今回、貴子(吉永小百合)が捕まって無残な最期を迎えるまでがじっくりと描かれています。
源扶(峰岸徹)は将門家の家人を使って良子(真野響子)らを罠にかける。
源氏の頭領だけあってずる賢い。
しかしいくら脅されたとはいえ、家人も応じるなよ。
私なら名誉ある死を選びます。
結局良子達が騙されて発見されると殺される運命なのだから。
扶の失礼な尋問に対して誇りを取り戻した貴子は
「貞盛(山口崇)とは何の関係もない」
と。扶はそれなら特別扱いしないと言い放つ。
扶の貴子への冷淡な扱いは、扶と貞盛の関係も影響あるのでしょうね。
扶はそもそも初登場の時から貞盛を嫌っていましたから。
当初扶は貞盛より将門の方に好感を持っていたようですから。
現在、貞盛は扶の妹・小督(多岐川裕美)と縁組して扶の義弟という関係になっています。
しかし貞盛の本心は京や貴子の方にあり、小督は貴子より扱いが悪いようです。
扶にしては妹を差し置いて京の女にうつつをぬかしている貞盛が面白くないのでしょう。
良子の子を高く持ち上げた扶。一体何をするつもりだったのでしょう。
まさか平良兼(長門勇)の孫を殺すつもりではなかったのでしょうが。
そして貴子は無残な死を遂げることになります。
貴子は敵将の側室なので取り調べが必要な重要人物のはずでは?
これをうやむやに終わらせてはまともな体制とは言えません。
貴子を連行する兵士達は命令違反したことになるのですが、それに対しての処分はどうなったのでしょうか。
貞盛が軍機違反による懲罰を請求しても良かったのですが、貞盛が合戦や政治に積極的に関与していないので発言権も大きくないのでしょう。
しかしこの一連の事件について、あんなに楽しそうにお祭り騒ぎしていて貴子も笑っていたはずなのに何で次のシーンで殺されてるのかと意味が分からなかった良い子の皆さんも多かったのではないのでしょうか。
ようやくけら婆(吉行和子)と鹿島玄明(草刈正雄)が登場。少し遅かった。
しかし今回はそれだけで終わらなかった。
源平連合軍に占領されていた村人達が夜中に兵士達の油断をついて蜂起。
兵士達を倒してバリケードを築いたのだった。
その時、平将門(加藤剛)はなぜか力が湧いて来たのを感じる。
ここ数回辛い展開が続いていて、今回極限状態を迎えたわけですが、ようやく反撃の展開になるのでしょうか。
あきらめない者が勝利を得ることができるのです。
雑記帳
大河ドラマ『風と雲と虹と』第36回「貴子無惨」
https://sicambre.at.webry.info/201005/article_18.html
戦国放題 こたつ城
「将門雑記(風と雲と虹と)」6(34~39)
http://kotatu.jp/hyo/sakuhin/masakadozakki/34-39.htm
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