1939年版の映画『嵐が丘』のDVDとそのコミカライズ版。
映画は103分で、複雑な原作をコンパクトにまとめています。
ヒースクリフはローレンス・オリヴィエという名優が演じています。なかなかハンサムで見栄えがいい方です。
こんないい役者が演じているだけあって、ヒースクリフのキャラ設定は原作の執念深い偏屈性が薄められて被害者的立場にありこうなるのも仕方ないという風に描かれています。
また、原作の「なんでそうなるの!」という不可解な、どうしようもない唐突な経緯を感じさせることなく自然な成り行きで進行していきます。
これは原作を読むよりも分かりやすい。膨大な原作を忠実に分かりやすく映画化した映画のお手本みたいな映画です。
私はこの漫画・世界名作ムービーシリーズは10年ほど前にイオンで開催されていたバーゲンブックセールで4巻セットで購入しました。他の巻は比較的早期に見たのですが、この『嵐が丘』だけは、高校1年の頃に原作を読んで、非常に難解だったという覚えがあるので見るのを尻込みしていたのでした。
しかしそんなに恐れる必要はなかった、案ずるより見るのがやすし、ということなのでした。
コミカライズの方は映画版に準じています。
ラストも映画版に準じています。
原作とは違った結末で、これはこれで印象的で良いと思います。


ロックウッドさんは小作人という設定です

これは強烈なセリフだ

ヒロイン・キャシー(マール・オベロン)の入浴シーン。当時の風呂はこんなんだったんですね。

ちょっと分かりにくいのですが、手に怪我をしたヒースクリフの手を洗うシーン。
当時の水道はひねると水が出るタイプではなく、手押し式井戸が台所に設置されたようなものだったのですね。

ヒースクリフはアメリカに渡って成功したということになっています。

若い頃のキャシーとの会話が伏線回収されています。
●ブクログ https://booklog.jp/item/1/4344950577
●読書メーター https://bookmeter.com/books/1882113
【嵐が丘】大和資雄&十和田操版 古き良き名文
https://diletanto.hateblo.jp/entry/2026/01/12/192845
名作映画の漫画とDVDをセット販売-「島耕作」弘兼憲史さん監修
https://sendai.keizai.biz/headline/153/
コミカライズ版『カサブランカ』
https://diletanto.hateblo.jp/entry/20140113/p1
『駅馬車』
https://diletanto.hateblo.jp/entry/20140203/p1
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