著者は若手活動弁士なのですが、大将琴やキーボードを弾きながら語る「引き語り弁士」を名乗られています。
ヘリウムガスを吸ったような声で、「ヘリウムボイス」とも言われています。ヘリウムガスを吸っても全く声が変わらないようです。
本書の前半では、おすすめ無声映画やトーキー映画が紹介されています。
オーバードライヴ [DVD]
↑これが一番見たい。
後半では、子どもの頃から就職活動まで、これまでの人生を振り返っておられます。
学問・芸術環境に恵まれた家庭に育ったようで、幼い頃から色々な習い事をしたり芸術的な感性を発揮したりしていたようです。
また、バニラさん自身の性格や思い出が面白おかしく語られています。
この性格、エニアプロファイルでいうタイプ4・ワンダーの典型例ではないでしょうか。
“相手を完全に信じ込ませる禁断の心理話術 エニアプロファイル”
https://diletanto.hateblo.jp/entry/2019/02/18/210325
芸は身を助くといいますか、栴檀は双葉より芳しといいますか、もう今の職業はなるべくしてなったというか、運命づけられていたというか。
小学生の頃から毎日絵日記やネタ帳をコツコツと書き綴り、今でも保存してその一部が本に掲載されています。
まるでレオナルド・ダ・ビンチのネタ帳のようだ。ここまでしたからこそ、芸でお金をもらえるようになったのです。
私のような凡人はそこまで徹底できなかったので到底お金をもらえるレベルには達しないのですが、好奇心を持って色々取り組んでいると、素人芸レベルには達するでしょうか。
本書は何とDVD付き。著者の引き語りで名作無声映画3本を楽しめます。
カツベンは古くて新しいエンタメです。
山崎バニラ公式サイト http://vanillaquest.com/
ツイッター https://twitter.com/YamazakiVanilla
wikipedia:山崎バニラ
ブクログ https://booklog.jp/item/1/4777914755
読書メーター https://bookmeter.com/books/267521
“映画『カツベン!』活動弁士は現代でも通用するエンタメだ!”
https://diletanto.hateblo.jp/entry/2019/12/17/210254
“カツベン!ノベライズ版 片島章三”
https://diletanto.hateblo.jp/entry/2020/01/18/200853
【アンケート実施中です!ご協力お願いします!】
映画『カツベン!』を観ましたか?
http://blog.with2.net/vote/v/?id=213604
↑人気blogランキングにご協力お願いします。m(_ _)m
↓また、ご意見ご感想・ブックマークなど頂けましたら励みになります。
コメントやはてなスターもお待ちしております。m(_ _)m