現在、泉南市埋蔵文化センターで、天恵の楽園 砂川遊園展 というのをやっています。
入館料は無料。
確かに、お金を払ってまで観に行くものでもありません。
現存する広告パンフレットなどがショーケースに入って、パネルが壁に貼ってあるだけ(ちなみに、撮影は不可)。
それでも、砂川遊園に興味がある者にとっては、写真を見て説明を読んでかつての砂川遊園の賑わいに想いを馳せ、夢想にふけり、いくらかの時間をつぶすことができます。
砂川遊園が閉鎖になった過程については説明不足でよく分からなかったのですが、戦時中に物資不足や遊園地どころではないといった風潮によって、自然に縮小していっていつの間にか閉鎖になっていた、という理解でよろしいのでしょうか。
戦後は遊園地よりも住宅が必要とされ、敷地が住宅地となり、再開もなくなっていった、と。
それでも一部の施設は長く残り、住宅街の中で放置されていた、という記述もありました。
今なら、絶好の撮影テーマですが。
そういった、消滅の過程についての詳しい記録も残して欲しいものですね。
もし砂川遊園が戦後に再開していれば、その後の歴史はどうなっていたのでしょうか。
戦後の高度成長期に鉄道会社が鉄道沿線に色々と遊園地を作りました。
現在まで残っている遊園地もあり、閉鎖されてしまった遊園地もあり。
もし砂川遊園が再開していたら、より発展して今でも残っていたでしょうか。
それとも、時代の波に乗れず、閉鎖されていたのでしょうか。
そこら辺の架空の歴史を想像するのも楽しいものです。
私に芸術的な才能があったら、砂川遊園をCGで再現したり、箱庭にしたり、絵に描いたりできるのですが。
砂川遊園をビジュアルとして見てみたいですね。
泉南市が地域起こしの一環として、芸術系の大学や専門学校を巻き込んでやってくれないでしょうか。
大阪くらしの今昔館の「 モダン大阪パノラマ遊覧 」のような感じで。
http://konjyakukan.com/meiji.html
あと、泉南市埋蔵文化センターには、色々な絵はがきが売っていました。
砂川遊園は絵はがきのテーマとしていいと思うのですが。
色々と作ってほしいものです。
また、今まで行った展示が冊子となって販売されていました。
この砂川遊園展も冊子としてまとめてほしいものです。
天恵の楽園 砂川遊園展
泉南市埋蔵文化財センター
平成26年11月8日から平成27年3月31日まで
(休館日が多いので、というか、普通の勤め人はまず行けないパターンです。
公式サイトで開館日開館時間をチェックしてから訪れて下さい)
泉南市埋蔵文化財センター
http://www.city.sennan.osaka.jp/~maibun/maibunn-top.htm
wikipedia:古代史博物館 wikipedia:和泉砂川駅
■[ありゃま紀行]砂川奇勝 住宅街の公園の中の異次元空間
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20160104/p1
ありのまま生きてこう 自分を磨きながら
阪和電気鉄道 昭和初期の面影 その27 砂川遊園・砂川奇勝
http://blogs.yahoo.co.jp/rushdoor/26171959.html
新世界遺産への道〜旅をしたところで自分は見つからない〜
泉南市にあったテーマパーク跡(砂川遊園)
http://hakosaku.exblog.jp/21236607
のぶログ (THE WEBLOG WITH OSAKA DIALECT)
砂川奇勝とアレの奇妙な関係
http://parupuntenobu.blog17.fc2.com/blog-entry-919.html
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