ファントマ ミサイル作戦 [DVD]
今回ファントマに狙われるのは、スコットランドの古城に住む大富豪マクラシュリー卿(ジャン=ロジェ・コーシモン)。
その奥方(フランソワーズ・クリストフ)は、交霊術やタロット占いを行う。
いいご趣味をお持ちですね。妻をめとらば才たけてこのような趣味が理想ですな。
しかし、間男に命じて年上の亭主を殺害しようとするんじゃ駄目ですね。
それにしてもジューヴ警部(ルイ・ド・フュネス)、警官のクセに死体に驚きすぎる。
あたかもドリフのコントで志村けんだけが化け物を見るようなお笑いパターンを繰り返す。
しかも二度ならず三度までも。ほんとに警官ですか?
今回のファントマはベッドが動いて地下の基地に運ばれたり城からロケットが発射されたり発想がはっちゃけてる。(一体いつ改装工事したんだ?)
また、ファントマを殺そうとして逆に脅迫されるギャングの一団も登場し、ファントマ VS ファンドール&ジューヴ警部 VS 第三勢力 という三つ巴の構図に。
面白い展開なのですが、時間的に第三勢力を十分描くことは無理だったようで、ほとんど忘れられた存在のようになっていました。
他にも、誘拐された人や人質になったファントマの部下のその後が気になります。
ファントマに逃げられた時、ジューヴ警部はベルトラン(ジャック・ディナン)に
「お前のせいだ!」
と八つ当たりします。
これ、今ならパワハラ発言でしょう。
神経が弱いとうつ状態になりそう。
ところで、字幕で「黙れ、お前のせいだ」
の部分が空耳で
「〜やがって」
と聞こえます。
今回、ファンドール(ジャン・マレー)が黒ずくめになって特殊作戦を敢行。
今後のシリーズではファンドールのスーパーヒーロー化が進行するのか!?と思ったら、ファントマシリーズはこれで打ち止め。
続編の話は出なかったのでしょうか。
これで終わりとはもったいない気がします。
この世界観が続いていたら、その後はどんな展開になっていたのでしょうか。
wikipedia:ファントマ
ブラッケン・ダーキンの肖像
パリの怪盗ファントマ三部作 危機脱出 電光石火 ミサイル作戦
http://blacken.xyz/%E3%83%91%E3%83%AA%E3%81%AE%E6%80%AA%E7%9B%97%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%9E%E4%B8%89%E9%83%A8%E4%BD%9C%E3%80%80%E5%8D%B1%E6%A9%9F%E8%84%B1%E5%87%BA%E3%80%80%E9%9B%BB%E5%85%89%E7%9F%B3/
みんなのシネマレビュー ファントマ/ミサイル作戦
https://www.jtnews.jp/cgi-bin/review.cgi?TITLE_NO=7239
■[映画]「ファントマ電光石火」に「天空の蜂」のあのシーンが!?
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20161204/p1
■[映画]ファントマ/危機脱出
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20161120/p1
■[名作文学]怪盗ファントマ(ネタばらし注意!)
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20120524/p1
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