加速成功―願望を短期間で達成する魔術
少し前、よく売れていた本を今更ながら読んだ。
アマゾンのカスタマーレビューの中から引用。
著者はサラリーマン時代から年収1千万円以上を稼ぐ、エリート・サラリーマンだったことです。
上記の程度の人間的な資質・バイタリティがないと、なかなか誰でも加速成功というわけにはいかないのではないかと思いました。
全くその通りだと思う。
「有能の輪」と「無能の輪」を明確化せよ」
と書く著者・道幸武久さんは特別な資格や技術も持っていず、
「私は営業意外、苦手なことやできないことだらけの人間です」
と書いている。
実際、道幸武久氏は営業職では圧倒的なトップセールスマンとしての実績を持っている。
営業職ほど難しい職業はない、営業職ができれば何でもできるじゃないか……と、
かつて営業職を失格して営業にトラウマ的なコンプレックスを持っている私は思う。
営業能力こそ能力開発の中の最上の能力であり、最も必要で、難しい能力ではないだろうか。
今後は何をするにも営業能力について考慮していくことが肝要。
加速成功のためには営業能力が下地となりそうである。
それでは、本書を読めば加速成功できるかどうか?
そのためにの前提となる営業能力がつくかどうか?
それは読む人の素質や思考・行動にも左右されると思われる。
本書を読むことの利点は、道幸氏の実践的発想法を学ぶことができることだろう。
成功者がどんな風に考えるのか、成功者の発想法を知るのは勉強になると思う。
上に引用させて頂いた方は、また次のようにも書いている。
読みやすい、数々の成功哲学関連書籍の集大成のような内容であるといった印象を受けました
確かに成功哲学の集大成のような内容である。
しかし、単に
「目標を立てろ」
「イメージせよ」
とか、テクニックだけを書いているのではなく
(学生時代に教わった成功6か条も紹介されている。まとめると、「自分の願望実現を信じる力」という。)
筆者が営業などを通じて行った体験談と共に書かれているので納得できる。
営業の第一人者がどんな風に考えて行動しているのか、どんな風に成功に結び付けているのかといったことが分かるので、非常に実践的である。
定期券を無くして徒歩通勤を余儀なくされた著者はこのことをどうプラスに転換させたか。
仕事中にサウナに入ると、先客に売上げトップの人と下位集団の人がいた。売上げトップの人から教わった仕事のコツとは?
「十兎を追って三兎を得る」「勤勉な人より怠け者に仕事をまかせなさい」
などの実践を通じて得た発想。
また、筆者の道幸氏が見聞した他の営業成功事例も幾つか紹介されている。
非常に実践的で、講義を聴くような感じである。
失敗を知らないかの道幸氏ですが、
「ダメな過去は武器である」
「低迷期が長い人ほど成功に近づいている」
とも。
成功への道は徐々には現れず、横ばいが続いた後に一気に結果に現れるそうです。
あと少しのところであきらめるのはもったいない、とも。
道幸氏が一番苦しかったのは、独立してからの7か月間だという。
借金返済が長引き、ようやく返済が完了しそうな時に会社が取り込み詐欺に合う。
奥さんはコンビニで380円の寿司パックを食べたいと思いながら買えなかったそうです。
夜明け前。成功が目前に来ているそのとき、まるで神様が卒業試験を行っているかのように次々と試練がやってきます。
越えられない試練を神様は与えない。私はそう信じています。
真のビジネス力とは「結果を出す力」である
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そのためには、常に目標を意識し、目標達成力をつけること
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ビジネス力を高める3つのスキル
1 営業力(コミュニケーション力)
2 時間管理力
3 短縮発想法(今まで1か月でやってきたことを10日で行なう方法を考える)
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