廃病院を舞台に現代美術 - OLDIES 三丁目のブログ

旧藤田外科アートプロジェクト　公式サイト
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　行ってきました。
　商店街の端にある小さな廃病院。
　当然ですが、玄関や受け付けのたたずまいがレトロです。

　

　
　１階は待合室・診療室・レントゲン室・手術室・薬品室。

　

　

　　
　階段を上がると病室。
　
　

　
　　　　　
　

　
　新緑の時期、晴れた日で、窓から入る風が心地よい。
　しばし、往時の様子の想像に浸る。

　

　

　　
　床は木の板で、うぐいすばりのように、歩くと音が出ます。
　病室に居た患者さんは、回診や夜の見回りの時を始め、足音で誰が通るか分かったのでしょうね。

　

　

　　
　いい具合の中庭も。つるべ式の井戸も。
　入院中の患者さんは朝のラジオ体操や昼の散歩が日課だったのでしょうか。
　　
　

　　
　
　中庭から見える１階の和室。
　ここは入れないので外から見るだけ。
　中も見たかったのう。
　ついでに、押し入れに入りたかったのう。

　

　　　
　　　　　↑https://twitter.com/konnayume0308/statuses/434705542733242368　より
　　
　トイレは１階と２階に男女共用で１つづつ。
　トイレも現代芸術で飾られていました。
　和式個室は各階１つづつ。
　個室が少なくないか？
　女性患者や看護師さんはトイレに入りにくかったんじゃないかな、と、腹が弱いためトイレが気になって外出が億劫になる私は想像します。

　長い間廃院となっていたそうですが、非常にきれいに掃除されていて、（トイレ以外は）今からでも使えるんじゃ、と思われるほど復元されていました。
（和室も見たかった）
　関係者の皆さん、準備お疲れ様でした。
　　
　全国には使われなくなって久しい施設や住居は沢山あるはずです。
　そういったところを掃除して展覧会やワークショップなどするのは、いい試みではないでしょうか。
　商店街の空き店舗なんかも会場としていいのではないでしょうか。
　こういった試み、広がってほしいですね。
　
　四谷シモン人形館も行くつもりだったけど、日曜は閉館なのね。
　事前によく調べておくべきだった。
　遠出は計画的に。

　wikipedia:四谷シモン