすぎっ」なんて言いながら塩をなめています。
この塩を直接手に入れるために瀬戸内に進出するんだ、と尼子家の会話は意味深です。
(以下、個人的覚え書きメモ。ネタ晴らし注意!)
戦のため住む所を追い出された他国の民が瀬戸内の豊かな港町目指して大移動。
武田家が関所を閉ざしたため、立ち往生した難民達は毛利領内の満願寺に避難。
難民を皆殺しにしようとする井上元兼(片岡鶴太郎)と他の家臣達との対立が見所。
桂広澄(草刈正雄)は武田家に赴き、武田家重臣の福島信之(小林勝也)と関所を空ける交渉をする。
志道広良(中村梅雀)や渡辺勝(榎木孝明)は難民襲撃を寸前で防ぎ、満願寺住職・榮秀(大滝秀治)に手引きを頼む。
大滝秀治さん、登場です。演技が自然で人格がにじみ出ています。同じ大御所でも、津川雅彦じゃこれはできまい。
しかし榮秀さん、名声が武田家にまで聞こえているとは、すごい存在ですね。国力の上では毛利家は武田家に及ばないということですが、こんなすごい方が領内にいらっしゃったんですね。
松寿丸は以前のかぶき者スタイルに戻って難民キャンプを視察。
なつ(松本恵、のち松本莉緒と改名)と親しくなる。
それを杉の方(松坂慶子)が温かく見守るという、ラブコメ的展開に。
最後には毛利家の模範的な家臣や榮秀の骨折りで難民達も武田家の領内を通してもらえることになる。
毛利家の家臣はなかなか立派で良心的ですねえ。
しかし、難民達も武田家の領地を通って瀬戸内海沿岸の村に辿り着いたとして、その後はどうなるのでしょうか。その問題は非常に重要かと思います。
やはり行く先にも先住民はいるのではないでしょうか。
そこで再び争いは起こらないでしょうか。
また、今まで海を見たこともない人々が、海辺に行って漁村の暮らしをやっていけるのでしょうか。
しかし苛政は虎よりも猛し。一番怖いのは人ですね。
誰もいない所に辿り着いてそこを開墾していけば何とかなる。
物語の後半で彼らのその後がどうなったのか、描かれていれば面白かったのに。
なつと別れて木の上に座る松寿丸。
「思うがままに生きられぬことを知った時、
人は大人になるのかもしれません」
というナレーションとともに、役者が中村橋之助と交代します。
1511年、元服して元就となる。
次のシーンで杉の方と初対面の挨拶のようなやりとりがあり、改まったような雰囲気で面白い。
そこに兄・興元(渡部篤郎)が京から戻った、という知らせが来る。
急いで郡山城に登城する元就。
「兄の暗い眼差しは京都で起こった大事件を予感させるものでした」
一体、何があったのか?次回の展開は?
↑見逃していた・忘れていた重要なシーンを再確認しよう!
名作を見直すことは大切だ。
毛利元就97 過去ログ
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/archive?word=%2A%5B%CC%D3%CD%F8%B8%B5%BD%A297%5D
■[毛利元就97]NHK大河ドラマ『毛利元就』検定〜〜〜〜〜〜!
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20130119/p1
夜盗虫の朝寝坊
■[録画鑑賞][『毛利元就』]#06「恋ごころ」
http://d.hatena.ne.jp/yotomusi/20050930/p3
星時計 毛利元就 第6話「恋ごころ」
http://horologium.exblog.jp/18121720
wikipedia:毛利元就 (NHK大河ドラマ)
wikipedia:毛利元就
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