♪【6月2日 世界の快適音楽セレクション】♪
本日のテーマは“天晴れな音楽”。
ロカビリー剣法/美空ひばり
作詞・作曲:米山正夫(1958)
女性剣士が対戦相手に名乗りを上げているような設定の曲。歌の合い間に美空ひばりの「そーれゆくぞ!」「面だ!胴だ!小手だ!突きだ!」という掛け声が入る。
机龍之介音無しの構え
柳生但馬は真陰流よ
北辰一刀流千葉周作よ
これが佐々木小次郎の燕返しの極意だよ
鞍馬天狗は疾風迅雷
丹下左膳は一杯機嫌
国定忠治は笑って斬るよ
というフレーズが入るのも楽しい。昔のアニメソングのような曲だと思っていたら、やはり東映映画『花笠若衆』の主題歌ということだった。
- 出版社/メーカー: 東映ビデオ
- 発売日: 2004/12/10
- メディア: DVD
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (14件) を見る
register movement 003ロカビリー剣法
http://www.pointex.biz/~eiji/blog/mt/archives/2004/04/09212952.html
secret voice なによこれ、演歌編。
http://zow.cocolog-nifty.com/secretvoice/2007/05/post_4880.html
モリカラス 恥ずかしすぎて日記 ロカビリー剣法/美空ひばり(1958年)
http://morikaras.at.webry.info/200511/article_2.html
諸君征三郎捕物帖 レアなシングル盤 4 SPレコード編
http://homepage3.nifty.com/shockunsay36/single4.htm
宇宙旅行の渡り鳥/小林旭
作詞:水島哲 作曲:叶弦大 編曲:重松岩雄(1964)
♪ちっちゃな地球に 住みあきて 宇宙旅行の渡り鳥〜♪
……と始まる。
“バーババ バーババ ビュウ〜”
“ツートト ツートト トツートツートト”
というフレーズが繰り返されていて、意味不明ながら心地よい、と思っていたら、後でゴンチチさんが
「地球と交信している感じの体」
と解説しておられた。
なるほど、今ではなかなか思いつかないことであり、時代を感じさせる。
歌詞も、宇宙的なスケールである。
小さな悩み事など「みんなバァーイバイ」とあっけらかんである。
鬱な気分になった時に聴くと気が楽になるという、音楽療法の曲である。
【宇宙旅行療法】
ちっちゃな地球に住み飽きて宇宙に旅に出たイメージ。地上での些細な出来事など「みんなバァーイバイ」とイメージする。BGMはもちろん「宇宙旅行の渡り鳥」。
『ギター抱えたひとり旅』(1964年)という映画の挿入歌のようである。実際に宇宙に行く映画は作られなかったようだ。しかし当時本当に宇宙に行く映画を作っていたとしたら、今頃はマニアックな人気が出て注目されていたかもしれない。
謎宮会 超お待たせ(?)しました。ミステリよしなしごと(第2回)
http://tokyo.cool.ne.jp/meikyu/art99/nit9912.html
帰ってきた渡り鳥 http://www.8107.net/akira/
- アーティスト: 小林旭
- 出版社/メーカー: 日本クラウン
- 発売日: 2002/02/21
- メディア: CD
- クリック: 8回
- この商品を含むブログ (29件) を見る
♪【6月4日 ミュージック・プラザ ポップス】♪
http://www.nhk.or.jp/mp2/pc/01mon/index.html
Today's Special は【 第2回 名前の昭和歌謡 特集 】。
06. 上海帰りのリル / 津村謙
作詞:東条寿三郎 作曲:渡久地政信 編曲:宮川 泰(1951年)
名前の昭和歌謡というと、私が聴きたかったのはこの曲。もし流れなかったら、「放送されなかったけど聴きたかった曲」ということで書くつもりだった。
この曲、レトロでお洒落な大人の雰囲気にしびれます。この雰囲気に浸って何十回も繰り返し聴いていたい。
実際、以前はよくこの曲だけをリピートにして聴いていました。
私が大学を出てから初めて就職した会社で、ある方がカラオケで歌っていたので知った曲。その方もそんなに年はとっておらず、丁度今の私くらいの年齢だったはずで、リアルタイムでは知っていなかったはずです。
もともと『上海リル』という歌があり、それにちなんで作られた曲のよう。何とザ・ピーナッツが歌ったバージョン(1969年)もあるとか。
『上海リル』W・ワーレン作曲・服部龍太郎訳詞
唄:歌川幸子(昭和9年) ディック・ミネ(昭和10年)
古書上々堂 古本屋の掃苔帖 第百十五回 津村謙
http://shanshando.exblog.jp/3134844/
インファント・ランド ザ・ピーナッツ・レコード随想 上海帰りのリル
http://homepage.mac.com/infant/home/226.html
ウィキペディアには
「上海帰りのリル」の大ヒットに便乗して、他社からもリルと銘打った楽曲がいくつか発売されたが、「上海帰りのリル」を超えるリルソングは生まれなかった。
とある。
「上海帰りのリル」津村謙に対して「私がリルよ」三条美紀 「霧の港のリル」久慈あさみ 「私は銀座リル」三条町子
「誰かリルを知らないか」と問いかけていますので、アンサーソングも作り易かったのかな....
懐かしの流行歌 懐メロよもやま話 アンサーソング より
また、オリジナルメンバーによる正真正銘の続編『リルを探してくれないか』(1952年)もある。
また、映画にもなったようで、
『上海帰りのリル』
『風の噂のリル』
を見つけることができました。
- 出版社/メーカー: テック・コミュニケーションズ
- 発売日: 2003/07/25
- メディア: DVD
- この商品を含むブログ (1件) を見る
津村謙 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B4%A5%E6%9D%91%E8%AC%99
★老若男女 懐メロ倶楽部 目次
→ http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20070529
↑人気blogランキングにご協力お願いします。m(_ _)m
←参加しています。ポイント投票お願いします。
メルマガの総合学芸誌『市井のディレッタント』