下野国府に戦の成り行きを説明に行く将門(加藤剛)。
最初はぎこちない雰囲気だったが、やがて友好的な雰囲気になっていく。
「まこと花も実もある武者とは豊田の殿のこと。これよりは坂東の武人の頭領と仰がれることは夢疑いありませんな」
と下野守・大中臣全行(林昭夫)も絶賛。
その頃、瀬戸内海では藤原純友(緒形拳)率いる海賊が制海権を握り、都への物流が滞っていた。
藤原忠平(仲谷昇)は対策の会議を開く。
「一艘ずつ来るからじゃ。まとめて船団を組み、護衛艦もつけておけ」
との名案に部下達も感心。
次の問題は坂東で将門が起こした戦乱のことである。
藤原子高(入川保則)は裁判との名目で両陣営を都に呼びつければと提案。
それにしても、大中臣康継(村上不二夫)はどうなったのでしょうか。
海賊追捕使の使命に失敗後、都に帰って来ているのでしょうか。
源護(西村晃)は、裁判になれば先立つものは金じゃ、援助よろしく頼むと娘婿達に相談。
先の合戦では早々に戦線離脱した貞盛(山口崇)も侘田真樹(藤巻潤)を連れてしれっと参加しています。
マキさんに膳がないのは気の毒。身分制の壁か。
気分が優れず引きこもっている良兼(長門勇)の代わりに詮子(星由里子)が参加。
傷口が化膿して療養中の源扶(峰岸徹)は裁判などに頼らず武力で将門に勝ってやる、と暴れ、マキさんや詮子に退出させられる。
坂東の豪族達の間で将門人気が高まるが、田原藤太(露口茂)は動かない。
都での裁判の結果を待ってから決めても遅くはない、との心境を武蔵(太地喜和子)は言い当てる。
将門が開いた宴には多くの豪族達が押し寄せる。
皆、裁判は将門が勝つと信じている。
特に多治経明(金内吉男)と文屋好立(大宮悌二)は将門に入れ込んでいる。
菅原景行(高橋昌也)は、貞盛が将門と和解したい旨を伝えるが将門は拒む。
良兼や良正を逃がしてやるくらいなら貞盛と和解してもいいのにと思うのですが。
まあ社会的に成功しているとは言い難い私が考えることなど当てにもなりませんが。
ところで、平四郎将平(岡村清太郎)の姿が見えませんが?
その夜、良子(真野響子)は京都で将門が貴子(吉永小百合)と再会するのではないかと泣く。
ここら辺、一夫一婦制の現代の価値観が入っています。
小督(多岐川裕美)は貞盛の坂東の現地妻という扱いに納得していて、都で貞盛が何をしようが気にしていないのではないでしょうか。
それはともかく、都での裁判の裁定はどうなるのか、坂東での将門の立場はどうなるのか、今後の展開が気になります。
雑記帳
大河ドラマ『風と雲と虹と』第29回「脅える都」
https://sicambre.at.webry.info/201002/article_28.html
戦国放題 こたつ城
「将門雑記(風と雲と虹と)」5(27~33)
http://kotatu.jp/hyo/sakuhin/masakadozakki/27-33.htm
風と雲と虹と 過去ログ
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毛利元就 過去ログ
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ツタヤ
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