第37回「信長公と蘭奢待(らんじゃたい)」
https://www.nhk.or.jp/kirin/story/37.html
アバンタイトルで武田信玄(石橋凌)の急死から将軍義昭(滝藤賢一)の捕縛まで一気に進んでしまいました。
義昭を捕縛する際の木下藤吉郎(佐々木蔵之介)の目は四方に白目が見える、いわゆる四白眼です。
人相学的には狂暴な性格と言われています。
佐々木蔵之介さんはこの演技のためにわざと目を大きく見開いているのでしょうか。
三白眼の人、四白眼の人
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三淵藤英(谷原章介)と細川藤孝(眞島秀和)は兄弟で敵味方に分かれて戦っていたと。
藤孝は将軍を見放して信長に着いた原因を「時の流れ」と言っていました。
確かに「時の流れ」というものはありますね。
私はむしろ「時の流れ」に反発して時代遅れのものに肩入れするタイプです。
ゆえに戦争にしろ政治経済にしろ権力争いにしろ、真っ先に脱落してしまうタイプの人間です。
現在でもネットの世論は戦後民主主義叩き・憲法改悪・朝日新聞バッシングが「時の流れ」のようですが、私はネトウヨの軍門には下るつもりありません。断固戦後民主主義に殉じて徹底抗戦するつもりです。
敗軍の将義昭、駒(門脇麦)に兵を語る。
トップの立場にはなっても色々と事情があるものです。
本当に自由にのびのびとできるトップは圧倒的兵力を持ち「時の流れ」に乗っている信長くらいのもんでしょう。
下の者は上司に左右されるし、とかく人生は極一部の圧倒的なトップを除いて思うようにならないものです。
第二部・越前編からしぶとく登場していた朝倉家もついに滅亡。
そして景鏡(手塚とおる)の舌は赤過ぎませんか?目立つように着色したのでしょうか。
こんなことになるのなら将軍義昭も三淵殿も無理に越前朝倉家を出て尾張織田家に行く必要なかったのです。
とはいえこればかりはやってみないと分からない。
人生にもこんなことありますね。
松永久秀(吉田鋼太郎)が信長に下ったということです。
先週も疑問に思ったのですが、幕府に敵対していた松永殿が幕府に味方して信長に敵対していたことが不思議です。
さらに、筒井順慶(駿河太郎)はどう動いたのでしょうか。
筒井こそ将軍と縁続きだから幕府方に着いてもおかしくないはずですが。
ここでも「時の流れ」を読んでうまく立ち回ったのでしょうか。
蘭奢待を所望する信長(染谷将太)に疑問を持つ光秀(長谷川博己)に対し、今井宗久(陣内孝則)はヨイショしてうまく立ち回っています。
彼もまた「時の流れ」を読む人です。そうでないと政商は務まりません。
「時の流れ」に乗ったトップに「時の流れ」を読む部下やスポンサーがたかって世の中を動かしていくんですね。
三淵藤英は「家臣のうつわ」と言っていましたが、私には「家臣のうつわ」もありません。
「時の流れ」に反発するタイプの私のような者は脱落して「滅びの美学」を演ずるしかないのでしょう。
毛利家ではもう既に元就(中村橋之助)から輝元(森田剛)に代替わりしているのですか。
全盛期の元就なら信長にどう対応したでしょうか。
しかし輝元も情報が速い。どこで蘭奢待のことを知ったのでしょうか。
小三太(奈佐健臣)の後継者の情報収集でしょうか。
しかし私は蘭奢待について、今回のドラマで初めて知りました。
1992年の第30作『信長 KING OF ZIPANGU』でも
1996年の第35作『秀吉』でも触れられていなかった。
今作の染谷信長は激しく激高するような分かりやすい怖さの描写は少ないのですが、
あえてこの蘭奢待のエピソードを採用しました。
ここに今作の信長描写の新しさがあると思います。
怒らせると怖い独裁者というのは分かりやすい描写です。
一方、権力の象徴である蘭奢待を所望するという増長や
正親町天皇(坂東玉三郎)を同類のように扱って白けさせるという性格の幼さの描写
一見分かりにくいけど深い描き方だと思います。
wikipedia:蘭奢待
wikipedia:信長 KING OF ZIPANGU
wikipedia:秀吉 (NHK大河ドラマ)
wikipedia:毛利元就 (NHK大河ドラマ)
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『麒麟がくる』第37回―足利家について(2)
http://washiya.sapolog.com/e487880.html
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wikipedia:麒麟がくる
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