(ネタばらし注意!)
(ネタバレ注意!)
映画『ハスラー』を観ました。
先に2を見たのですが、1の方が焦点が絞られていて緊張感ありましたね。
2の方は主人公が途中で入れ替わるような感じで、焦点がぼやけた感がありました。
それで、私は理解力が少ないので、映画を見るだけでは分からないことが色々と出てきます。
後で見返した時のためのメモとして、もしくは、誰かに伺う時のためのメモとして、メモしておきます。
ストーリーに関わるネタばれとなっているので注意!!
エディ・フェルソン(ポール・ニューマン)とミネソタ・ファッツ(ジャッキー・グリーソン)の試合中、ファッツの子分のような奴が バート・ゴードン(ジョージ・C・スコット)に、
「またいつもの手で助けて下さい」
と頼みに行って、何をやるのかと思っていたら、ただ座っているだけだった。
これがいつもの助太刀の方法か!?
ビリヤードはメンタル面が大きいので、座って気を発するだけで心理的に影響がある、ということなのでしょうか。
ゴードンと組んで大富豪フィンレーに挑むエディ。
大逆転勝ちで死闘を制するが、帰りはゴードンと同じタクシーに乗らず、歩いて帰る。
これが悲劇をもたらすことになった。
なぜ歩いて帰ったのだろうか。
ゴードンとのすれ違いの現れなのだろうか。
サラ・パッカード(パイパー・ローリー)の死に至る行動は滅茶苦茶です。しかし彼女のような人ならこんな行動もあり得ることかなと。
このサラの死からファッツとの2度目との対決までの期間は、どれくらいなのでしょうか。
直後のことなのか、しばらく間が空いているのか。
間が空いているのなら、その間、ゴードンとの関係はどうだったのか、エディはどうやってビリヤードの腕を磨いていたのだろうか。
この辺、想像の余地があります。
ファッツに勝ってからゴードンを非難するエディ。
結局、ゴードンは悪に徹し切れていなかったみたいです。
本当の冷酷無残な悪人なら、サラのような人を何人殺しても動じないし、最後のシーンでも、エディを殺害して死体を処理することも何とも思わないでしょう。
そのような、殺人を何とも思わない冷酷無残な人間を、映画やドラマで見ることもあるし、現実世界にもいます。
『アンタッチャブル』でもアル・カポネらマフィアは、息をするように殺人をしていました。
最近、2年前の新聞を読んだのですが、『シンドラーのリスト』について書かれていました。捕虜収容所の若い女性を簡単に射殺するシーンがあるそうです。
そういったことを考えると、ゴードンに幾許かの良心が残っていてエディが無事だったのはいいラストでした。
さて、その後、エディはどうしたのでしょうか。
『ハスラー2』では、これからという時に事情によってビリヤードができなくなった、と言っていましたが。
元の相棒チャーリー・バーンズ(マイロン・マコーミック)とはその後どうなったのでしょうか?
全てを描き切らず、考える余地を残しているのだとしたら、そういったことを色々と考え、語り合うことが、映画の楽しみということなんでしょうね。
wikipedia:ハスラー (映画)
wikipedia:ハスラー2
藝術大全 ハスラー http://summaars.net/hustler.html
Movie Walker ハスラー http://movie.walkerplus.com/mv7019/
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