淋しい狩人 (新潮文庫)
個人経営の小さな古本屋を営むおじいさんと孫の二人が巻き込まれる事件。
そんなに簡単に事件に巻き込まれて解決できるとは、小説とは事実より奇なりです。
戦争中の悲惨な思い出が巻き起こす
『詫びない年月』
が一番ズシっときました。
極限状態になると自分が生き残るために何をやるか分からない。加害者になるのも被害者になるのも紙一重という。
『うそつき喇叭』に登場する絵本がものすごい内容でした。
この絵本、宮部さんが創作した架空の絵本なんでしょうか。
今の世に必要な絵本だと思うので、本当に制作して頂きたいですね。
少年が万引きしたこの本の内容がこの少年の境遇を暗示していた……ということですが、少年はなぜこんな古い難しい絵本を知っていたのか、そしてなぜ偶然この本が田辺書店にあったのか?小説とは事実より奇なりです。
このシリーズは本書だけなのでしょうか。続編は描かれなかったのでしょうか。
もう20年も前の作品なんですね。今描くとすれば、稔はもう中年・熟年のはずだし、イワさんは……?
大森望さんの解説によると、田辺書店のモデルとなった古本屋さんは実在するようです。
検索してみると、映画パンフ専門と書かれているのですが、古本の販売はやめられたのでしょうか。東京の事情はよく分かりません。
昼耕夜読−Jack’s Diary−
東東京の古書店めぐり
https://blog.goo.ne.jp/micron12/e/b99df2fe1b69280d2890c2c8a129bc13
たなべ書店本店(タナベショテン)
https://www.kosho.or.jp/abouts/?id=12071020
http://www.tanabeshoten.net/
ポンコツ山のタヌキの便り
宮部みゆきの『淋しい狩人』に出て来る「うそつき喇叭」について
https://plaza.rakuten.co.jp/yamamomo02/diary/200612110000/
ちいちゃな木の実
うそつき喇叭
http://12584.diarynote.jp/200709112102360000/
wikipedia:寂しい狩人
ブクログ
https://booklog.jp/item/1/4101369178
https://booklog.jp/item/1/4103750073
https://booklog.jp/item/1/4103750022
本が好き!
http://www.honzuki.jp/book/13640/
読書メーター
https://bookmeter.com/books/574184
https://bookmeter.com/books/533627
https://bookmeter.com/books/564558
■[日々の冒険]小暮写真館 言葉と人間関係
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20180302/p1
■[日々の冒険]都立三雲高校心霊写真調査同好会・小暮写真館(上)
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20180224/p1
■[日々の冒険]特撮怪獣スぺクタルドラマ 荒神 宮部みゆき
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20140430/p1
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