復刻 あたらしい憲法のはなし
田浪政博・編
永絵夢社出版局
1987年4月初版
今回、こんな本を借りてきました。
戦後作られた憲法についての教科書の復刻版です。
原版は1947年8月に中学1年生向けの教科書として発行されたものです。
しかしその寿命は短く、1950年には副読本に格下げされ、1951年からは使用されなくなったようです。
つまり日本において戦後民主主義は最初からはかないものだったわけなんですね。
そして戦後80年を経た2026年2月8日、第51回衆議院議員選挙が投開票されます。
私はこの選挙の結果が日本の民主主義の息の根を止めるものではないかと非常に心配しています。
どうも日本人は戦後民主主義を学び・守っていくことに失敗したのではないかと思うのです。
どうも日本人にとって選挙とは、アイドルや芸人の人気投票のように堕しているように思えます。
人気投票ということで見れば、高市早苗は日本で初の女性総理大臣であるしそもそもアイドル的に出て来た政治家なので人気投票との親和性は高い。
高市が困ったような演技をすると、日本初の女性総理大臣が爺さん政治家やサヨクにいじめられてかわいそう、と思わされます。しかしそれでいいのでしょうか?
そもそもなぜ急に解散総選挙が行われたのでしょうか?
高市が韓国の反日極右カルト宗教と深いつながりがあることが明らかになりつつあります。
決定的な証拠として週刊文春が高市事務所の裏帳簿を明らかにしました。
2月1日のNHKの討論番組では追及を恐れて番組をドタキャンしたそうです。
つまり悪事が広まって追及されないうちに、人気が高いうちに解散して議席を騙し取ろうということだったのです。
はっきり言って日本国民はなめられているのです。ちょろいもんです。
そもそも日本の民主主義が正しく機能していれば、政治を私物化して公文書を改ざんして死者まで出した犯罪者首相を辞任や逮捕に追い込んでいたはずです。
それをできなかったどころか国葬までしてしまったことは日本の民主主義が既に蝕まれていたということなのではないでしょうか。
高市は裏金脱税や韓国の反日極右カルト宗教と関係のある候補者を比例重複で上位に置きました。その一方で安倍晋三の悪政に批判的だった村上誠一郎前総務相を比例下位に置きました。
これは粛清です。逆らう者は許さない、ということです。
この冷酷残虐な仕打ちは、選挙で独裁的権力を握った暁には、国民に向けられるでしょう。
韓国の反日極右カルト宗教が求める「スパイ防止法」を現代版「治安維持法」として運用し、まずは批判的な著名人の言論弾圧から始まりやがて一般国民も弾圧されるでしょう。
国民の人権を守ってくれている現行憲法が改悪されれば完全に軍国主義独裁国家です。
高市や韓国の反日極右カルト宗教が主張する「改憲」は「改正」ではなく「改悪」です。
高市の仲間の西田昌司は「国民主権」を否定しています。
また、第77代法務大臣を務めた長勢甚遠は
「国民主権・基本的人権・平和主義の三つを無くさなければ本当の自立自主憲法にならない」
と言いました。
皆さん、これが「憲法改正」「自主憲法制定」を主張している連中の正体なのです。
このような連中をうっかり支持して憲法が改悪されるとどうなるのでしょうか?
国民の権利くらい自分達で守れ!ばかものよ!
さて本書の解説で大江志乃夫先生は憲法前文の重要性を指摘されています。
前文を無視して憲法の個々の条文を恣意的に拡大解釈したりなし崩しに解釈改憲することはできないそうです。
憲法前文の三原則は「民主主義」「国際平和主義」「主権在民主義」。
独裁政治から国民を守る大切な三原則です。
ここは国民自身が守っていかなくてはなりません。
「選挙にゆかないことを、ふつう「棄権」といいます。これは、権利をすてるという意味です。国民は棄権してはなりません」
と「あたらしい憲法のはなし」に説明されています。
しかし組織票が強い自民党は投票率が下がる方が都合が良いみたいで、最近の選挙では投票率を下げるための嫌がらせのように、投票所の締め切りを早めることが多いようです。
あえて投票率が下がりそうな日程を投票日にしたりもしています。
今回の衆院選でも豪雪地帯では20時前に締め切る場合もあるようです。
これは国民の参政権を奪うようなものではないですか。
本書の解説で池田理代子さんは書いています。
「この平和憲法を守っていくためには、まず、これを読んでみること。
せめて最小限、前文だけはしみじみと読んで、この憲法のもつ世界的、歴史的な意義をかみしてて欲しいと、憲法とともに生まれ育った私はとくに願うのです。」
また、「あたらしい憲法のはなし」にも書かれています。
「こんなりっぱな権利を與えられましたからには、みなさんは、じぶんでしっかりとこれを守って、失わないようにしてゆかなければなりません。」
最近の若い世代は、政権を批判するのはわがままで悪いことだと思う傾向にあるようです。
こんな態度、「民主主義」とは全く正反対の考え方です。
若者がこう考えるのは、もはや民主主義の敗北です。民主主義を継承することができなかったということです。日本の民主主義はここまで劣化していたのです。
作り笑顔の嘘つき仮病女に騙されてアイドルや芸人の人気投票のノリで投票し自ら民主主義を捨て軍国主義を選ぶとすれば、日本国民のレベルがその程度だったということだったのでしょう。
しかし今回高市が勝利して独裁的権力を得たとしても、そこで終わるわけにはいきません。
憲法改悪国民投票が本当の最後の戦いになるはずです。
うっかり騙されて憲法を改悪されてしまわないために、是非とも皆様には憲法に対する理解を深めて頂きたく思います。
【独占スクープ】高市早苗事務所 統一教会&逮捕社長のパー券購入を隠蔽していた!
《裏帳簿を入手》 #週刊文春
https://bunshun.jp/denshiban/articles/b13230
【衆院選】「ワガママなお姫様」「卑怯」
高市首相ドタキャンに野党が続々疑問 再討論も要求
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202602010000933.html
高市首相の本性見たり…石破内閣の3閣僚が比例下位掲載で「当選」ほぼ絶望の“冷酷イジメ”
https://n.bme.jp/68/314/40475/199394
〝表現弾圧政治家〟高市の首相就任を喜ぶ「表現の自由戦士」オタクの絶望的知性
https://bunkaonline.jp/archives/8248
TM特別報告書
https://tansajp.org/investigativejournal_category/tm/
●ブクログ
https://booklog.jp/item/1/478778708X
https://booklog.jp/item/1/4787713191
●読書メーター
https://bookmeter.com/books/7563177
新泉社 復刻 あたらしい憲法のはなし〔新版〕紹介ページ
https://www.shinsensha.com/books/701/
【編集後記】
来たる衆院選が日本の今後を決める大切な分かれ目だとの危機感から、
あえて自分が書きたいように書いてみました。
どうせこのメルマガも発行部数は1桁だしそのうちの2部は自分自身が取ってるものだし
ブログも1日のアクセスは100ないし、私が何を書いても影響力はないのですが。
それでもできるだけのことはやっておきたいと、自分を納得させるために書いてみました。
【高市早苗 逆応援ソング】逃げてまいりますMV Youtube1万回再生チャレンジ
— まき|『逃げて参ります』MV制作者 (@oyamada_maki) 2026年2月6日
フルバージョンをようやく公開できました。
YouTubeでも公開しています。
リプ欄にリンクがありますので、ぜひそちらでもご視聴ください。… pic.twitter.com/LU9ouizg2P
極右政党躍進前日に三木清の記事を読んでつぶやいた
https://diletanto.hateblo.jp/entry/2025/07/19/090024
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