前回、出陣前に旗が折れた時からの続き。
今回、平将門(加藤剛)の初めての敗戦が描かれます。
将門ら首脳陣は旗を結び直して何事もなかったかのように振る舞い、出発します。
兵たちは不吉な事象に対して恐れを持ったのだから、ここは出陣を延期するか、不吉を払う「儀式」を行うべきでした。
諸葛孔明や公孫勝のような名軍師なら、もっともらしい理屈を述べて兵士たちを納得させるのではないでしょうか。
ということは、将門には軍師が欠けていたのではないでしょうか。
良兼(長門勇)達は坂東平氏の祖であり将門の祖父でもある平高望の像を先頭に進軍。
あまりリアルでない像だけどそれがかえって怖い。
諸葛孔明流の戦法を使ったのは敵だった!
こんなことをいきなりやられたら驚きます。
思考がフリーズしてうまく対処できなくなるというのは分かります。
将門は矢を射ろうとするが弓の弦が切れる。
パニックになった将門軍は総崩れで逃亡。
私もアドリブがきかないタイプなのでよくパニックに陥ります。
突発的なトラブルに適切に対処できればその後の人生を向上できると思うのですが、なかなかそうはいきません。
色々本を読んだりドラマを見たりして疑似的に訓練していると少しは改善できるでしょうか。
しかしこのシーン、将門と良兼や良正(蟹江敬三)は声や弓が届く距離で言葉を交わしていたはずですが、将門軍が総崩れになって退却を始めてからも将門や伊和員経(福田豊土)が止めようとしたり結構時間が経過しているのですが、一向に良兼軍が追いつきません。
距離に関して映像的なデフォルメがあるようですが、そこは気にしないお約束か。
平高望の像を持ち出した叔父達の方が高望王を冒涜している!と励まし、兵士たちも元気になる。
この理屈をその場でアドリブで言えれば良かったのです。
私もアドリブがきかないタイプなので、後から「ああ言っていればよかった」と後悔することがよくあります。
疑似体験や体験を積んでリアルタイムで対応できるようにならないといけませんね。
そして、将門軍に名軍師がほしいところです。
貴子(吉永小百合)が恐れをなして貞盛(山口崇)の所に逃げようとしていたことが発覚。
貴子のお付きのお婆さんが気が利かない利己主義タイプで、将門や視聴者の地雷踏みまくり。
乳母(奈良岡朋子)が健在ならどのような言動をしていたかと思います。
ところで今回、貞盛は登場しなかった。今回は従軍を強制されなかったのでしょうか。
そういえば侘田真樹(藤巻潤)もいなかった。
周囲の豪族に援軍を頼みに行った将門は暑さと過労で倒れてしまう。
戦に勝つには体力も精神力も必要だ。
かなり苦しい状況ですが、ここで盛り返すことができるのでしょうか。
私ならあきらめてしまいそうですが、ここで屈しない人が勝利を得ることができるのです。
雑記帳
大河ドラマ『風と雲と虹と』第34回「将門敗る」
https://sicambre.at.webry.info/201005/article_13.html
戦国放題 こたつ城
「将門雑記(風と雲と虹と)」6(34~39)
http://kotatu.jp/hyo/sakuhin/masakadozakki/34-39.htm
風と雲と虹と 過去ログ
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毛利元就 過去ログ
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ツタヤ
NHK大河ドラマ『平将門』『藤原純友』
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