華氏 911 コレクターズ・エディション [DVD]
ジョージ・W・ブッシュについて不都合な情報が次々と紹介されます。
よく製作して公開できたもんです。マイケル・ムーアは製作中に暗殺されなかったのでしょうか。
この映画が本当だとすると、ブッシュ一族はアメリカにいられなくなる。
しかし、ジョージ・W・ブッシュに対する批判が高まることもなく、2015年の現在、ジョージ・W・ブッシュの実弟が共和党の大統領候補に名乗りを上げているくらいです。
アメリカ人にとって、この映画はどういう位置づけなのでしょうか。
単なるトンデモ映画だとか陰謀論だとか言って笑われるレベルの映画なのでしょうか。
そう考えると、「トンデモ」だとか「陰謀論」とかいうレッテルは、権力者にとって非常に都合のいい概念ですね。
都合の悪い指摘があれば「トンデモ」だとか「陰謀論」だとかレッテルを貼って相手を“非科学的・非論理的”だと貶めればいいのです。
政府に反対する者は全て「トンデモ」「陰謀論」だ!1984年的世界の完成です。
それはともかく、この映画では、ジョージ・W・ブッシュの知性が徹底的にこき下ろされています。
よくこんなアホがアメリカ大統領をやっていたもんだとお笑い草ですが、実は現在の日本でもこれに負けない大庭嘉門が総理大臣をやっているんだから。
アメリカの良識ある人々は、安倍晋三を見てジョージ・W・ブッシュを思い出しているのではないでしょうか。
警告!絶対にマネをしてはいけない「ブッシュ君」英語集―正しい英語例つき
http://booklog.jp/item/1/4838714432
↑漢字を読めない安倍もバカやけど、ブッシュもそれに負けてないぞ!日米おバカ対決。
この映画では、格差が拡大するアメリカ社会で、貧困家庭の若者が軍隊に入らざるを得ない事実が描かれていました。
日本の経済政策も格差を拡大することが方針です。アベノミクスなど、強きを助け弱きをくじく政策です。
日本でも、貧困家庭の若者が自衛隊に入らざるを得ない時代となるでしょう。それが方針なのです。
そしてアメリカの国会議員のうち、子どもがイラクに派兵されたのはわずか1名だけ。
日本の国会議員も、親族は軍隊に入らなくてもいい仕組みになっているのでしょう。
この映画では、同時多発テロ事件の後、言論を制限する“愛国者法”が制定された影響についても紹介されています。
お爺さんが体力作りのために通うジムで雑談していて、ブッシュを批判する発言をしたところ、誰かがFBIに密告し、FBIが家に訪ねて来たという。
今後の日本における言論弾圧を予想させる事例です。
というと、この映画は、アメリカの数年前の過去を描いた映画でもあり、日本の数年後の未来を描いた映画でもあります。
平均的国民にも遥かに劣る想像を絶するアホが一国のトップになり、戦争を始める。
この映画で描かれていることは、そのまま2015年の日本に起こることなのではないでしょうか。
日本はアメリカのアホでマヌケな歴史を10年遅れで繰り返すのです。
私は今まで安倍晋三はヒトラーの再来だと思っていましたが、ジョージ・W・ブッシュの再来でもあったのです。
歴史に学ぶことは大切ですね。
アホでマヌケな日本人は、昭和初期の自国の歴史から何も学ばず、ナチス台頭の歴史からも何も学ばず、わずか数年前のアメリカの失敗からも何も学ばず、再び失敗を繰り返そうとしているのです。
安倍晋三をこんな風に徹底的にこき下ろした映画ができればいいのにと思いませんか?
wikipedia:華氏911 wikipedia:マイケル・ムーア
wikipedia:ジョージ・W・ブッシュ
wikipedia:米国愛国者法
wikipedia:アメリカ同時多発テロ事件
wikipedia:アメリカ同時多発テロ事件陰謀説
ブクログ http://booklog.jp/item/1/B0001X9D68
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