悪辣な実業家ダドリ・ウルフ氏の家に幽霊が出る!そしてウルフ氏は殺害された!!
ウルフ氏の悪事を取材していた新聞記者ロス・ハートは事件に巻き込まれることになり、友人の奇術師マーリニの助手として解明に乗り出す!!
大富豪ウルフ氏は悪徳商人なのにスピリチュアル趣味を持っていてお抱えの心霊研究家を持ち、しかも夫人は元霊媒師です。
しかし「この世に不可能なことなし」をモットーとする奇術師マーリニが超常現象としか思えない現象のトリックを明かしていきます。
しかし本作品の究極のトリックは少々信じ難いものです。
一度死んで生き返る芸だとか、ピストルを飲み込むだとか、一般的な生物学の観点から見ると、人体構造上あり得るのかと疑問に思えます。
まあ見世物業界では、人間ポンプだとか驚異の軟体人間など、普通ではあり得ないことが可能な人間が存在します。
そういう特殊能力を持つ人間をトリックに使うのは【ヴァン・ダインの二十則】的にはどうなのかとも思うのですが、でも確かにそういう人間は存在するのですよ。
本作品では幽霊はインチキでしたが、この世には確かに心霊現象は存在するはずだ、と熱烈な超常現象肯定派の私は思います。
著者のクレイトン・ロースンは奇術師でもあって、奇術師探偵が活躍するシリーズを描かれているようです。
心霊現象肯定派の私にとって、心霊現象のトリックを明かす物語は中和効果があって良いと思います。
ロースンにしろ泡坂妻夫にしろ、もっと読んでいきたいと思っています。
●ブクログ https://booklog.jp/item/1/4251081285
●読書メーター https://bookmeter.com/books/38085
ameqlist 翻訳作品集成(Japanese Translation List)
クレイトン・ロースン Clayton Rawson 1906-1971 U.S.A.
https://ameqlist.com/sfr/rawson.htm
ミステリー・推理小説データベース
クレイトン・ロースン(Clayton Rawson)〔別名 スチュアート・タウン (Stuart Towne)〕
https://www.aga-search.com/writer/clayton_rawson/
奇術師探偵 グレート・マーリニ(The Great Merlini)
https://www.aga-search.com/detective/the_great_merlini/
海外クラシック・ミステリ探訪記
クレイトン・ロースン “The Great Merlini”
http://fuhchin.blog27.fc2.com/blog-entry-93.html
名探偵たちの事件簿
グレート・マーリニの事件簿
https://www.casebook.jp/casebook/merlini.htm
探偵小説三昧
クレイトン・ロースン『虚空から現れた死』(原書房)
http://chapcolo.blog97.fc2.com/blog-entry-1201.html
インドアかミステリか本
クレイトン・ロースン 短編
http://indoormysterybook.blog.fc2.com/blog-entry-269.html
もだんミステリーワールド12 泡坂妻夫集
https://diletanto.hateblo.jp/entry/2025/10/04/192444
坂口安吾【心霊殺人事件】
https://diletanto.hateblo.jp/entry/2025/10/28/202626
【超常現象】人間ポンプ・安田里美 タネも仕掛けも……?【物理現象を超越】
https://diletanto.hateblo.jp/entry/20161021/p1
人間ポンプ・園部志郎
https://diletanto.hateblo.jp/entry/2024/07/29/201922

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