ノアの選手が出身地別に東西に分かれて試合をする東西興行戦が２週に渡って放映された。
１週目は、三沢光晴や丸藤正道 ら東日本出身選手によるオールイースタン興行。
クワッド・モード・バウト４wayマッチやトリプル・モード・バウト3wayマッチでは、昔わくわくしながら見た『世界のプロレス』のテイストを思い出した。
２週目の西軍興行は、小橋軍と秋山軍の６対６勝ち抜き戦。
メインの大将戦は、お祭り興行とは思えない白熱した戦いで、小橋リングアウト負けの結末が勿体無いくらいだった。
その後の罰ゲーム余興も面白い。
ゲストの高山善廣が、相反するようだが一番激しく面白いリング、というような意味のことを言っていた。
しっかりとした基礎に裏打ちされたレベルの高い激しいプロレスをした上で、この日のようなお祭りもある。プロレスの一つの理想がここにある。
ノアは以前も、ハロウィン興行として、全員マスクを覆って試合したことがあった。
しっかりとプロレスでもって楽しませてくれる。
これに比べ、新日本がプロレスをせずに茶番をしている現状を見ると、がっかりしてしまう。
以前、「（他団体は格闘技路線に走っているので）プロレスを独占しています」
という全日本プロレスのキャッチフレーズがあった。
現在、他の団体は知らないが、地上波ＴＶで見られるノアと新日を比べてみると、ノアが「プロレスを独占」している。
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