読書する女 (新潮文庫)
「若い女性がお宅にて本をお読みします。文学書、詩集、ノンフィクション、その他何でも」
と新聞に広告を載せて本の朗読の仕事を始めたマリー・コンスタンス。
広告代理店の男にも忠告されるが、こんな広告に反応するのは少々クセのある人達ばかりで、色々と厄介ごとに巻き込まれ……。
女性が社会で働くのは大変だという意味も込められているのでしょうか、何だかはっきりしない後味の悪い幕切れ。
状況の設定はうまくできています。色々な物語が生まれそうです。
カルチャーセンターの小説講座で、マリーが遭遇する出来事を小説にするという課題が出たら、百人百様の物語ができそう。
具体的には書かれていませんが、どの時代が舞台なのでしょうか。
「カセット本の時代だというのに、公爵夫人、ロシア女帝、付添い婦人の時代みたいによその家を訪ねて本を読むなんて」
というフレーズがあります。
今なら朗読CDの時代だし、オーディオブックというのもありますね。
(ちなみに私もオーディオブックを利用していて、以下のブログで感想を書いています)
http://sanshirou.seesaa.net/
本作品は映画にもなったらしく、帯にはビデオ化のお知らせが。映画のビデオが1万円以上とは時代を感じます。
ネットで検索すると、映画はコメディ映画と評されています。この原作をコメディにするとは、フランス映画とは粋ですね。
読書する女 HDリマスター版 [DVD]
wikipedia:読書する女
Untitled
「読書する女」を読書する男
https://ameblo.jp/pyscipks/entry-12359458916.html
読書する女
https://ameblo.jp/pyscipks/entry-12303503042.html
「読書する女」で流れたベートーヴェン
https://ameblo.jp/pyscipks/entry-12359739384.html
ラッコの映画生活 『読書する女』ミッシェル・ドヴィル監督(仏1988)
https://plaza.rakuten.co.jp/karolkarol/diary/200708040000/
羊と猫と私 映画「読書する女」☆☆ フランス
https://hitujitone.exblog.jp/22639708/
「読書する女」あらすじネタバレ結末と感想
http://mihocinema.com/dokusyo-onna-15565
■[映画]あなたにも書ける恋愛小説
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20150113/p1
ブクログ https://booklog.jp/item/1/4102298010
本が好き! http://www.honzuki.jp/book/262967/
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(映画版)
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