OLDIES 三丁目のブログ

森羅万象・魑魅魍魎を楽しみ・考える不定期連載ウェブログです。本日ものんびり開店休業中。

第2回配本 大人も子どもも楽しめる『ピーター・パン』

◆◇◆◇◆◇ 少年少女世界の名作文学ブログ・完全収録版 ◇◆◇◆◇◆
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  第2回配本 大人も子どもも楽しめる『ピーター・パン』
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
 なぜ学です。前回『平家物語』では、メルマガでは簡略版を配信し、ブログに完
全版を収録する新編集方針を採用しました。
 その後、これを発展させてタイトルも新たに改名し、再出発することにしました。
 (参照) メルマガ発行、こんな工夫はどうだ
       http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20050126

 前回の『平家物語』を新編集版第1号、今回を第2号とし、以後続いて通し番号
を打っていきます。
 今後も変わらぬご愛読のほど、よろしくお願いします。

『少年少女世界の名作文学ブログ・速読み版』の3つの新編集方式

1)メルマガでは簡略版を配信 ブログには完全版を収録
   (コメント・トラックバックお待ちしております)
2)スタンドごとに配信日をずらして配信。 受信に都合がいい曜日を選べます。
    日曜日……まぐまぐ
    火曜日……E-Magazineまぐびー(申請中)
    水曜日……メルマガ天国
    金曜日……めろんぱん
    土曜日……マガジンライフ
3)毎回テーマを決めてトラックバックコーナーを設け、ブログでの交流を推進する

 さて、前回、『源平盛衰記』や『義経記』を予告したと思うのですが、NHK大
河『義経』は、『新選組!』ほどのテンションを維持できない、ということで、傍観
レポート宣言をしました。
(参照) 『義経』レポートは、傍観レポートとなります
        http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20050205/p3

 ということで、NHK大河『義経』連動企画はおしまいとなります。

 それで今回のテーマとして、丁度映画館で激突中の『アレキサンダー』『ネバー
ランド』にちなみ、『プルターク英雄伝』か『ピーター・パン』を候補に上げました。
 ネット上をサーチした印象では、『ネバーランド』の圧勝のようです。
 それだからというわけでもないのですが、私自身読みたいということもあったの
で、今回は『ピーター・パン』を読んでみました。

 スリムにダイエットしたメルマガ版は、こちらから。
   http://www.emaga.com/bn/bn.cgi?meisaku
 ◆◇◆  ◇◆◇ 書誌的事項 ◇◆◇  ◆◇◆
 少年少女世界の名作文学(名作文学50巻版)9 イギリス編7(1967年)
   『ピーター=パン』 ジェームズ・マシュー・バリ 原作
                  田島準子 訳・文
                  竹山のぼる 絵

 少年少女世界の名作(名作55巻版)10 イギリス編8
   『ピーター=パン』 ジェームズ・マシュー・バリ 原作
       (図書館になかったため、詳細は不明です)

 少年少女世界の文学(世界の文学30巻版)6 イギリス編5
   『ピーター=パン』 ジェームズ・マシュー・バリ 原作
                  田島準子 訳・文
                  竹山のぼる 絵
 ◆◇◆  ◇◆◇  ◆◇◆  ◇◆◇  ◆◇◆  ◇◆◇



『ピーター・パン』は、ディズニーの映画で有名のようです(私は見たことないの
ですが)。
 1991年には、ライバルの海賊船長をタイトルにした『フック』として映画化されました。フック コレクターズ・エディション [DVD]
フック コレクターズ・エディション [DVD]

 また、つい最近の2003年にも『ピーターパン』として映画化されています。ピーターパン コレクターズ・エディション [DVD]
 ピーターパン コレクターズ・エディション [DVD]
 この時、それと連動してこのメルマガでも取り上げようと思っていたのですが、
多忙のためメルマガを書く余裕がなく終わりました。

 今回公開されている『ネバーランド』は、ネット上をサーチしたところ、『ピー
ター・パン』そのものの映画化ではなく、作者のジェームズ・マシュー・バリが
ピーター・パンのモデルとなる少年と会い、彼を主人公とした物語を創作していく
過程を描いたもののようです。
 こういったアプローチも面白いと思います。
  (公式サイト) http://www.neverland-movie.jp/
 映画「ネバーランド」オリジナル・サウンドトラック
 ネバーランド [DVD] (DVDも発売予定)

 今回読んだ本の解説を参照すると、バリはまず、1902年に『白い小鳥』という小
説を書き、2年後にこれを劇化した『ピーター・パン』を上映、1906年に『ケンジ
ントン公園のピーター=パン』を出版。
ケンジントン公園の〜』は、劇化されたものをさらに小説化したものか、それと
も続編なのか、その辺は分かりません。

 そして、映画などで一般的に知られているウェンディーが出てくる版は1911年に
書かれた『ピーター・パンとウェンディー』です。
 日本でも一般的に知られているのは、こちらではないでしょうか。私が読んだの
も、こちらの版です。
 日本で一般的に出版されているのも、こちらだと思われます。

 ただ、新潮文庫版の『ピーター・パン』は、アマゾンの読者レビューを読んだ限
りは、ウェンディーが出て来ない版のようです。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4102104011/nazegaku-22/ref=nosim

『ピーター・パン』は有名な作品ですが、恥ずかしながら私は映画も観たことなく、
原作を読んだ記憶もありません。
 小さい頃、何らかの抄訳で読んだことはあるのでしょうが、ほとんど忘れていた
ため、今回読んだのがほぼ初めてのようなものです。
 読む前のイメージとしては、子ども向けのわくわくドキドキの冒険ファンタジー
小説、というイメージがありました。

 確かに、わくわく・ドキドキがあります。冒険があります。
 空を飛びます。インディアンや人魚達との交流があります。
 海賊達と戦います。

 しかし、単なるわくわく・ドキドキの冒険ファンタジーに留まらない、大人が読
んでも新たな発見がある作品です。

『ピーター・パン』がどのような性格を持った作品であるか、作者がどういう意図
で描いた作品であるか。
 フリー百科事典『ウィキペディア (Wikipedia) 』  http://ja.wikipedia.org/
 
の「ピーター・パン」の項目の解説が秀逸で分かりやすいので、一読をおすすめし
ます。

 また、アマゾンのカスタマーレビューを色々読んでいると、この作品は大人のた
めにも描かれている、ということが分かってきます。

 ウィキペディアで記述されているフック船長の記述、味わい深いですね。
 そういえばフック船長のファーストネームはジェームズ。作者バリと同じです。

 原作が持つニュアンスを翻訳でどこまで伝えているか。原作と翻訳を読み比べる
のも面白そうです。
ピーター・パンとウェンディ (福音館文庫 古典童話) 子どもの読書運動に功績ある石井桃子の訳
ピーターパン (角川文庫) 2004年の映画化に際して改訂新版を出した角川文庫版
ピーター・パン (岩波少年文庫) 岩波少年文庫
ピーターパンの冒険 (竹書房文庫―世界名作劇場) 世界名作劇場版では巨大ロボットも登場、SFアニメとも言われている

 今回私が読み比べたのは、名作文学(50巻版)と世界の文学(30巻版)です。
 共に、田島準子さんの訳・文で、一部に少々の訂正はありますが、同じものと見
ていいと思います。
 挿絵は、同じ方が描かれています。白黒の前者に対して後者はカラー版。新しく
描き直しておられます。
 名作(55巻版)にも収録されているはずですが、これは図書館にはなかったため、
詳細は不明です。

 この作品は、大人も子どもも楽しめる作品だと思います。

 わくわく・ドキドキがあります。冒険があります。
 空を飛びます。インディアンや人魚達との交流があります。
 海賊達と戦います。
 空想の世界で冒険する楽しみを味わうために、子ども時代にはぜひとも読んでお
きたい作品です。

 しかし、大人になって改めて読んでみると、この作品の新たな一面を発見するこ
とができるでしょう。

 ピーター・パンとは、子ども達なら誰でも知っている少年のことです。
 子ども達はよく、ピーター・パンの噂話をしますが、大人になると忘れてしまう
のです。

 この設定だけでもう、何か物悲しいのですが、そもそもピーター・パンの生い立
ちが悲しいのであります。

 ピーターは幼い頃、大人になるのがいやだと思って窓から飛んで逃げ出し、その
まま人間の子どもでも小鳥でもない存在として年を取らず、楽しく遊んで暮らして
います。
 そしてある時思い立って家に帰ってみると、窓は閉められ、お母さんは別の赤ん
坊と一緒に眠っていることにショックを受け、母親に対する複雑な思いを持ち続け
ているのです。

「人間の子どもは、もと、みんな小鳥でしたので、飛ぶことができるのです」

「生まれたばかりのあかんぼうは、みな、空を飛べるのです。でも、じきに、じぶ
んが小鳥だったことを忘れてしまうので、自然に飛べなくなってしまうのです」

 子どもの自由さ、可能性についての記述。
 子ども時代にこんな文章を読んでも、あまり感慨深いものは感じないのですが、
いざ大人になってからこういった文章を読むと、ぐっとくるものがあります。

 妖精についての記述。

「まあ、あなたは妖精を知っているの。すてきねえ」
「妖精なんて、ちっとも珍しくないよ。生まれたばかりのあかんぼうが、初めて笑
うと、その笑い声がこなごなにくだけて、そのひとつひとつが、妖精になるんだよ。
子どもには、男の子でも女の子でも、みんなひとつずつ、妖精がついているんだよ」
「でも、あたしにはついていないわ」
「それは、子どもたちが、妖精のことを信じなくなるからだよ。『この世のなかに、
妖精なんかいるものか。』というたんびに、その子についていた妖精が、死んでし
まうんだよ」

 なかなか味わい深い記述です。

 少々俗っぽい視点ですが、これはいわゆる成功哲学という観点から見ても興味深
い記述です。
 誰にでも、成功の可能性があるのです。ところが、「私にはできない」というマ
イナス思考に陥るたびに、その可能性を摘み取っているのだと……。
   
 ピーターと一緒にいる妖精ティンカー・ベルも、結構有名な存在です。
 原作で実際に読んでみると、なかなか嫉妬深くて意地悪な性格をしています。
 ウェンディーは一度は彼女の悪だくみで死にかけたくらいですから。
   
 もう一人、いや一匹、印象深いキャラクターがあります。子守り犬のナナです。
 ウェンディー、ジョン、マイケルの3人の子どもを立派にお守りしています。
 ところがお父さんのダアリングさんはナナが嫌いで、いつも辛く当たっています。
 ダアリングさんの辛い仕打ちに健気に耐えて立派に子守りをするナナ。
 特に、ウェンディー達3人がピーターと共に旅立つ夜の出来事が悲しいですね。

 そして3人は、ナナの急報に駆けつけた両親が部屋に駆け込む前に、ピーターと
一緒に飛び立つのです。
 この飛び立ちのシーン、印象的です。自由な世界へ!
   
 そして3人は、ピーターの住んでいるネバーランド(田島訳では“夢の島”となっ
ている)で暮らし始めます。
 この島には、6つの種族が住んでいます。
 妖精、人魚、猛獣、インディアン、海賊、そしてピーターの子分である6人の男
の子達。
 ウェンディー達は、妖精や人魚やインディアン達と交流したり、海賊達と敵対し
たりして暮らしています。

 幸せな生活の場である夢の島に海賊という敵役が登場するのは不思議です。
 生活にスリルを与える刺激的な存在としての敵役なのでしょうか。
 海賊達の描かれ方は、どことなく間が抜けていて滑稽ですらあります。
 フック船長などは、時計を飲み込んだワニに追いかけられています。

 だからまあ、子ども達と海賊は同じ島に住んで敵対していながら、連日連夜血で
血を洗う抗争をしているわけではありません。
 ところが、最後の決戦では海賊達は皆殺しにされてしまうわけです。

「ホンマに殺してしまうんかい」

 ちょっと驚きました。
   
 そしてウェンディー達は家に帰ってきます。6人の子ども達もダアリング家の養
子として迎えられました。
 しかし、ピーターだけは帰っていきます。

「いやです。ぼくは、いつまでも子どもでいたいんです」

 養子になった6人は、学校へ行くようになって1週間もたたないうちに思うので
す。

「しまった。ピーターと夢の島にいたらよかった」

 ピーターとウェンディーは、毎年春に会うことを約束します。
 しかし、数回来た後、ピーターが来ることはありませんでした。

 月日は流れ、ウェンディーにはジェインという女の子が生まれます。
 ある晩、ウェンディーの前に昔のままのピーターがひょっこり現れます。

「ピーター、わたしはもうおとなになって、飛ぶことも忘れてしまったのよ」

「わたしは年をとったのよ。結婚して、子どもまであるのよ。そこに寝ているのが、
わたしの子どもよ」

 ピーターは泣き出します。
 しかし今度はウェンディーの子・ジェインがピーターと友達になり……物語は、世代を超えて繰り返
されるのであります。

 この物語の色々な場面で、特に最後の場面で、子ども時代に対する独特の感情が
伺われます。
 また一方で、永遠に大人になれないピーター・パンに対する哀れさというものも
感じます。
   
「ピーターパン・シンドローム」という概念があります。

ピーター・パンシンドローム―なぜ、彼らは大人になれないのか (ノン・ポシェット)
内容(「BOOK」データベースより)
 ピーター・パンは、永遠の少年である。大人社会への仲間入りを断わり、夢の国
「ないない島」で暮らす。
 そこで現実を忘れ悪戯に明け暮れるうちに、どんどん年を取っていくが、彼は大
人になりたくない。

 一時期、よく言われていた概念です。
 言葉として、或いは概念としては知っていました。
 しかし改めてこの概念のもととなった原作を読んでみて、この概念の哀しさ・悲
しさが切実に感じられます。もしかすれば、私自身もそれに当てはまっているのかもしれません。

 夢を持つこと、子どものような自由な精神を持ち続けることは大切です。
 しかし一方で、社会で生きていくことも必要なわけです。

 この辺の折り合いをどうつけていくか考えていくことが、夢見る者・子どものような
自由な精神を忘れない者の宿命といえるでしょう。
 
  ロスト・ボーイズ―J.M.バリとピーター・パン誕生の物語
 
  ピーター・パン写真集―ネバーランドの少年たち
   
 なお、当項はブログとなっています。コメント・トラックバック歓迎します。

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          トラックバックお待ちしております。
   
   ◇◇◇なぜ学 読書調査◇◇◇
  日本人の読書体験を徹底調査!!……とは大袈裟な。

  映画やミュージカルなどでも有名な今回の作品。
  この作品の読書体験を問う!

問い)ジェームズ・バリの『ピーター・パン』を読んだことがありますか。

 完訳版で読んだことある     (0票) 0%
 縮訳・抄訳で読んだことある   (8票) 19%
 絵本で読んだことある      (22票) 51%
 ない              (13票) 30%
 その他              (0票) 0%

開始:2005年02月20日/締切:2005年02月28日18時
投票数:43票/コメント数:1件
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【コメント】
お名前:なぜ学/メールアドレス:
コメント:
 映画『ネバーランド』にちなんで、メルマガ最新号でテーマにしました。
 映画やミュージカルで、また、世界名作劇場でもアニメ化されましたが、私にとっては今回読んだ少年少女向け翻訳が初めてです。
 大人にとってもなかなか味わい深い名作でした。●
 
【考察】
 かなり有名な作品であるにもかかわらず、投票数が少なめで終わりました。
 この辺が限界か?
 いや、まだまだ。

  
(相互紹介)睡眠開発計画
   睡眠を、
    心身の健康・願望達成や創造力開発・潜在能力開発
  に活用する方法 を模索。
     http://sfclub.web.infoseek.co.jp/sleepdeveloper.htm

【相互紹介】SF KidなWeblog
    ……SF、睡眠開発計画、超常現象……。
      SF Kid的ウェブログ
         http://blog.livedoor.jp/sfclub/
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
【編集後記】
 メルマガが新編集方針によってリニューアルしました。
 ご意見ご感想お寄せ下さい。
 今月号からトラックバックコーナーも新設しました。
 トラックバックもどんどんお寄せ下さい。
 一つ気がかりなのは、メルマガ配信スタンドのまぐびーさんでの配信が受理されないことです。
 私は以前からまぐびー http://magbee.ad-j.com/mlm/index.php
のデザインが好きでした。
 今回、配信スタンド増加の方針のため、かねてよりお気に入りだったまぐびーさんからも配信させて頂くことにしたのです。
 まぐびーさんからの配信の利点は、1)デザインが気に入っていた という以外にも、バックナンバー表示の方法が優れているからです。
2)バックナンバーが件名(タイトル)入りで表示される
3)バックナンバー各号がフレームではなく、独立したアドレスが付与される
4)バックナンバー各号が目次一覧から新しい画面で生成される。
   
 ブログの完全版とメルマガの速読版に違いが出る新編集方針では、比較のためにメルマガ版のバックナンバーコーナーも充実させておきたいところです。
 そのため、何とかまぐびーでの発行申請に合格しておきたかったのです。
 ところが、何度申請しても梨のつぶてです。
 1月28日、2月3日、7日、15日と、4回申請しても一向に受理されません。
 申請直後にリターンメールは帰ってきて、そのメールやHP画面には
  
「結果につきましてはあらためてご連絡いたします」
   
と書かれているのですが、合格とも不合格とも何にも言ってきません。
 何度もメールで問い合わせているのですが、それにも返信が帰ってきません。
 一体申請のメールや問い合わせのメールが届いているのかいないのかも分からない状態です。
 思い入れのあったスタンドなのに、完全な片思いではないか。
 しかしここで取り乱せば台無しになります。
 今後もねばり強く新規発行手続きを続けていくつもりです。
 来月発行する頃には、まぐびーからも発行できればいいのですが。
    
 それでは、今後もよろしくお願い申し上げます。
   
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