民人達の活躍を見た武蔵(太地喜和子)は藤原純友(緒形拳)に会いたくなり、旅立ちを決意。
その前に田原藤太(露口茂)に面会する。
「この国は腐っている。押したら倒れる」
と純友が言っていたと言うと藤太は面白がる。
武蔵は、純友と将門が反乱を起こした時、藤太は強い味方にも強い敵にもなり得ると思っていた。
平良兼(長門勇)の家に良子(真野響子)が到着した。
詮子(星由里子)は敵の捕虜だからけじめをつけるべきだとか理屈をつけて家族達が良子と会うことに難癖をつける。
(良兼の子・良子の弟達は上から
公雅(高野浩幸)・公連(森井信好)・公元(佐藤健一))
しかし結局涙の対面となる。
一人寂しい詮子だが、これはやはり詮子が悪いのです。
つむじを曲げた詮子は無断で実家に帰る。
それを知った良兼は怒って詮子を離縁しようとする。
しかし心臓発作を起こし、死を感じた途端に弱気になり、詮子を連れ戻しに行くことにする。
ほんまに坂東平氏の男どもは源氏の嫁に振り回されてますなあ。
坂東平氏の男どもは源氏の女にすらかなわんのか。
なお、隣の男は家人の蓮沼五郎(小沢幹雄)。怖い悪役顔してますね。
この混乱の中、公雅が良子に逃げろとアドバイスに来る。
偶然来合わせた鹿島玄明(草刈正雄)や桔梗(森昌子)と協力して脱出に成功する。
そして民人達が将門(加藤剛)を迎えに来て将門達はバリケード村に入城することにする。
今までの苦しかった境遇からいよいよ反撃開始の機運です。
良子の脱出の過程もサスペンスな展開でした。
ただ、私個人の意見としては、ここは留まって心理戦を仕掛けてほしかったところです。
良兼も弟達も明らかに良子の味方であり、詮子は明らかに孤立しています。
ここは良子は娘の立場を利用して詮子を追い詰めてほしかった。
あと少し押せば良兼一門は将門の味方にひっくり返りそうだし、少なくとも中立にはできそうな気がします。
こんないい立場にいるのに逃げ出すのはもったいない。
それに良子を生家に送ってくれたのは平良正の正妻(平井道子)が同情して好意をもってはからってくれたからです。
ここで逃げてしまうと、将門や良子に同情的な良正の正妻の立場がなくなってしまいます。
まあこういう政治的な動きは源氏の娘の詮子なら得意なのでしょうが、素朴で率直な坂東平氏の娘の良子には無理なんでしょうか。
将門の母正子(新珠三千代)にしろ貞盛(山口崇)の母秀子(丹阿弥谷津子)にしろ、この戦乱で坂東平氏の女性達は苦労させられますね。
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雑記帳
大河ドラマ『風と雲と虹と』第38回「良子脱出」
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戦国放題 こたつ城
「将門雑記(風と雲と虹と)」6(34~39)
http://kotatu.jp/hyo/sakuhin/masakadozakki/34-39.htm
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