源氏の罠に落ち一敗地に塗れた将門(加藤剛)だが、弟・将頼(高岡健二)率いる援軍と合流。反撃にかかる。
援軍がやって来たことを知った源扶(峰岸徹)は近くの村に引いて待ち伏せる作戦を敢行。
老人や女子どもを逃がし、兵を配置する。
将門は村が静かすぎることに異変を感じ、物見を出す。待ち伏せに気付いた将門は裏をかき、裏口からの奇襲を敢行!
源氏軍は総崩れとなり、撤退!
その間に扶の弟・隆(神太郎)・繁(牧村襄)は次々と討たれていく。
扶の弟達は将門と実戦に及ぶには若過ぎて経験が不足していましたね。
次男・隆は猪武者で兄の立てる計略にことごとく反対し直接対決一辺倒でしたが、女たらしの兄を叱ったり将門に名乗り出て一騎打ちを挑むという骨のあるところを見せてくれました。
扶は計略を好んで色々作戦を立てるのですが、今一歩将門に及ばないところがあります。
それはそうと、村の家がわらぶきというのでしょうか。当時はこんな家に住んでいたのですね。
村を焼くシーンがあるのですが、これではよく燃えるでしょう。
負け戦の知らせに実戦経験のない源護(西村晃)は愕然とする。
そこに平国香(佐野浅夫)の援軍が到着。
源護は貴族化した平清盛の子ども達みたいですね。
一方、平家の者達は戦の経験が豊富ということです。
将門の兵は疲れている、一気にもみつぶしてやろう!と自信満々で扶に話していた国香だったが、将門軍の動きは予想以上に早かった!予想以上に早い到着に機先を削がれる。
両軍が対峙し、大将同士が口上合戦を始める。
当時の合戦はこれが習いだったのでしょうか。
以前、大河ドラマだったか三国志だったか何かで合戦の前の口論で侮辱された老将が憤死するシーンを見た覚えがあるのですが、どの番組だったか思い出せません。
口論は決裂しついに合戦が始まる。坂東平氏同士の合戦だったが士気に勝る将門軍が圧倒し、国香軍は本拠地に退却。
国香の屋敷に突入する将門軍。
国香は背に数本の矢を受け、屋敷に着いて間もなく死んだのだった。
この状況で将門に後ろから斬りつけない侘田真樹(藤巻潤)は立派。
侘田真樹は改めて主君の敵を討つと宣言するが、将門は貞盛(山口崇)にこのことを伝えよと言う。
将門と侘田真樹には妙な腐れ縁があるようです。
京の都では貞盛が貴子(吉永小百合)と毎度同じような日々を送っていた。
そこに弟・繁盛(佐々木剛)が国香討たれるの報を知らせに来る。
今回、将門軍と源氏・国香連合軍との合戦がたっぷり描かれていました。
単に力任せに戦っているだけではなく、軍略や駆け引きといった点も細かく描写されていました。
将門軍の襲来を見た国香が軍の進行方向を変えたり、それを見た将門がまた進行方向を変えたりします。
そういった兵法上の知識の蓄積が当時はあったのですね。
他、合戦の前の口上戦も面白いものでした。
さて、緒戦で勝利した将門軍ですが、源氏・平氏の大部分を敵にしてこのまま勝ち続けることができるのでしょうか。
大河ドラマ『風と雲と虹と』第22回「修羅の旋風」
https://sicambre.at.webry.info/200912/article_16.html
戦国放題 こたつ城
「将門雑記(風と雲と虹と)」4(21~26)
http://kotatu.jp/hyo/sakuhin/masakadozakki/21-26.htm
風と雲と虹と 過去ログ
麒麟がくる 過去ログ
毛利元就 過去ログ
新選組! 過去ログ
平清盛 過去ログ
wikipedia:風と雲と虹と
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ツタヤ
NHK大河ドラマ『平将門』『藤原純友』
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