OLDIES 三丁目のブログ

森羅万象・魑魅魍魎を楽しみ・考える不定期連載ウェブログです。本日ものんびり開店休業中。

出版企画:映画に学ぶ会話術

 会話が続くコツ 会話が続くコツ

  
 何だかすごい名前の著者が書いた本。ペンネームなのだろうか本名なんだろうか。男性なのだろうか女性だろうか。
 私は会話が苦手で、類書を色々と読んできましたが、勉強だけは熱心なので本書も読んでみました。
  
笑福亭鶴瓶に学んだ「巻き込み力」とは?」
「まわりを巻き込む能力のある人は、リーダーシップ的なパワーも持ち合わせている」
  
「オーストラリアでラフティングに行った時のツアーガイドのイニシアティブ」
「メリハリのある素晴らしいイニシアティブ」
  
「パネルディスカッションの「ファシリテーター(コーディネーター)」の重要性」
  
などに言及されています。
 それぞれ面白そうな事例なのですが、残念なことに、実例が入っていません。
 著者だけが知っていても読者には伝わらない実例です。
 つまり、本書は、法則だけ挙げられていて、実例が驚くほど少ないのです。
(アマゾンのカスタマーレビューでも指摘している方がおられます)
  
 まあ私も類書を沢山読んできましたが、悲しいことに体験・実践する機会に恵まれません。
 それならせめて映画・ドラマ・TV・小説・マンガなどを見て疑似体験することが必要です。
 特に、お笑いバラエティを見るのは会話の役に立つとは分かっているのですが、何せTVが映らないもんだから見ることが不可能です。
  
 だからまあ、私もこういった公式集・法則集みたいなハウツー書を読むより、小説やマンガを読む方が会話のシミュレーションとなっていいのだと思います。
 そのことにより色々な会話の実例を知った上でこういった公式集・法則集を読むと、頭の整理になるというものです。
  
 それで思ったのですが、映画やドラマを題材にして会話の方法を教える本というのは、一つの企画ではないでしょうか。
 このシーンから学べる会話の極意!とかいったような。
 この方法なら、鶴瓶師匠やツアーガイドのお手本が見られない、といったような不満もなく、実例を見ることができます。
 また、逆に、作品案内にもなります。
 こんな本があれば、映画やドラマを知らない私でも、レンタルする際の指標となるではないですか。
 そういえば洋画を題材にして英語を学ぶという本は現在でも色々と出ています。それの日本語会話版です。
 悲しいことに、私は英会話どころか日本語会話がままならないわけです。
 ともかく、どこかの出版社さんが出してくれないかのう。

 
 映画で学ぶ 英語を楽しむ English Delight of Movie English and TOEIC 世界の英語を映画で学ぶ 『ローマの休日』を観るだけで英語の基本が身につくDVDブック (映画観るだけマスターシリーズ) 1500語で話せる英会話 あの名作映画『シャレード』に学ぶ

 映画『交渉人』から学ぶディベート・英語交渉術 (Screenplay (104)) アカデミー賞映画で学ぶ映画(シナリオ)の書き方 映画で学ぶ憲法 映画で学ぶ国際関係 (広島修道大学テキストシリーズ) 映画に学ぶスポーツ社会学
   
 映画で学ぶ英語学 韓国映画で学ぶ韓国の社会と歴史 (キネマ旬報ムック) 哲学はランチのあとで -映画で学ぶやさしい哲学- 映画で学ぶ!心を揺さぶるコーチング


会話について、こんな本を読んできました。
  http://booklog.jp/users/diletanto?tag=%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%8B%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3&display=front

  
ブクログ http://booklog.jp/item/1/4799104020
読書ログ http://www.dokusho-log.com/b/4799104020/
読書メーター http://bookmeter.com/b/4799104020

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   http://blog.with2.net/vote/v/?m=v&id=146600



       
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