講談えほん 雷電為右衛門 雷電の初土俵 (講談社の創作絵本)
物語も面白いけど何より絵が面白い。
表紙を見ても分かるけど、ダイナミックで構図が斬新。
絵本って、絵が面白いんですね。
実は私は絵本はあまり読まなかったのです。
私は物心がつかなくて字が読めないころから字が好きだったようで、字もすぐ読めるようになったようです。
本を読む・字を読むことが大好きで、図書館で本を借りる時も本屋で本を買ってもらう時も、なるべく分厚くて字が多くて読みである本を選んでいました。絵本なんかすぐ読み終えるのでもったいない、とバカにしていたものです。
しかし今思うと、絵本で絵を楽しむことも必要だったんだなと反省。
何せ子どもの頃から裏が白い広告チラシを集めて作文を書いていたので文章を書くのは得意でしたが、絵の方は全く駄目でした。
人間、絵心も必要です。
で、いぬんこさんですか。かなり独特で個性的な絵です。本書で絵を学ぶと結構個性的な絵が描けるようになると思います。
もちろん物語も面白い。
主人公に次々に強敵が現れて倒していく……というのはヒーローものやスポーツものの定番ですが、講談でもそんなパターンがあったのですね。
本書では雷電為右衛門の初土俵がテーマとなっています。
雷電が期待の新人というのは分かるのですが、対する相手もなかなか個性的でよく描かれています。
雷電のその後の活躍はまたの機会に……と、まるで連載マンガのようです。
私は『キン肉マン』もプロレスも好きだったのでこんなお話は好きです。
しかし残念ながら50になるまで知りませんでした。
講談や落語にこんな面白い話があったのですか。
現代の子ども達に雷電為右衛門のお話を継承する本書の企画は素晴らしいと思います。
●ブクログ https://booklog.jp/item/1/406518729X
●読書メーター https://bookmeter.com/books/16579883
230年間、負け知らず…!伝説の力士「雷電為右衛門」の仰天エピソード
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/77096
語り芸について書いたブログ記事|市井學人 #note
https://note.com/diletanto/n/n28a314b62ec0
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