小宮龍介は国策のためカリマタ島の開発をしていたが後からやって来たアメリカ軍の陰謀のため行方不明となった!
龍介捜査のため日本の健全な青少年トリオが空も飛べるし潜水艦にもなる最新鋭の戦闘機(潜水飛行艦)を開発しカリマタ島に向かう!
それを阻止せんとするローソン率いるアメリカ軍人の赤樽隊!
とうとう空中戦が始まっちゃったぞ!!
昭和16年に少年倶楽部に連載された少年小説。
日本の民間人の青少年がアメリカの軍人達と本気で戦闘行為をしちゃいます。
(そもそもアメリカのれっきとした軍人が日本の民間人の青少年達の調査旅行を妨害するとは横暴ではないでしょうか)
子ども向け作品だから、多少大法螺を吹いているところがご愛敬。
軍国主義ヒステリーの不幸な風潮なのですが、日本の国力が伸長して存在感を増していたという勢いのある時代でもあったのです。そういう特殊な当時の雰囲気が感じられる作品。
当時の少年達は本作品を読んで、将来はアメリカ軍と戦うぞと思ったのでしょうか?やっぱりこれは不幸な時代です。
(ところで、カリマタ島とはカリマンタン島(ボルネオ島)のことですか?地理は苦手なのでよく分かりません)
小宮龍介は秘密の手紙を海に流し、それが息子の玉造に届いたということになっています。
住所のない手紙に住所を書き込んで玉造の元に届けた人物は誰か!?
「いったい、誰が、玉ちゃんの住所を知っていて書きこんだのであろうか。
このふしぎは、あとでわかることであるが、とにかく(後略)」
と書かれていますが、この不思議の謎は明かされませんでした。
十三先生、伏線の回収を忘れちゃったんでしょうか?
●ブクログ
https://booklog.jp/item/1/B0CHW39H9P
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不壊の槍は折られましたが、何か?
怪鳥艇/海野十三
https://speeressplitter.hatenablog.com/entry/20061104/p2
社長の椅子
怪鳥艇のオリジナルは 海野十三
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