メルマガを色々なスタンドから発行している体験から綴っていくメールマガジン配信スタンド比較シリーズです。
これについてはHPに目次を作成しました。
情報発信研究会 http://nazede.gozaru.jp/jouhouhassin.htm
今回テーマにするのは、アルファポリスさんです。
http://www.alphapolis.co.jp/
アルファポリスは、はてなキーワード化されています。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%a5%a2%a5%eb%a5%d5%a5%a1%a5%dd%a5%ea%a5%b9
この説明では、出版社という位置づけをされています。
しかし実際は、出版だけにとどまらず、メルマガ配信を始め幅広いツールを有しているので、色々とネット活動に活用することができそうです。
それでは見ていきます。トップページを見ると、色々なコンテンツがごちゃごちゃとあり、わかりにくい気がします。しかも非常に重いサイトです。
私は複数スタンドから発行しているメルマガの、各スタンドごとの読者数に興味があり、色々と調べます。
あるメルマガがアルファポリスからも発行していたため、このアルファポリスを知りました。
しかし当時はインターネットの回線が非常に遅かったため、このアルファポリスの全容は分からずじまいでした。(表示されるまで待ちきれないほどの重さだった)
最近、インターネットの回線を少し早くすることができたので、ようやくアルファポリスについて調べることができるようになったのです。
それでは、アルファポリスのコンテンツについて。
http://www.alphapolis.co.jp/whats.php
に概略があります。それに沿って私なりに説明していきます。
★┓ 市民サイト について ┗┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
市民サイト トップページ
http://www.alphapolis.co.jp/index_citi_site.php
アルファポリスに会員登録(市民登録という)する際、まず最初に登録するのがユーザー名。
アルファポリスでの活動は、このユーザー名で行います。これは後から変更することもできます。
次に、「市民サイト」を1つ登録します。
これは、アルファポリス市民として活動する際のいわば本籍地ともいうべきHPで、1つしか登録できません。
アルファポリスから発行されたバナーを貼ると、クリックによるランキングに参加できます。
なお、私が登録した市民サイトは
http://www.alphapolis.co.jp/each_citizen.php?citi_id=375015976
★┓ Webコンテンツ について ┗┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Webコンテンツ トップページ
http://www.alphapolis.co.jp/index_citi_cont.php
次に、Webコンテンツを登録します。
これは、市民サイトの下部構造となるコンテンツで、複数登録することができます。
「市民サイト」と「Webコンテンツ」の違いについて、FAQ(良くある質問) で説明されていますが、ログインしないと見えないようなので少し引用します。
「市民サイト」はサイト(=ホームページ)の登録です。
お一人様原則一つの登録(トップページURL)となります。
一方、「Webコンテンツ」はサイト上にある複数のコンテンツを個別に登録いただ
けます。
例えばあなたのホームページに小説が3篇、日記が一つ、写真をまとめたコーナー
が一つある場合、それら5つのコンテンツを個別に「Webコンテンツ」に登録(各々のコ
ンテンツがあるURL)いただけます。
市民サイトと同様、ソースを貼り付けるランキングバナーが発行されるので、ランキングに参加して励みにすることができます。
なお、私が登録したWebコンテンツは
http://www.alphapolis.co.jp/citi_cont_various_ci.php?citi_id=375015976
★┓ ドリームブッククラブ について ┗┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
http://www.alphapolis.co.jp/index_dbc.php
これも「Webコンテンツ」のようなものですが、出版を前提としているコンテンツです。
だからエントリー条件が「Webコンテンツ」よりも厳密になってきます。
投票ポイントをたくさんもらえると出版してもらえるようです。
http://www.alphapolis.co.jp/index_book.php (過去に出版された本)
私もいずれ挑戦してみたいものです。
詳しくは、下記公式説明ページへ。
http://www.alphapolis.co.jp/dreambookclub/guide/whats.html
★┓ メールマガジン&掲示板 について ┗┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
アルファポリスメルマガ トップページ
http://www.alphapolis.co.jp/index_maga.php
メールマガジン配信機能もあります。
登録してから承認が下りるまで1週間程度。結構早い。
申請が却下されることがありうるのかどうかは分かりません。
発行が承認されると、毎週月曜に発行される「アルファポリス通信」で紹介されます。
これは、「市民サイト」「Webコンテンツ」「ドリームブッククラブ 」も同じで、新しく登録した時は次に発行される「アルファポリス通信」で紹介されます。
なお、私が登録したメルマガは
http://www.alphapolis.co.jp/maga.php?citi_id=375015976
また、アルファポリスに特長的な機能として、掲示板も作成できるということがあります。
アルファポリスカフェ(掲示板)トップページ
http://www.alphapolis.co.jp/index_bbs.php
アルファポリス内に専用のメールマガジン感想掲示板を立ち上げることが出来ます。メールマガジンのPRや読者との交流などにもご利用ください。またアルファポリス以外のメルマガスタンドの読者にご案内ご利用いただくことも問題ありません。
これは嬉しい機能ですね。
メルマガ発行機能に掲示板が付いてくるというと、昔、melma!にもそんな機能があったことを思い出します。
私は色々なメルマガの掲示板を見て回りましたが、宣伝の書き込みばかりで、あまりうまく活用されていない、という印象を持ちました。そうしているうちに、melma!の掲示板機能がなくなってしまったわけです。
このアルファポリスの掲示板は、書き込みがあれば管理人に通知が来るそうで、活発な掲示板はアルファポリスサイトや「アルファポリス通信」でも紹介があるようで、活用しがいがありそうです。
……以上、現時点で書けるアルファポリスの説明でした。
今後アルファポリスを利用するに当たり、随時訂正していくこともあると思います。
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★┓メルマガ紹介ページについて ┗┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メルマガ紹介ページ見本
“『三四郎』な人生論” http://www.alphapolis.co.jp/maga.php?maga_id=1000410
デザインは綺麗。デフォルトとして、サンプル版が表示される設定になっている。
重いのが難点。
バックナンバーは、全部が保存されるようだ。
バックナンバーの表示に対する不満としては、字が小さいことと、リンクが生きていないこと。
★┓ 新規発行までの流れ ┗┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
“『三四郎』な人生論”の発行に当たっては、月曜の早朝に申請したところ、土曜の早朝に申請が下りた。
アルファポリスの公式誌は毎週月曜に発行されるのだが、その直後の公式誌で新着メルマガとして紹介されるという。
申請から公式誌での新着掲載までわずか1週間。まぐまぐより早い。メルマガ発行スタンド最短ではないか。
申請から公式誌での新着掲載まで1か月もかかる カプライト には見習ってほしいものである。
★┓ 長期間発行しない場合の扱い ┗┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
以前、試験的に『市井のディレッタント』というメルマガを出したことがあった。ブログで書いた記事を紹介するというもの。結局2回出しただけでやめてしまった。
このメルマガをアルファポリスから出していた。
2007年2月1日に発行してから1年以上放置した3月10日に廃刊のお知らせを出すことができたのだから、今のところ1年間程度は発行しなくてもおとがめなしなんだろう。
まぐまぐやヤフーメルマガでは発行が滞るとスタンドから催促され、それでも発行しないと、まぐまぐでは休刊扱いとなり、ヤフーでは廃刊処分されてしまう。
実際、『市井のディレッタント』はヤフーメルマガからも発行していたのであるが、催促されても発行しなかったために廃刊処分になってしまった。
この、長期発行なしの場合の催促や休刊・廃刊処分というのも、メルマガの継続のための動機付けにもなるなどの長所がある。一方で、マイペースで発行したいという発行者もいるだろう。その点、人により色々な感じ方があっていい。
しかし、廃刊処分されてから後悔してもはじまらないので、長期間発行しない場合の扱いについては、知っておくことも大切だろう。
★┓ 発行者にとってのメリット ┗┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
上に紹介したように、アルファポリスはメルマガ発行だけでなく、他にも色々とコンテンツがあるので、それらと組み合わせることで自分の持つサイトを有機的に活用していくことができる。
「市民サイト」「Webコンテンツ」はランキング形式にもなっている。
「ドリームブッククラブ」で、出版にチャレンジしてみることもできる(壁は高いようだが)。
掲示板も活用できる。
サイトや公式メルマガで、【週間部数増】の上位メルマガが紹介されているが、登場するのは毎回同じメルマガである。
ランク入り → 目立つ → 部数増
という好循環に入っているのだろう。ということは、アルファポリスメルマガではごく一部の勝ち組と大部分の負け組の格差が激しいということか?ツールは充実しているのだから、うまく活用して勝ち組になれるよう頑張ろう!?
部数獲得力に関してはまぐまぐの比ではないと思われるが、その他のツールを活用するという点で、選択肢に入れてもいいスタンドでは?
★┓ 読者にとってのメリット・デメリット ┗┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
発行者がドリームブッククラブでの投票を行った時に投票協力することができる。
メルマガの件名は
メールマガジン ID 1000410"
などとなり、各メルマガごとにID番号が付いているので、フォルダでメルマガごとに並べ替えることができる。
最近、まぐまぐからのメルマガの末尾に
「このメールに返信すれば、発行者さんへ感想を送れます」
という文言が入るようになった。
確かに便利な機能とも言えるが、迷惑メールや荒らしメールなどに悪用されることもあるので、人ぞれぞれだろう。
アルファポリスメルマガでは、メルマガを返信しても発行者には届かないようになっている。
あと、いつも書くことであるが、まぐまぐと比べて読者数が少ないスタンドだと思われるので、モラルのない発行者だと、面倒がって断りなく発行をやめることがあるかもしれない。確実に読みたいメルマガだと、発効状況の注意・監視が必要であろう。
ここはもう、発行者のモラルに期待し、読者の方でもリテラシーを向上していくしかないであろう。あえて多数派であるまぐまぐからでなく少数派のスタンドから購読するということは、何らかの意志があるのでしょう、ということで、発行者が扱いに差をつければ声を上げていきましょう。
……ということで、メルマガを発行するにしても読むにしても、まぐまぐ以外の選択肢もあるということは知っておいて損ではない。時と場合によって他のスタンドの活用も考えてみましょう、ということです。
【情報発信】カテゴリでは、メルマガやブログなど、一般の市井の人が情報を発信することについてをつらつら書き綴っています。
過去、こんなことを書いてきました。
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★情報発信研究会 情報発信について考える http://nazede.gozaru.jp/jouhouhassin.htm
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