劇画・怪盗ルパン(1)奇岩城
以前『奇巌城』を読んだ時、全然意味が分からなかった。『ルパン対ホームズ』も同じ感想だったので、アルセーヌ・ルパンシリーズは難解で面白くないというイメージを持ちました。
一方、シャーロック・ホームズのシリーズはよく分かって面白かったので、私はホームズ派でした。
今回、永井プロのマンガ版で『奇巌城』に再挑戦。
よく分かりました。
本作にもシャーロック・ホームズは登場しますが、何だかお邪魔虫の蛇足のような扱いで、ホームズが本当にこんな奴だったら、アンチホームズのルパン派になりそう。
完訳版を読んで本当のところを確認しないといけない。
本作にはイジドール・ボートルレという少年名探偵が登場します。
アルセーヌ・ルパンにふさわしいライバルだと思うのですが、登場はこれ一作だけなのでしょうか。これ一作だけとは勿体ないキャラだと思います。読者からの再登場リクエストはなかったのでしょうか。
ホームズにはモリアーティという好敵手がいますが、アルセーヌ・ルパンの好敵手はガニマールやボートルレをはじめ大勢います。
まあ名優並び立たずともいいますね。ルブランとしては怪盗アルセーヌ・ルパンを活躍させるためにはボートルレと絡ませるのは難しいと判断したのではないでしょうか。
wikipedia:奇巌城
おはなしこんにちは
「奇巌城」謎また謎
https://blog.goo.ne.jp/sayamagawa/e/50b4cfae2194fa06210ae757a9d16bc0
暢気倉庫通信
南洋一郎(原作ルブラン)『奇巌城』
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気まぐれ感想文
「奇岩城」または「奇巌城」
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■[名作文学]劇画・怪盗ルパン (3) ルパン対ホームズ
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■[名作文学]怪盗紳士ルパン ルパンシリーズの面白さがようやくわかって来た
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20180118/p1
■[名作文学]813の謎 ルパン対オカルト魔人
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20171223/p1
■[名作文学]探偵小説アルセーヌ・ルパン
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