救急精神病棟 (講談社文庫)
分厚くて文字が詰まっていて一見読みにくそうですが、スピード感あふれるクリアな文体と内容なので、意外とスムーズに読み進められました。
精神科救急で働く人々、運ばれてきた人たちの様子、日本の精神科医療の歴史と背景など。
真面目な優等生タイプの学生やサラリーマンが暴れ出す事例も描かれています。
これは他人事ではない。
私も中学から高校時代、対人関係の重圧と無理な短眠術の挑戦によっておかしくなり、対応に失敗してこじらせたのである。
精神科やカウンセリングにも通いましたが、こんな風に発狂することはなかった。まあ統合失調症というより感情障害のタイプですから。
本書では、激烈な症状ほど、早い時期に正しい対応をすると治りが良いと書かれています。
私は症状は激烈ではなかったがジワジワと継続するタイプで、結局、何事にも中途半端なのです。
結局、人生からも転落して、今では他人様ともつかず離れずの状態で孤独に気楽にやってます。
何とか仕事にも就けて最低限の生活を送れていて、メンタル面の不安定要因があっても何とか社会生活を送れるという例。
しかし会食不能症の傾向もあるので、思えば高校時代からずっと、他人と話しながら食事したことないな。外食でも、前方の視野に他人がいると緊張するし。
大体、子供時代から、食事についてはいい思い出はない。
wikipedia:千葉県精神科医療センター
wikipedia:野村進
wikipedia:精神科
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■[健康]治す! うつ病、最新治療
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■[健康]こころと体に効く漢方学
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■[健康]精神科医が狂気をつくるタイトル戦略
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■[健康]どこからが心の病ですか?
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