会話に強くなる: ~話す力・聞く力を育てる33のメソッド~ (一般書)
会話をテーマとした齋藤孝先生と坂東眞理子先生の対談。
坂東さんというと、名前が似た方がいらっしゃるので整理。
wikipedia:坂東眞理子（1946〜 ）
wikipedia:坂東眞砂子（1958〜2014）
齋藤孝先生と坂東眞理子先生が対談本を出すという企画は、どのような意図で実現したのでしょうか？
どちらも日本語を中心とした教育関係のベストセラー作家だから、ということなのでしょうか。
齋藤先生の「はじめに」、坂東先生の「あとがき」にもその辺のいきさつについては触れられていません。
ちなみに、旧知の仲というわけでもなく、初対面ということです。
内容を読むと、会話・雑談に関する齋藤理論が対談形式で分かりやすく解説されています。
私は今まで、齋藤先生の雑談・会話に関する本を何冊か読んでいるので、復習として読ませて頂きました。
一方、坂東先生の本は読んだことないので、坂東先生独自の見解がどの辺りか、分かりませんでした。
坂東先生も女子大学で教育に関わっておられるので、最近の女子大生についての発言がありましたが、少々少なかったような。
ちょっと一方的な見方となりますが、本書は、齋藤先生インタビュー・独演会のように思えてきて、齋藤先生の相手に坂東眞理子というビッグネームが登場する意義があったのか、一般のインタビュアーでも良かったのではないか、とも思えました。
●軽くジャンプする＝身体をほぐす＝テンションが上がる
●会話の当事者意識を持つ
●心の琴線をピンと張る＝打てば響く身体を鍛える
●相手に対して身体が開いている＝反応できる
●モードチェンジできる力を養う
【引用】
（野村萬斎さんが）「わたしがそなたで そなたがわたし そも わたしとはなんじゃいな〜 ややこしや〜 ややこしや〜」と踊っていたら、それを見ていた大阪の幼児がテレビに向かって「おまえが、ややこしいんや！」というふうにツッコミを入れたというんです（笑）。Ｐ67
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■[自己啓発]「雑談力検定」公式本！？雑談力が上がる話し方
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