麒麟がくる　第12回「十兵衛の嫁」

　　麒麟がくる前編 (1) (NHK大河ドラマ・ガイド)　

　早々と光秀（長谷川博己）と煕子（木村文乃）の結婚が決まる。
　ほとんど悩みだとか経緯などなくあっという間。
　こんな風に決まればいいですね。
　
　一方、尾張の織田家では当主・信秀（高橋克典）の寿命が尽きようとしていた。
　遺産分けについて信長（染谷将太）が異を唱えるが、帰蝶（川口春奈）がうまくまとめる。
　代替わりは難しいのです。子が親を継ぐことができるか、超えられることができるか。
　この試練を超えた家が生き残ってきたのです。
　私は精神を病んでついに家を継ぐことができなかった。
「天の時・地の利・人の和」といいます。これが揃っていると生き残れるのです。
　特に男には才色兼備でコミュ力が高い嫁があると強い。
　私には何が欠けていたのだろうか。

　斎藤利政（本木雅弘）暗殺未遂事件！土岐頼芸（尾美としのり）もなかなかやりますね。
　しかし、こんな暗殺の方法は可能なんでしょうか。
　案の定失敗していましたが、かなり確実性が低そうな方法と思うのですが。
　過去に実例はあったのでしょうか。

　利政と高政（伊藤英明）の間は会話もなく視線も交わすことなく冷え切っています。
　何でここまでこじれてしまったのでしょうか。
　主人公光秀にとって斎藤親子も織田親子もどちらも重要人物ですが、視聴者受けも歴史的重要性も織田家の方が上だから織田父子の描写が中心に描かれています。
　そもそもキャラ的に熱い信長の方が見ていて面白い。
　しかし今回の大河ドラマで斎藤親子の知名度が上がったので、今後は斎藤親子の家庭問題に関心ある層が増えていってほしいですね。