探偵ガリレオ (文春文庫)
第一章 燃える
では、むしろ犯人に同情した。できれば解決してほしくなかった。
第二章 転写る
では、理屈は分かりましたが、実際にはそんなにうまくいくか?
それに、アルミは水に浮かぶのでしょうか。
第五章 離脱る
幽体離脱の真相!
世の中の超常現象が全部こんな種明かしだったら嫌だなあ。
それでも私は本当の超常現象があると信じたい。
本書で一番印象に残ったのが
第四章 爆ぜる
トリックそのものは、早いうちに想像がつきました。
中学生の頃の理科の授業で、先生が前で実演されたことを思い出したのです。
本章は、事件の背後にある人間関係のドロドロが身につまされました。
非常に厳しい話なんですが、本章には、人間社会の勝ち組と負け組を分けるものが描かれています。
当然私も負け組で、身につまされます。
高校時代でも大学時代でも社会人になってからでも、当時の私に本章を読ませてみたいと思うのです。
「学問も、やはり戦いなんです。誰にも甘えてはいけない」
高校生活も……、大学生活も……、仕事も、人生も、生活も、婚活も……。
本作品は、科学を使ったトリックを暴く物語です。
よく考えれば、日本の探偵小説の草創期、探偵小説の書き手は医師や科学者など、理系の方が多かった。
よって、科学によるトリックや謎明かしも結構ありました。
日本の探偵小説には科学トリックが多かったということを思えば、原点回帰ともいえます。
そういえば、「怪奇大作戦」というドラマもありましたね。
wikipedia:怪奇大作戦
探偵ガリレオ (文春文庫)
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