中山千夏「宇宙にとびこめ」による“宇宙療法”

「世界の快適音楽セレクション」（NHK-FM 2008年11月1日放送）の「音楽ソムリエ」コーナーですごいインパクトのある曲が紹介されていた。
　よく人におもねってしまうという方からの相談で、おもねらなくなる曲がないかというリクエストに対して処方されたのがこの曲。
　
　宇宙にとびこめ
　　中山千夏　歌
　　中山千夏　作詞
　　中村八大　作編曲
　　　1971年8月
　

　　
　非常に豪快で大胆でスケールが大きい。
　昔ヤクザ映画が流行った時、映画館を出る人の多くが肩をいからして歩いていた、というようなことを聞くが、それに近いものがある。いやもっと健康的だ。
　
　以前小林旭の「宇宙旅行の渡り鳥」に関して“宇宙旅行療法”なるものを提唱してみたが、それに続く第２弾の曲である。
　杞憂に過ぎない小さなことに悩んでいるくらいなら、こういったスケールの大きい曲を聴いて宇宙旅行したり宇宙に飛び出したりするイメージトレーニングをすれば元気が出てくるのではないか。誇大妄想ぎみになるのは困るが。
　

　
■[老若男女懐メロ]剣法に宇宙旅行療法にリル　老若男女　懐メロ倶楽部　vol.６
　　http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20070605/p1
　　
　YouTubeのコメントによると「宇宙にとびこめ」はTVドラマの主題歌だったようである。SFコメディーだったのか！？あまりドラマの内容とは関係ないようだが。検索したが、詳細は分からなかった。
　少し前ジャケットが話題になって朝○新聞の文化欄でも紹介されていたような気がするオムニバスCDにこの曲も収録されているようである。これはすごい。こんなすごいオムニバスに収録されるなんて、忘れられていた名曲がメジャーに昇格したようなものではないか。　
　